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サロン経営|「美容業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」をわかりやすく解説!

開店ポータル編集部
2020/07/28
 理美容室やネイルサロンといった業界は、お客さまの髪やからだに触れる仕事。新型コロナの感染拡大が心配される今、安心して施術を受けてもらうために、適切な感染防止対策をおこなわなければなりません。

 感染拡大の防止と経済活動を両立するためには、サービスの各場面における感染防止対策を考え、実践する必要があります。今回は、その指針となる「美容業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」について、わかりやすく解説します。

【サロン経営】「美容業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」とは?


 「美容業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」は、政府の基本的対処方針や、専門家会議の分析・提言を踏まえ、全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連)が作成したもの。
 美容サロンの実態に応じて、感染防止対策を取り入れるときの参考となる文書です。

 同ガイドラインでは、

①密閉空間(換気が悪く密閉している)
②密集場所(多くの人が密集している)
③密接場面(互いに手を伸ばすと届く距離での会話や発声がおこなわれる)


 といった3つの「密」の回避をはじめ、自身の感染を防ぎ、ほかのスタッフやお客さまに感染させないようにするための対策が示されています。

【サロン経営】ガイドラインにおける具体的対策

 美容業におけるガイドラインでは、各店舗でなされるべき具体的な取り組みについて、「リスク評価」「施設内の各所における対応策」「スタッフの感染予防のための管理」の3つを挙げています。

①リスク評価
②施設内の各所における対応策
③スタッフの感染予防のための管理


 以下で一つずつみていきましょう。

【サロン経営】①リスク評価について

①接触感染のリスク評価

 複数のスタッフが共有する器具や、ドアノブなどのお客さまが触れる箇所への接触頻度を評価する。なかでも、触る頻度の高い箇所(ドアノブ、電気のスイッチ、電話、レジ、受付テーブル、椅子、ドライヤーなどの備品、シャンプーやスタイリング剤のボトル、シャワーヘッド、蛇口など)は特に注意する。

②飛沫感染のリスク評価

 お店の換気の状況をみながら、人と人との距離がどの程度保てるか、店内での会話やお客さまに直接触れる作業がどこにあるかなどを評価する。

【サロン経営】②施設内の各所における対応策について

 具体的な対策方法については、「留意すべき基本原則と各エリア・場面での共通事項」として次のことが示されています。

・施術に影響が出ない範囲で、できるだけ2m(最低1m)を目安にお客さまとの距離を確保する
・密にならないよう、一度に受け入れるお客さまの人数を調整し、椅子の間隔に配慮するまた、発熱などの症状があるお客さまの来店を制限する
・入口や店内にアルコール消毒液を置く、または石鹸と流水による手洗いを励行する
・ほかのスタッフやお客さまに配慮し、マスクを着用する
・2つの窓を同時に開けるなど、店内の換気に気をつける
・タオルやケープの交換、皮膚に触れる器具や店内の消毒をその都度おこなう
・共用する物品は必要最小限にとどめる
・スタッフやお客さまが共用する物品や触れる頻度の高い箇所は、随時ふき取り消毒をする

▼症状のあるお客さまの来店制限など

〇来店時に、次の項目に該当していないかチェックするために問診をおこない、お店での対応などを説明し、状況によっては来店または入店をご遠慮いただく

・発熱や、軽度であっても咳やのどの痛みといった症状がある人
・新型コロナ陽性者との濃厚接触がある人、
・過去14日以内に、入国制限や入国後の観察期間を必要とされている国・地域へ渡航した人、または当該地域の在住者との濃厚接触がある人

〇店内が過密状態にならないよう、予約時間を調整する

〇施術に影響しない範囲で、お客さまにもマスクの着用をうながす(耳掛け紐にラップを巻いて水濡れを防ぐなど、不快感の軽減に配慮する)

〇万が一感染者が出た場合に備え、お客さまの名簿は3週間以上適切に管理する。その際は、個人情報の取り扱いに十分注意する

▼施術中

〇施術に影響がない範囲で、できるだけ2m(最低1m)、椅子の間隔を確保するように努める。 お客さまを案内するとき、密にならないよう対応をする

〇シャンプーやまつ毛エクステ、メイクなどの顔面作業時や、ネイルの施術時には必ずマスクを着用し、会話は必要最小限とするよう努める

〇必要に応じて、目の粘膜からの感染を防ぐための防止するためのフェイスガード、ゴーグルなどを着用する

▼トイレ

〇便器内については、通常の清掃でよい

〇不特定多数の人が触れるドアノブや便座、手洗い場の蛇口などは定期的にふき取り消毒をする

〇トイレの蓋を閉めてから流すよう表示する

〇トイレ使用後は、必ず石鹸と流水で手洗いをするよう表示する

〇ペーパータオルを設置するか、個人用にタオルを準備する

〇ハンドドライヤーの使用を停止し、タオルの共有を禁止する

▼スタッフの休憩室およびお客さまの待合室

〇予約の調整をおこない、なるべくお客さまが待合室を使わなくて済むようにする

〇スタッフは一度に休憩に入る人数を減らし、人と人の距離を確保する(できるだけ2mを目安に、最低1m確保するよう努める)。また、対面での飲食や会話を控える。 

〇スタッフの休憩室およびお客さまの待合室は、常時換気することに努める 

〇テーブルや椅子などの共有する物品は、定期的にふき取り消毒する 

〇休憩室を使う際は、入退室の前後に手指の消毒、または石鹸と流水による手洗いをする

▼ごみの廃棄

〇鼻水や唾液などが付いたごみは、ビニール袋に入れて密閉して縛る。また、ごみを回収する人は、マスクや手袋を着用して作業する

〇マスクや手袋を脱いだ後は、必ず手指の消毒、または石鹸と流水による手洗いをする

▼清掃・消毒

〇市販の、界面活性剤を含む洗剤や漂白剤を使って清掃する

〇通常の清掃が終わったら、不特定多数が触れる箇所を、次亜塩素酸ナトリウムを使って始業前、終業後にふき取り消毒する

〇手で触ることのない床や壁は、通常の清掃でよい 

〇触る頻度の高い箇所(ドアノブ、手すり、電気のスイッチ、電話、レジ、受付テーブル、椅子、ドライヤーなどの備品、シャンプーやスタイリング剤のボトル、シャワーヘッド、蛇口など)を随時、ふき取り消毒する 

〇タオルなど、皮膚に触れる器具や間接的に皮膚に触れる器具は、「理容所及び美容所における衛生管理要領について」(昭和56年6月1 日環指第 95 号厚生省環境衛生局長通知)の規定に基づいて管理する

▼その他

〇このガイドラインに記載がない部分は、「理容所及び美容所における衛生管理要領について」などの規定に基づいて衛生管理をおこなう 

〇高齢のお客さまや持病のあるお客さまは、感染した場合の重症化リスクが高いため、予約時または来店時により慎重に体調や体温についてお聞きし、状況によっては来店日を変更してもらう 

〇地域において、感染拡大の可能性があると報告された場合の対応を検討しておく

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【サロン経営】③スタッフの感染予防のための管理について

〇スタッフは常に爪を短く切り、施術前後や会計後などのこまめな手指消毒、または石鹸と流水による手洗いを徹底する

〇マスクの適切な着用や、咳エチケットを徹底する 

〇必要に応じて手袋などを着用する 

〇時差出勤、自転車通勤などを活用する

 〇ユニフォームや衣服はこまめに洗濯する 

〇出勤前に体温を測り、次のような場合は責任者に報告し、出勤しないことを求める

・風邪の症状や発熱がある場合
・新型コロナ陽性者との濃厚接触がある場合
・過去14日以内に、入国制限や入国後の観察期間を必要とする国・地域への渡航や、在住者との濃厚接触がある場合


〇新型コロナ感染者と診断された場合や、新型コロナ感染者と濃厚接触があり、保健所から自宅待機などの要請があった場合は、すみやかに責任者に報告する。報告を受けた責任者は、必要に応じて保健所に相談して指示を仰ぐ 

〇これらの報告を受ける責任者(開設者および管理美容師など)や、情報を取り扱う範囲を定め、スタッフに周知する

〇新型コロナ感染症について相談する目安、および「保健所」「帰国者・接触者相談センター」の連絡先をスタッフに周知する 

〇従業員に対し、これまで専門家会議が発表した「人との接触を8割減らす10のポイント」や「新生活様式の実践例」などを周知する

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 美容室や理容室では、お客さまのからだに触れ、近い距離で施術をします。そのため接触感染・飛沫感染のリスクが高く、適切な感染防止対策をおこなうことが何より重要です。

 また、健康管理や感染防止対策によって、スタッフの感染を防ぐことも大切です。マスクの適切な着用・手洗いの徹底、ドアノブなど頻繁に触れる場所や店内の清掃、共用する備品のこまめな消毒など、すみずみまで気を配りましょう。

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