【徹底比較】デリバリーを利用するならどのサービスがいい?
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最近では、多くの店舗がデリバリーサービスを開始するようになり、急激に普及が広がりました。外出自粛期間中、ちょっと気になっていたお店のデリバリーを利用した方も多いのではないでしょうか。ただ、これからはじめて利用する方は「配達エリアに入っているのか?」「最低注文額は?」「配送料はどこが安い?」「配送時間は?」など各デリバリーサイトの違いが分からず戸惑ってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、大手デリバリーサービスについて、徹底的に比較をしてまいります。デリバリーサービスを利用する際は、是非、参考にしてください。
デリバリーサービスのアプリ
まずは、デリバリーサービスの中でも人気の3社「UberEats」「出前館」「menu」をピックアップし、概要をご紹介いたします。
UberEats
「UberEats」は、2015年12月にカナダからスタートし、日本では翌年2016年より開始され、2020年11月現在では全国23都道府県140都市以上でデリバリーサービスが展開されています。
大きな特徴として「UberEats」は、チェーン店だけでなく個人の飲食店などの掲載数も比較的多い点で、他社サービスでは見かけない店舗が掲載されていることも少なくありません。また、宅配業者ではなく、配達パートナーと呼ばれる一般ユーザーが自転車又は原付バイクで配送することは説明の必要はないでしょう。利用にはアプリのアカウントの作成が必要ですが無料で登録することができ、一度登録してしまえばそれ以降はアプリから簡単に注文が出来ます。
現在も毎週全国のどこかで新規エリアが発表されたり、既存エリアが拡大したりしていますので、まだ注文することができない地域でも近い将来にエリアの範囲内になることが期待されています。
出前館
「出前館」は、サービス開始から20年以上となる日本のフィードデリバリーの最大手の企業で、宅配・デリバリー店舗数で全国No.1を誇っています。約3万店舗以上登録されているので選択肢も広がり、手軽に出前や注文をすることが可能です。注文するとTポイントが貯まったり、キャッシュレスで簡単に決済ができるというメリットもポイントです。
一般的に、デリバリーサービスを利用する時は、注文時に会員登録などが必要で、さらに他のお店やサービスに注文する場合、それぞれのアカウント作成をする事になってしまいます。しかし、出前館では一度アカウントさえ作成しておけば、煩雑なアカウント登録の手間なく、気軽に他店を試す事が出来るのも大きなメリットと言えるでしょう。
デリバリーとテイクアウト、どちらにも対応しているスマホアプリ「 menu 」は、当初はテイクアウトアプリとして運営されていましたが、今年2020年4月よりデリバリーサービスとしても使えるようになりました。都内で2,000店舗以上の飲食店が加盟しており、大手チェーン店から個人店まで様々ジャンルの料理を楽しむことができます。
プロモーションにも力を入れているので、CMなどでご存知の方も多いでしょう。世界的なフードデリバリー企業がひしめく中で、「menu」は数少ない国産のサービスということもあり、アプリも見やすく、注文がしやすいという声も多数あるようです。事前決済なので、注文をしたら後は料理が届くのを待つだけという手軽さが魅力でもあります。注文してからは宅配クルーがあと何分で到着するのかが表示されます。
なお、24時間営業のお店の場合は24時間いつでも注文できるので、いつでも気軽に利用できることは嬉しいですよね。
menuならではのサービスとして、評価順でお店を絞り込むことができます。料理ジャンルや配達時間、金額からの絞り込みだけでなく、評判の良いお店でも絞り込めるのは、デリバリーを利用する時には非常に参考になりそうです。
デリバリーを利用するメリット
デリバリーサービスの利用では様々なメリットが挙げられます。
非接触デリバリーが可能
昨今のコロナ禍において、人と接することなくサービスを利用することができる非接触型の需要が増えています。これによって、デリバリーも利用するサービスによって異なりますが、非接触デリバリーを採用しているところも増えています。
利用方法の一例としては、ご注文時に「キャッシュレス決済」を選択し、「備考欄」に「商品は部屋の玄関前に置いてほしい」等のご希望を記載すると、配達員がインターホンで到着をお伝えした後に、商品を非接触でお届けすることが可能という流れです。メニューの注文から受け取りまで、誰とも接触せずに利用することができます。
食事を準備する必要がない
これは言うまでもありませんが、このコロナ禍でご自宅で料理する機会が増えた方も多いですし、特に主婦の方はメニューのレパートリーに頭を悩ませていることでしょう。
たまには家事から解放される時間を作ることも大事です。デリバリーの利用を、普段頑張っているご褒美にするのも良いのではないでしょうか。また、急な来客時にも助かりますので、いつでもサービスを利用できるようにしておくと良いでしょう。
普段の料理では作らないものも食べられる
人の行動パターンには毎日大きな変化があるわけではないので、食材の買出しやコンビニ弁当を選ぶ際も、気づいたらいつも同じようなものを選んでしまっている方も多いでしょう。デリバリーメニューには、様々なジャンルの飲食店が料理を提供していますので、今まで食べたことがないけれど気になっていた料理を注文してみるのも良いかもしれません。今後の調理に役立つ意外な発見があるかもしれません。
その日の気分に合わせてメニューを選ぶことができる
その日の気分によって食事を楽しむことができるのは最高です。また、家族や友人と一緒の時も、別々に好きなメニューを選ぶことができますので、食べ物の好き嫌いを気にすることもなく時間を過ごすことができます。
飲食店の開拓ができる
現在のコロナ禍で、今までデリバリーに参入していなかった飲食店もサービスを開始するようになっています。また、普段なら行列ができるほどの人気店が、デリバリー専用のメニュー提供を始めるなど、今、デリバリー業界は大きく拡大していますので、この機会に、新たな飲食店の開拓をしておくと、外食の際にお店を探す選択肢の幅を広げられるでしょう。
スイーツやドリンクなども注文可能
従来は、スイーツやドリンクのみでデリバリーを利用することはあまり考えられませんでしたが、現在ではデザートドリンクを提供する専門店やカフェも増え、デリバリーに対応しているお店も多くなっています。デリバリーで気軽にドリンクの注文も試してみましょう。
忙しくてもきちんと食事がとれる
最近では、オフィスで働く人たちが「ランチをとる時間がない」「食べたいものが食べられない」「ランチをとる場所がない」といった事態に陥っている状態のことを「ランチ難民」と表現されています。ランチ時には、エレベーターを待つのにも時間がかかり、飲食店やコンビニでも行列ができているといった状態なので昼食を我慢するケースも多いようです。
この状態で働いては生産性も下がりますので、デリバリーを上手に活用していきましょう。
体調不良時の備えに
体調が悪い時に食事の準備をするのは非常に大変です。そんなときに頭に浮かぶのがデリバリーサービスですが、普段利用していないといざ利用しようとしても、アプリの登録など使用方法がわからずに戸惑ってしまい、結局諦めてしまうケースもあるかもしれません。今すぐの利用ではなくても、頼みたいと思った時にスムーズに注文できるように備えとして、デリバリーサービスを把握しておくと良いでしょう。
デリバリーサービスを徹底比較
デリバリーサービスの種類は主に、
①「総合型」ジャンルを問わずそれぞれの飲食店で定型しているデリバリーサービス
②「専門型」特定のお店や店舗チェーンが提供しているデリバリーサービス
上記の2つに分かれています。
これから比較する「UberEats」「出前館」「menu」はいずれも、メニューの選択肢も豊富でその日の気分や用途、予算や待ち時間によって今の自分に合ったサービスを探すことが可能な「総合型サービス」に分類されます。個人店からのデリバリーも可能なので、自由度が魅力でもあります。
それでは、人気のデリバリーサービス3社を、項目別にまとめた表からサービス内容を解説してまいります。
基本情報から比較!
デリバリーを利用したいときに一番重要なのが、自分のいるエリアが配達可能かどうかの確認です。まずは、それぞれのサービスで下記の方法からチェックしましょう。
- UberEats
①注文アプリを開く
②配達したい場所の住所を入力
③注文可能なお店が表示される
表示されない場合は配達エリア外となります。
- 出前館
①アプリを起動し「お店を探す」を選びま
②受け取り場所を「郵便番号」か「マップ検索」から指定します。
③デリバリー可能なお店一覧が表示される
- menu
①アプリを立ち上げ、左下の「配達」を選択
②一番上の「お届け先」をタップ
③住所や地名を入力するか、GPSを使用して現在位置を取得
④マップが表示されるので、ピンを移動させて正確な場所を設定
⑤店舗やメニューが表示されれば、指定した住所で注文が可能
現在は、どのサービスもエリアの拡大や利用できる店舗を拡充させていますので、少し前までは利用できなかった飲食店も利用が出来るようになっている可能性もありますので、都度チェックすることをおすすめします。また、気を付ける点として、今現在居る場所からの検索ではなく、利用する場所(届けてほしい場所)を指定して検索することを忘れずに行ってください。
各サービスの基本情報を表にまとめました。
比較のポイントは、対象エリアを確認したうえで、
①最低注文額と宅配料のバランス
②支払い方法の選択幅
になってくるでしょう。①最低注文額と宅配料のバランスについては、総合的に見るとそこまで差は生じませんが、利用する頻度や総額によっては変わってきますので、次項の「配達から比較!」を参考にしてください。人によって変わるのが、②支払い方法の選択幅でしょう。出前館は支払い方法が充実しています。特に、ポイントを貯めたり使用したりしたい人にはおすすめです。
・配達から比較!
先述していますが、配達エリアに関しては、デリバリーサービスアプリからだけでなく、飲食店にによっても、配達できるエリアが限られている場合がありますので、事前チェックは必須です。また、配達できる地域であっても配達までにかなり時間がかかってしまう場合もありますので、アプリの表示やGPS機能などで、配達時間をチェックできる機能が付いていると便利でしょう。
注目すべき点は、
①配達スピード
②配達料が無料になるサブスク
の比較です。①の配達スピードに関しては、自分のエリアと飲食店の距離、混む時間帯等によっても変わってきます。アプリを通して確認することができますので、上記の表は参考程度にしてください。そして、今注目度されているのが、UberEatsとmenuが展開している配達料が無料になる月額制のサブスクリプションサービスです。どちらがお得かという点では、結論はケースバイケースです。これはサービス料の有無によって変わってきますので、商品代金が高いとmenuのほうがお得になり、商品代金が少ないとUber Eatsの方がお得になることが多いようです。
デリバリーサービスでお勧めは〇〇!
以上、デリバリーサービスを細かく比較してまいりましたが、結局、どこのサービスがお勧めなの?という結論ですが、ここは最低注文数量や配達料、希望する料理ジャンルや店舗によって変わってきます。
重要視すべき比較要素は
・少人数でも注文可能か
・自分の地域が配達エリアか
・合計金額
以上が大まかな比較ポイントなってきますが、今回のデリバリーサービス3社の比較を開店オンライン独自の見解で分析した結果、
【大手以外の個人飲食店数】UberEats
【決済方法が豊富】出前館
【アプリが使いやすい】menu
という結論になりましたので、デリバリーサービス選びの参考にしてください。
まとめ
本記事では、今人気のデリバリーサービス「UberEats」「出前館」「menu」について詳しく比較し解説してまいりました。
デリバリーサービスは近年急速に拡大し、ますます身近な存在になってきています。運営会社も増え、各社のサービス内容もほとんど差異がないほど向上していますので、特典やキャンペーン情報も活用し、自分にぴったりのデリバリーサービスを選び、美味しい食事でおうち時間を楽しみましょう。
開店オンラインでは、デリバリーやテイクアウトを実施している店舗を位置情報やキーワード入力等から簡単に見つけることができ、そのまま店舗のHPやSNSのリンク先に飛んで店舗情報を詳しく見ることができます。また、デリバリーサイトに遷移して注文することも可能ですので、デリバリーを注文したい時には、是非開店オンラインからお探しください!