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沖縄

【沖縄・那覇】『三線カフェ 画楽洞』で琉球の音色に触れてみよう!旅の思い出づくりに、音楽を愛する人たちとの交流を

 お土産屋さんや衣料品店などが立ち並ぶ平和通り商店街は、地元民、観光客を問わずたくさんの買い物客でにぎわっています。その一角にあるのが、『三線カフェ 画楽洞(がらくどう)』。沖縄の伝統楽器・三線をコンセプトにしたこちらのお店は、琉球文化や音楽を愛する人たちが集う憩いのカフェです。
 三線の無料ライブが楽しめるほか、地元の画家が手がけるギャラリーで、素敵な絵を購入することもできる同店。店主の村上さんが、お話を聞かせてくださいました。

琉球文化に魅せられて、京都から移住

 京都に住んでいた村上さんが沖縄の虜になったのは、出張で訪れたことがきっかけでした。琉球のすばらしい風土や文化を身体で味わい、“定年したら必ずここで暮らそう”と心に決めたのだそうです。
 それからは毎年沖縄に観光に訪れ、移住のときを待ちわびていた村上さん。有言実行とはまさにこのこと、定年退職の3日後には、早々と沖縄に引っ越してしまいました。

 「沖縄の音楽にはそこまで関心がなかったんですけど、近所の方に誘われて三線を教えてもらったり、老人福祉センターの仲間と楽器をいじってみたりしたら、面白いなぁって思うようになって。それがはじまりですね。」

 村上さんはその後15本の三線を購入し、琉球古典、八重山民謡、沖縄民謡、宮古民謡と、4つの分野を習いはじめました。仲間と稽古を楽しむなかで芽ばえたのは、“三線好きの輪を、もっと広げたい”という気持ちでした。
 “カフェがあると集まりやすいよね”と仲間からの提案を受けてお店を開くことにしたのだそうです。

三線の音色がつなぐお客さま同士の絆

 こちらの場所を選んだ理由は、ずばり“ガヤガヤ感”だといいます。商店街のBGMに加え、お隣と向かいにはゲストハウスがあり、辺りは夜中までにぎやかです。
 「僕、子どものころから商店街に住んでみたくて。し~んと静かで波の音が聞こえてくるとか、星がキレイに見えるとかより、こういうやかましい雰囲気が大好きなんです(笑)。」

 『三線カフェ 画楽洞』という名前は、共同出店している『島の絵ギャラリー 画楽洞』からいただいたものです。
 『島の絵ギャラリー』を手がける画家の高安さんは、日曜大工が好きな方。カフェの内装はすべて、高安さんにお願いして作ってもらったそうですよ。三線を吊るしてきれいにディスプレイするため、重さをかけても伸びない絵画展示用のひもを使ってくれたのだとか。

 村上さんが「あれは面白かったね!」と話すのは、沖縄民謡の“大御所”・護得久栄昇(ごえく えいしょう)のそっくりさんが、これまでに4人も来店したというエピソード。
 「こんな人ホントにいるんだ!って驚きましたね。まわりのお客さんも、ポカンとして一部始終を見てましたよ。」

 「この仕事って、自分で売り込みに行く仕事じゃないんですよね。今日はどんな人が来るかなぁって、“待つ”楽しみがあります。北海道や東京、フランス、オーストラリア、台湾…いろんなトコからお客さんが来て、すごく上手に三線を弾いてくれるんです。地元の方も遠来のお客さんに“いいねぇ~、アンタ偉いよ!”なんて喜んだりして。お客さん同士が交流して仲良くなってくのを眺めるのって、いいですね。」

 お店では週に一度、三線の無料ライブが開かれています。「この曲、弾ける?」「おすすめの曲を聞かせて!」とリクエストがあっても困らないよう、村上さんは以前よりもいっそう稽古に励むようになったそうです。

誰でもいつでも、気軽に参加できる三線教室

 「三線好きの人が自由に演奏できる場所って、少ないんです。ここに来ればいつでも好きなだけ弾けるっていうのが、うちのアピールポイントですね。」
 琉球王朝時代から伝わる三線には、棹の太さなどが異なる7種類の型があります。『三線カフェ』の強みは、その7種類をすべて置いていること。気軽に見て、触れて、音色を試すことができますよ。

 お店では、三線の販売もしています。お客さまの要望をヒアリングし、三線の製造・販売をおこなう他店に案内することも。
 「三線を買うときは、4万円以上かけないと品質は保証できません。それより安いものだと、しっかり木を乾燥させてなかったり、三線に不向きな材木を使ってたりというものも含まれていますから。反ったり曲がったりして、弾けなくなっちゃうものも有るんですよ。」

 こちらに置いている三線でいちばん高いものは、なんと56万円!驚きのお値段ですが沖縄には、もっと高価な三線、貴重すぎて値段がつけられないものをお持ちの方が多数いらっしゃるのだとか。
 「ある意味、楽器というより工芸品だよね。」そんな村上さんの言葉にもうなずけます。

 同店に訪れるのは、20代から80代まで幅広い層のお客さま。
 村上さんの仲良しのご近所さんや、『島の絵ギャラリー』の高安さんの知人の方もいらっしゃいます。

 「食事の売れ筋は、お好み焼きかなぁ。沖縄風にこだわりたくて、あんだんすー(味噌を豚脂で炒めたもの)をつけてみたけど…やっぱりソースの方が旨いですね。」
 落花生で作るお豆腐“ジーマーミ豆腐”、紅麹の色が美しい“豆腐よう”、沖縄風ぜんざいの“あまがし”などのご当地グルメのほか、“本日のうちなーむん(地元食)”が300円で味わえます。お客さまのリクエストで、メニューを増やしているそうですよ。

沖縄各地の民謡をたくさんの人と楽しみたくて

 2019年3月3日(日)14時~15時半、平和通り商店街で三線の演奏会が開かれます。“『さんしんの日』の前祝い”です。
 村上さんの願いは、このようなイベントへの参加や企画を通して、琉球文化の発展や街の活性化に貢献すること。お客さま同士が音楽を通して交流し、『三線カフェ』がサークルのように和気あいあいとした場になれば…とも考えているそうです。

 「琉球文化って、厳しく枝分かれしてて。沖縄本島の人が八重山民謡を習おうとしても、“生まれ島を大事にしなさい”って先生に断られちゃう現場に居合わせたことが有ります。でも僕みたいに、沖縄じゃないところから来た人間っていうのは、八重山も宮古も沖縄も、あらゆる民謡を教えてもらいやすいんですよね。」

 村上さんはいま、奄美民謡の先生を探しているところなのだとか。沖縄に住んだからには各地のすばらしい民謡を覚え、どんなリクエストをするお客さまとも一緒に楽しめるようになりたいのだ、と教えてくださいました。

 沖縄の歴史を背負うすばらしい音色に、いつでも触れることができる『三線カフェ 画楽洞』。地元の方にはふるさとへの愛を、観光の方には旅の思い出を届けてくれるお店です。

【OPEN特典】
 開店ポータルをご覧の皆さんに、特典のお知らせです!
 こちらの記事を見て来店された方は、1オーダーで三線教室への参加が無料になります。
 ご利用の際は、開店ポータル本記事画面をスタッフにご提示いただくとスムーズです♪

店舗名 三線カフェ 画楽洞
住所 沖縄県那覇市牧志3-6-44
電話番号 090-3976-4101
アクセス ゆいレール牧志駅から徒歩8分
営業時間 12:00~20:00
定休日 土日、祝日
ホームページ https://aibou.ti-da.net/