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特集

飲食店における”無料券”の落とし穴は?【令和納豆炎上から考察】

飲食店を利用する方にとって、嬉しい「割引券」や「無料券」などのクーポン。LINEのお友達登録や、クラウドファンディングの返礼、株主優待などで一度は何らかのクーポンを受け取り、使用したことがあるという方も多いでしょう。

お得になるのであれば、是非活用したいものです。

しかし、「無料より高いものはない」とは良く言ったもので、最近「令和納豆」のクラウドファンディング返礼問題が大炎上しています。今回は同事例を元に、飲食店における「無料券」など各種クーポン利用時の注意点について解説していきましょう。

”生涯無料券”で令和納豆が炎上した例

クラウドファンディングで、納豆ご飯専門店「令和納豆」に1万円を支援すると、リターンとして、納豆ご飯の「生涯無料パスポート」が受け取れるというものです。

つまり、簡単に言えば1万円を支払うだけで、「令和納豆」で納豆ご飯が一生無料で食べれるようになるということですね。

しかし、これがクラウドファンディングで話題になりすぎたせいか、無料パスポート利用者が予想を上回って来店してしまい、採算が合わない自体が発生してしまったのです。そこで同店が、生涯無料パスポートを利用者から没収し、炎上したという経緯になっています。

実際、この例については出資者が裁判を起こし、令和納豆は完全敗訴という結果になりました。3月18日には、店側の勘違いから警察を呼ばれてしまったというお客様もいて、再度炎上する自体となり、大波乱を巻き起こしている現状です。

 

今後、出資者やその他のお客様の信頼を取り戻すことができない限り、令和納豆が営業を続けていくことは難しいと考えられるでしょう。

飲食店の”無料券”で考えられる発行ケース

令和納豆のように炎上してしまう事例は珍しい事例ですが、他の飲食店でも良く無料券を発行したりしてリピート利用を狙う施策が取り組まれています。

実際、無料クーポンを利用して再度メニューを頼んだり、お得にお食事を楽しんだりしたことがある方も多いのではないでしょうか。

まずは、飲食店が”無料券”を発行するケースとして考えられるケースを見ていきましょう。

LINEクーポン

1つは、飲食店公式のLINEアカウントをお友達登録すると、トーク上にお得な情報やクーポン、飲食店からのお知らせが配信されるようになります。

このトーク上に発券される場合があるのが、「LINEクーポン」です。無料クーポンを配信するのか、割引券を配信するのかは、そのお店の方針によって違います。

株主優待券

2つ目は株主優待券です。これは飲食店を経営している企業が「株式会社」である場合に限られますが、その会社の株主になることで優待として「無料券」や「割引券」が発行される可能性があります。

よく月曜から夜更かしで特集を組まれている「桐谷さん」が、株主優待券の「無料券」や「割引券」でお食事をしていますよね。

クラウドファンディング返礼

3つ目は、令和納豆の炎上理由ともなった「クラウドファンディング」です。クラウドファンディングでいくらかの出資をすると、そのリターンとして何らかのクーポンがもらえるなど、イベントが設定されている場合があります。

今回の令和納豆の事例では、「生涯無料券」でしたが、「1回のみの無料券」や「割引券」などを発行する飲食店はよくあるようです。

アプリ上で受け取れるクーポン

4つ目は、公式アプリ上で受け取れるクーポンです。よく、レジ前などでアプリをダウンロードすると、次回使える無料券が発券されたり、その場でお会計から割引してもらえるようなサービスにであったことはありませんか?

それをイメージしてもらえれば分かりやすいでしょう。

DMなど

5つ目はDMです。ここでいうDMとは、SNS上などのダイレクトメッセージではなく、ポストインするはがきやメール等をさします。

ポイントカード

最後はポイントカードです。ポイントカードはポイントをためていくらためると換金できるといったシステムのものと、スタンプ式で、すべてのスタンプがたまると無料券や割引券が発行できるシステムのものがあります。

”無料券”や”割引券”の落とし穴は?

”無料”や”割引”と言われれば、非常にお得感を感じるものです。しかし、無料のものには裏があるというように、今回の令和納豆の例のような事態に巻き込まれることもゼロではありません。

 

ここからは、無料券や割引券を利用するときに陥りがちな落とし穴について確認していきます。

”実質”無料という場合も

1つは、よく耳にする”実質無料”というワードです。具体的には、何らかの商品を買えばキャッシュバックがもらえ、それで商品代金をまかなえるから、”実質的に”無料になるというものがよくある例でしょう。

無料券の場合でも、無料券を使うには他の商品を注文しなければならなかったり、〇円以上の商品を購入する必要があるなどの規約が設けられている場合があります。

途中で規約が変わる可能性

今回の令和納豆の例でもありましたが、途中で規約が変わってしまう事もゼロではありません。

飲食店も商売ですから、無料券を配って無料のモノしか売れなければ成り立ちませんよね。”無料”だからこそ、飲食店が商売を続けていくために、規約が変わる可能性もあるので注意が必要です。

使用期限

令和納豆の例では、”生涯無料”とのことでしたが、通常の無料券には使用期限が設けられているのが大半です。もしくは、無料券を受け取った次の日、もしくは数日後からしか利用できないといったこともあるでしょう。

分かりやすい例でいえば、コンビニの無料引換券です。無料引換券は通常、商品を購入したレシートについてきます。それはその場で交換できる場合もありますが、数日後、数週間後から引き換えできるといったことが殆どです。

使用期限を確認していなければ、受け取った無料券がタダの紙切れになってしまう可能性もありますので注意しましょう。

まとめ

飲食店を利用するお客にとって、無料券や割引券は非常にお得で嬉しいものです。しかし、令和納豆のような事件に巻き込まれてしまう可能性もゼロではないのです。

令和納豆は、クラウドファンディングという、お客の善意をかったものだったのでこのような結果になってしまったわけですが、他の無料券発行方法でも騒動は起こりかねません。

利用者側も必ず規約などを確認して利用するようにしておきましょう。