【大阪・本町】『チーズと野菜のお食事バル べるまじお』で楽しむとろ～りチーズと新鮮野菜♪

　大阪・本町のオフィス街にお店を構える『チーズと野菜のお食事バル べるまじお』は、チーズやお野菜、そしてワインを気軽に楽しめるイタリア料理店です。
　地下にありながらも誰もが入りやすい同店の人気の秘密を、オーナーの福永さんにうかがってきました。

イタリアンは「性に合っている」

　福永オーナーは、同店を構える以前から、お店を持ちたいという想いをお持ちの方でした。
　「いまの店舗の前のオーナーさんが知り合いでして。その方が、お店を閉めるのでここで店をやらないか？とお声がけくださったんです。突然のタイミングでしたが、それがきっかけとなって、この場所に店を構えることになりました。」

　アルバイトも含めると、中華、居酒屋、カフェなど、さまざまな業種での経験をお持ちの福永オーナーがイタリアンを選んだのは、「自分の性に一番合っていたから」。これまでの経験の中で一番長いのもイタリアンで、一番学んできたのも、イタリアンだったそうです。
 

女性が入りやすく。デートにも使いやすいお店

　可愛らしい装飾がほどこされた階段を降りると、落ち着いた木製の扉が見えてきます。
　こちらが『チーズと野菜のお食事バル べるまじお』です。

　「女性がお店を楽しんでくれるように、店舗の入り口も入りやすさを意識しています。」と福永オーナー。

　明るくお洒落な店内は、デートにも仕事終わりの同僚とのごはんにもぴったり。席はカウンターが8席にテーブルが14席、そして10名で利用できる個室もあります。女子会にも良さそうです。

予期せぬタイミングでのオープン

　いまでこそ落ち着いた雰囲気の同店ですが、開店前の慌ただしい時期もありました。

　「予測していないタイミングでのオープンだったので、開店前から開店半年後までは相当準備が厳しかったです(笑) 。いまの店舗の前のお店さんから、引き継ぐまでの時間が1ヶ月しかなかったので、開店後も半年近くはバタバタしていましたね。」

　それでも、開店半年を過ぎた頃からはお店の認知も広がり、軌道に乗り始めた実感もあったと、福永オーナーは語ってくれました。

お客さまの思い出のお店として

　同店を思い出の場所としてご利用されるお客さまもいるそうで、そんなお客さまの思い出の瞬間に立ち会えた喜びを、福永オーナーは話してくれました。

　「最初の頃に来てくださったお客さまがご結婚されることになって、結婚後の記念日などでも利用されるようになったんです。思い出の場所としてうちを使ってもらえるのがとてもうれしいですね。」

　思い出の場所として大切な日に利用されることもある同店ですが、なんと、福永オーナー自らプロポーズの瞬間を演出されたこともあるのだとか。
　「個室を貸し切って“2人で会話をしている時に指輪を持ってきて”と依頼を受けたんです。そのときは、プロポーズの場に立ち会いましたよ。」
　さすが、デートで使いやすい落ち着いた雰囲気を持っている同店ならではのエピソードです。

　「記念日用のメニューはご用意していませんが、お客さまのご希望に沿って工夫が出来るので。ご希望に対応できるのも、個人店の強みなのかなと思っています。お客さまの思い出に立ち会えるのは、この仕事冥利だなと感じています。」

ワインを安く・おいしく楽しめるように

　同店のターゲットは、20代〜30代のお客さま。お店の周辺には30代〜40代向けのお店が多いため、あえて若い年代の方が利用しやすいように雰囲気づくりをおこなっています。

　ウリの一つであるワインも、従来のお高めで固いイメージでの提供ではなく、安価だけれどおいしいものを、というコンセプトで提供されています。

色んなチーズを、温かいまま楽しめるメニュー

　「普通のイタリアンのお店は飽和状態かなと思っていたので、チーズに特化したイタリアンとしてやっています。サービスを提供するとき、“やりすぎくらいがちょうどいい”と思っていて。普通のことを普通にやっているだけでは、普通のお店なのでおもしろくないですしね。」

　看板メニューは、チーズ。中でもは『焼きチーズフォンデュ』がいちおしとのこと。

　「ラクレットもおいしいのですが、チーズをかけたあとって固まってしまうんですよね。長い時間楽しんでいただけない。うちの『焼きチーズフォンデュ』は、焼き肉みたいな感じです。4種類のチーズを鉄板で焼いて、お好きにブレンドしていただいたり、単体でも味わっていただいたり。自分の好きなタイミングで、温かいチーズを食べていただくことができます。」

　提供された後も楽しみながら、味わい続けてもらえるように…という福永オーナーの配慮が感じられますね。

 　
　チーズの盛り合わせメニューでは、なんと12種類ものチーズが種類豊富に用意されています。余ったチーズをピザにして焼くこともできるという、同店ならではの楽しみがたくさんあります。
 

何度も足を運びたくなるお店

　取材の最後にお店でのやりがいをおうかがいしたさいには、お客さまからの言葉が何よりも励みになると福永オーナーは話してくださいました。
　「お客さんにおいしいと目を見て言われるのは、勿論うれしいです！それだけでなく、帰りぎわの階段で“このお店、おいしかったね”と話されているのが聞こえてくるのも、本当にうれしいですね。」

　おいしいイタリアンがいただける、ちょっとやりすぎな『チーズと野菜のお食事バル べるまじお』。あなたもここで、素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。大切な方を連れて、足を運んでみてくださいね。