【東京・三軒茶屋】店員は元・保護猫たち!コーヒーとビールが飲める猫本屋さん『Cat’s Meow Books』

 『Cat’s Meow Books(キャッツミャウブックス)』は、8月8日 “世界猫の日” にオープンした猫本専門の書店です。東京都世田谷区三軒茶屋駅から徒歩圏内にあるこちらのお店。かわいい名物店員たちに会えるちょっとめずらしい本屋さんと聞いて、実際に行ってきました!

接客上手な店 “猫” たちに囲まれて

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』棚の上でくつろいでいる猫

 キャッツミャウブックスで接客をしてくれるのは、なんと猫! もともと保護猫だった彼女たちは、猫本屋オープンの際に人間店主の安村さんに採用されました。現在は自宅兼、店舗であるこちらの書店員としてのびのびと働きながら暮らしています。

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』このお店の店員たち くつろいでいる猫

 現在キャッツミャウブックスで会うことができる店 “猫” は5匹。

 店長であり本屋オープン前から安村さんの相棒でもある “三郎”(キジトラ♂)/しっかり者のお姉さん “チョボ六”(キジシロ♀)/つやつや毛並みの甘えん坊 “さつき”(黒♀)/好奇心旺盛で人懐こい “読太”(キジトラ♀)/おとなしくて写真写り抜群のモデル猫 “鈴”(キジトラ♀)

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』黒猫

 どの子も人慣れしていて、とっても接客上手。本を取ろうと差し出した手を舐めてくれたり、テーブルの下に寝転がってこちらを見つめていたり……自由に愛嬌を振りまくやり手のスタッフたちです。

本棚を見渡しても、猫、猫、猫

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』たくさんの猫本

 お店では新刊と既刊(古本)を扱っていて、人間店主安村さんセレクトの “猫本” を購入することができます。タイトルや登場人物、挿絵など……一見わからなくてもページをめくるとどこかに必ず猫が出てくる、それが “猫本” だそう。

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』たくさんの猫本

 「“猫本” の定義はどこまで?」と尋ねてみたところ、「“猫背の人” や “猫脚のテーブル” などはやめました(笑) 動物の “猫” がどこかにいれば、大丈夫」とのこと。

 そんな猫本マスター安村さんに聞く、今イチオシの猫本がこちら。

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』絵本『猫博士が語る宇宙の不思議』
▲猫博士が語る宇宙の不思議(文:ドミニク・ウォーリマン/絵:ベン・ニューマン 訳:日暮 雅道)

 海外の絵本が翻訳されたもので、カバーデザインからしてすごくかわいい! 児童書ながら中身も読み応えがあるので、大人の方にもおすすめしたいということでした。

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』棚の上でくつろいでいる猫とたくさんの猫本

 猫本屋さんの店内はやはりすべてが猫仕様。本を選んでいると、壁面のキャットウォークや隠しスペースを自由に行き来する猫スタッフたちと目が合うこともあります。

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』猫の小説、エッセイ、写真集、絵本など取り揃えてある本棚

 小説、エッセイ、写真集、絵本などとにかく様々な猫本が取り揃えられた本棚。大きさもジャンルもバラバラに並んでいる中からお気に入りを見つけるのは、宝探しのようでわくわくしてしまいます!

 もちろん書籍は自由に手に取って閲覧できるので、「この本の一体どこに猫が?」なんて探してみるのも楽しみの一つ。思わぬ掘り出し物と出会えてしまうかもしれませんよ!

猫を助けながら、猫に助けられている本屋さん

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』店長猫・三郎と安村さん

 「幸せな猫を増やしたかった。」
 “猫のいる猫本屋” を開くきっかけは、店長猫・三郎との出会いとのこと。15年前、安村さんが家の庭先で見つけた時、三郎には兄弟猫がいたそうです。しかし、保護した中で無事に助けられたのは三郎だけでした。死なせてしまった兄弟猫たちのことはずっと忘れることができず、猫たちのために何かできることがあるのではという想いを持ち続けていたそうです。

 また、猫と同じぐらい本への思い入れも強い安村さん。“出版不況” といわれる現代に「本屋を助けたい」という気持ちも強かったと語ります。「自分の “理想の本屋” を作り、自分なりの方法で猫の保護活動を手伝いたい」そんな風に考えるようになり、猫本屋を開くに至ったのだとか。

 保護猫を迎え入れることで猫を助け、その猫たちには店員として協力してもらい本屋を助けてもらう。売り上げの一部は寄付をし、猫の保護活動の手助けをする。そんな「猫と本屋が助け合う」、キャッツミャウブックスというカタチが出来上がりました。

1杯のコーヒーからつながる保護活動

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』保護活動に繋がるオリジナルコーヒー

 キャッツミャウブックスの店内ではコーヒーやビールを飲むことができます。

 「たまに聞かれることもあるのですが、保護猫カフェとは違うのでこの猫たちの譲渡はしていないんですよ。この子たちはうちの子なので…(苦笑)」
 かわいいスタッフ猫と接しているうちに猫が飼いたくなってしまった方には、猫の保護団体を紹介しているそうです。

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』猫グッズ

 こちらのグッズを作っている一般社団法人『LOVE&Co.』は、猫の保護・譲渡活動をしながらオリジナルコーヒーや雑貨ブランドの販売をしています。販売利益は保護猫たちのワクチン代や活動費に充てられるため、グッズを購入すると保護活動の手助けをすることができます。キャッツミャウブックスのコーヒーはこちらから仕入れているのだそう。

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』現在里親募集中の猫写真とハッシュタグの書かれている、コーヒーラベル

 コーヒーラベルには現在里親募集中の猫の写真とハッシュタグが付いています。ハッシュタグで検索をすると、猫たちの日々の様子や写真を見ることができるというしくみ。「こうした里親募集活動などの情報発信をする場にもしていきたい」と、安村さんは語ってくれました。

※キャッツミャウブックスではラベル付きコーヒー豆を販売中です。写真のドリップコーヒー、グッズなどについては『LOVE&Co.』公式サイト をご覧ください。

猫のいる空間でビールを飲みながら本を読む幸せ

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』たくさんの猫本

 「キャッツミャウブックスは猫のいる本屋さんなので、ぜひ猫のいる空間で本を選ぶ時間を楽しんでいただけると嬉しいです」

 猫たちに囲まれ、ゆるりと呑みながら本を読んで過ごせるなんて……猫好き、本好き、お酒好きにはたまらない贅沢です。他で見ないような珍しい猫本を発見したり、本を片手にビールをひっかけたりしながら猫と過ごすのがキャッツミャウブックスの乙な味わい方ですよ。

 また、時間が合うならぜひ辺りが暗くなってからお店を訪れてみてください。昼間寝ぼけている猫店員たちも活発に働きはじめる時間帯。夜は混雑することも無いそうなので、猫も本もゆっくり眺められおすすめです。

永遠の番頭、Dr.ごましおもお待ちしています

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』営業時間お知らせの看板

 実はキャッツミャウブックスにはもう1匹、番頭猫がいます。ブラックジャック似のイケメン “Dr.ごましお”(黒ブチ♂)。残念ながらお空にいるためお店で会うことはできませんが、今も番頭としてキャッツミャウブックスの看板猫を務めています。

 接客上手な猫店員と、猫と本とビール好きの人間店主が営む猫づくしの本屋キャッツミャウブックス。猫と本が大好きな人間のお客様のお越しをお待ちしています!

東京・三軒茶屋 猫本屋さん『Cat's Meow Books』OPEN特典のドリンク券(1杯分)
【OPEN特典】
新刊書籍を合計2,000円(税抜)以上お買い上げいただいたお客様に、ドリンク券1杯分をプレゼント!

■文、写真・yoshikokuroiwa

『LOVE&Co.』のコーヒーやグッズについてのお問い合わせはこちらから

店舗情報

店名 Cat’s Meow Books
住所 東京都世田谷区若林1-6-15
電話番号 03-6326-3633
アクセス 東急世田谷線西太子堂駅から徒歩2分
営業時間 14:00~22:00
定休日 毎週火曜日
URL https://www.facebook.com/CatsMeowBooks/