【東京・東武練馬】日々替わるメニューが楽しみに！『小鉢とおでんの店 味菜』は毎日でも通いたくなるアットホームな小料理屋

　東武練馬駅から4分ほど歩くと見えてくる、小料理屋『小鉢とおでんの店 味菜』。2016年12月にオープンした同店では、おでんや定食、小鉢などさまざまな手作り料理を提供しています。毎日替わるメニューを楽しみに、常連客が足しげく通うお店です。
　店内はとてもアットホームな空間となっており、店長の気さくな人柄が店舗の雰囲気にもあらわれています。一人で来ても楽しく過ごせると評判で、訪れるお客さまは常連の方も含めてほとんどがおひとりさまです。今回はそんな『味菜』の店長にご対応いただき、お店への想いを伺ってきました。

家族の応援があって叶った夢

　店長の昔からの夢であった小料理屋。オープンしてもうじき2年が経とうとしていますが、実はお店を開くことを諦めかけていた時期もあったのだと言います。
　「20代の頃からやりたいと思っていましたが、その時は結婚して子どもができていたので諦めモードだったんです。もうこのまま挑戦できないんだろうな、夢で終わっちゃうんだろうなと思っていました。」
　ところがその夢を知っていたお子さまたちが、なんと誕生日プレゼントとして出資し、小料理屋をオープンする機会をつくってくれたのです。ご主人にも応援してもらい、ついに夢に向かって動き始めました。　
　たまたま通りかかった時に見つけた現在の物件は、元々小料理屋を営んでいたところ。和風な外観や内装の設備など、デザインも使い勝手もちょうど良くて気に入り、オープン時からほとんど変えずに使い続けています。

毎日替わるメニューにわくわく！

　同店で楽しめるのは和食が中心の小鉢や定食、おでんなど。既製品は使わず、すべて手作りにこだわっています。手間暇かけて作った料理には愛情がたっぷりと込められていておいしさも倍増です。
　お米は新潟県長岡市の中之島産のものを使用しています。ツヤツヤでふっくらとしており、おかずと一緒はもちろんですがそのままでもおいしく食べられます。お米本来のおいしさや甘みも楽しんでみてください。同店にはレギュラーメニューがほとんどなく、日替わりがメインです。店頭に出ている看板を見るまで何があるかわからないので、行くまでの時間もわくわくできますね。お客さまも今日はどんな料理があるのかと楽しみにされていて、毎日訪れる方も多いそうですよ。
　料理だけでなく日本酒も、時期にあわせた季節ものを用意しています。その時にしか味わえない、とっておきのお酒を料理と一緒にどうぞ。

訪れるたびに広がる輪

　一見さんには少し入りづらいと思われてしまうことが多い同店。しかし一歩足を踏み入れると、アットホームであたたかみのある雰囲気が漂います。店長やスタッフの方々が気さくな人柄でお客さまとの距離が近く、お客さま同士もとても仲が良いのだとか。初対面でもすぐに友達になれるほどコミュニケーションを取りやすい空気感は同店ならでは。なかには話すうちに仲良くなって、一緒に飲みに行ったりする方もいるのだそうです。ひとりで来ても独りに感じない居心地の良さが、常連客やお一人さまが多く通う理由になっているのかもしれませんね。

お客さまに喜んでもらえる場所づくり

　「当店がオープンしてもう少しで2年経つので、そろそろ2店舗目を出すことも検討しています。また、猫が好きで現在も保護猫を数匹飼っているので、猫居酒屋のようなお店も良いですね。猫カフェの居酒屋バージョンのイメージで、保護猫の貰い手を探しながら遊んだり食事ができるお店をやってみたいと思います。その他にもやりたいことはたくさんあるので、少しずつでも叶えていけるよう頑張って営業を続けていきます！最初は入りにくいかもしれませんが、気軽な気持ちでお越しいただけたら嬉しいです。」

　毎日わくわくしながら、飽きることなく通える『小鉢とおでんお店 味菜』。近くにお立ち寄りの際は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。おいしい料理とあたたかい雰囲気に惹かれて、毎日通いたくなってしまうお店です。