【北海道・札幌】子育てママや子供たちがくつろげる場所『札幌YWCA壘(ルイ)』でゆったり読書タイム

北海道札幌市中央区。札幌市電、電車事業所前駅から徒歩2分のところに、2017年4月10日、ブックカフェがオープンしました。『札幌YWCA壘(ルイ)』です。まずはその扉を開けてみてください。ブックカフェのこちらには、約3,000冊もの本があり、読み放題で、子育てママや子供たちが安心してくつろげるカフェとなっています。今回は運営団体の会員の南雲さんにお話を伺ってきました。

国際NGO団体YWCAの会員が運営

昔の流行歌に、“YMCA”という歌詞が出てくる名曲があることをご存知でしょうか。“YMCA”とは“ヤング・メンズ・クリスチャン・アソシエーション”の略なのですが、こちらの“YWCA”はその女性版です。YWCAは、国際協力NGOの団体で、主に平和、人権、環境など、グローバルな問題の解決のために活動をしています。札幌YWCAが運営しているカフェは同店のほかにも『Y’s Café』があり、持ちつ持たれつの関係で運営されています。

今から10年ほど前、同店は『壘々(るいるい)』という名のブックカフェとしてオープンしました。以前のオーナーのお気に入りの本の主人公の名前が“ルイ”だったことから、こちらの店名をつけたのだそうですよ。諸々の事情でお店を閉めることになった前オーナーは、YWCAにこのカフェをそっくりそのままの形で引き継いでほしいと、店を譲りました。大切な名前とともに引き継がれたこのカフェは、2017年4月10日、『札幌YWCA壘』としてオープンしたのです。

子供たちや若いママたちが集まれる場所

同店は、不登校の子供たちの学習の場でもあり、チャリティーコンサートやイベントなどを開く場でもあります。また、若いママたちが「誰々ちゃんのママ」という役割を休んでくつろげる憩いの場としても開放しています。

ベビーベッドやキッズスペースも完備しているので、お子様連れでも安心です。子供たちに本に親しんでもらうため、週に一度、絵本の読み聞かせも開催しています。芸術の企画展やチャリティーコンサートも不定期に開催しているので、アートに触れ合うこともできますよ。

約3,000冊の本に囲まれて

店内には約3,000冊の本が並び、どれでも自由に読むことができます。本好きの方は毎日でも通いたくなるほどたまらない空間なのではないでしょうか。席数は20席。奥の大きなテーブルを教室として開放している時は、16席ほどになるのだそうです。

ピーストレードの豆で味わう、コーヒー

安く売られているコーヒー豆の背景には、貧しい生活を余儀なくされている人々が数多くいます。その問題を解決するべく、労働と品質に見合ったフェアな取引をしようという“フェアトレード”運動が世界各地で行われています。同店では“ほっかいどうピーストレード”というフェアトレード団体の、東ティモール産のコーヒー豆を使用し、美味しくて安全安心なコーヒーを提供しています。

本がたくさんある関係上、油を使用することができないため、料理は系列店の『Y’s cafe』で調理したものを運んで提供しています。中でもベジタリアンの方向けの大豆の肉を使用した“バングラデシュカレー”はイチ押し料理。YWCAのバングラデシュ会員から教わった本格的なレシピです。

ちょっと事務所のような入りにくい雰囲気の外観ではありますが、勇気を出してその扉を開けてみてください。中は美味しい匂いの漂う優しくて落ち着く世界が広がっています。
 最近人付き合いに疲れてきたな、たまには一人になりたいな、そんな疲れを感じたら、『札幌YWCA壘』で一休みしてみてください。もしかしたらあなたを救う本との出会いや、新しい人とのつながりが、あなたを待っているかもしれませんよ。

【店舗情報】