【東京・渋谷】ワールドワイドな発想のシェフとソムリエがいるお店『Gastro Pub Augustus』で“オーストリア料理”という選択

　新しい味わいを探しているという方はいらっしゃいますか？そんな方にもおすすめなのが“オーストラリア料理”です。今回紹介するのは、オーストラリア仕込みの肉料理とワインが楽しめる『Gastro Pub Augustus（ガストロパブ オーガスタス）』です。オーストラリアのレストランやワイナリーで働いていた経験のあるスタッフが迎えくれる同店では、ワールドワイドな発想で完成した“ここでしか食べられない”特別なメニューをいただくことができますよ。

オーストラリアの風を感じるお店

　『Gastro Pub Augustus』は、JR渋谷駅から徒歩２分ほどの場所にお店を構えています。スペイン料理店やイタリア料理店で経験を積み、オーストラリアへ渡って様々な国籍のシェフと関わりながら腕を磨いた菊川シェフがオーナーを務めています。菊川シェフは、愛媛県出身で、幼い頃から自分で釣った瀬戸内海の新鮮な魚を食べるなどして育ったため“美味しいもの”に対する興味も人一倍強かったのだとか。そんな菊川シェフは、10年来の知人で、ともにオーストラリアでの修行経験もある“戦友”のソムリエの方と一緒に、2016年６月念願だったこのお店を開店しました。

　ガストロパブとは、パブ発祥の地・イギリスの文化を色濃く残したオーストラリアでも多くみられる、お酒とともに本格的な料理を楽しめるお店のことです。同店でも、“お肉とワイン”をコンセプトに、オーストラリアで出会った良質な食材を使用した肉料理やオーストラリア産ワインを提供しているといいます。

個性的な“肉料理”に舌鼓

　同店の柱の一つとなっているのが、“肉料理”です。中でも、ワインを作るためのブドウの絞りかすを餌に育ったオーストラリアのブランド肉“ブドウ牛”のステーキは、お店の一押しメニュー。大きな肉の塊を豪快に焼いて切り分けた、インパクトある見た目も食欲をそそります。臭みがなく風味とコクが豊かなブドウ牛特有の味わいを楽しむことができる一品です。かなりボリュームがあるので、大人数でシェアするのもおすすめです。

　また、お店ではオーストラリアではよく食べられる“ダチョウ”や“カンガルー”も提供しています。“ダチョウのタタキ”は、癖がなく柔らかいダチョウの肉の味わいをシンプルに味わえる一皿。ダチョウの肉は他の肉と比べても低脂肪で低カロリー、高タンパク、鉄分などの栄養素も豊富に含まれているそうで、女性にもおすすめです。また、“カンガルーのサーロインステーキ”も是非味わってほしいオーストラリアの味です。ダチョウ同様ヘルシーなお肉で、濃厚な野性味溢れるお肉を味わえると評判です。酸味と甘みの絶妙なミックスベリーのソースとお肉との相性も抜群で、ワインが進みますよ。この他、菊川シェフがオーストラリアのレストランで提供していたという豚肉とりんごのソーセージや、鴨・鹿・子羊など個性豊かな肉料理を食べることができます。

オーストリアワインを楽しめる

　お店では、魅力的な“ワイン”を飲むことができるのも人気の秘訣。ソムリエが、料理に合うワインをオーストラリア、フランス、イタリアなど世界中から厳選しているといいます。特にオーストラリア産のワインには力を入れていて、オーストラリアで最も代表的なブドウの品種シラーズを使用した赤ワイン“クールウッズ　シラーズ”や、コストパフォーマンスが高いことが銘柄の由来というユニークな白ワイン“キリカヌーン ザ ラッキー リースリング”などを味わうことができます。様々な国から移り住んだ人が多い国だからこそ、多彩な味わいが楽しめるというオーストラリアワインについて知識を深める、貴重な体験もできそうですね。

日本人好みのオーストリア料理を

　菊川シェフは、お店のテーマにもなっている“オーストラリア”という国について「永住したいほど“好きな国”ですね。オーストラリアで料理人としての修行をした際も、様々な国籍のシェフから多種多様な料理のセンスや発想に触れることができました。“自由にやっていいんだ”ということを感じたので、このお店でも自由な発想でメニューを考えて、皆さんのお口に合うようにアレンジしながら料理を提供していきたいと考えています。」と話してくださいました。

　オーストラリアではメジャーな“フッシュアンドチップス”や“ミートパイ”も、日本人好みの味わいになるよう手を加えて提供している同店。これからの新メニューにも注目していきたいですね。皆さんも、オーストラリアの文化を感じることができる同店へ、是非足を運んでみてください。