【東京・四谷三丁目】1日1組の完全予約制!『木挽町 大野』で本格的な茶懐石料理を楽しみながら特別な時間を
四谷三丁目駅のすぐそばに、日本の伝統文化のひとつでもある“茶懐石料理”を堪能できるお店『木挽町 大野』があります。今年で17周年を迎える同店は、時代の変化に合わせ、難しいお茶の作法などを知らなくても楽しめるように考え抜かれたお店です。そのため、どなたでも気軽に茶懐石料理や雰囲気、そしてお茶を楽しむことができる場所となっています。
“日本の伝統文化の入り口として、利用していただきたい”そのような思いで日々営業されている、店主の大野さんからお話を伺いました。
日本の伝統文化を四谷三丁目で楽しめます
大野さんは、ご両親が日本料亭のお店を経営されていたこともあり、子供の頃から両親の働く姿を見て料理の世界に興味を持たれたそうです。調理師専門学校を卒業後「日本料理の神髄に触れてみたい。」との思いから、茶懐石料理の名店で修業をすることを決意します。
もともと懐石料理は、お茶会の時に提供される料理としてうまれました。そのため、現在でも、しっかりとした作法を取り入れた伝統ある日本文化のひとつとなっています。しかし、時代の変化も感じていた大野さんは“今の時代は、懐石料理のお店にお客様は、なかなか入りづらいのではないか”“難しい作法などを抜きに、気軽に本格的な茶懐石料理を楽しめるお店があってもいいのではないか”と思われたそうです。そしてその思いを形にしたお店『木挽町 大野』を2001年にオープンすることとなりました。
桜が綺麗に咲き、いつか住みたいと子供の頃から思っていた四谷三丁目に場所を決め、現在に至るまで様々なお客様の特別な時間に彩りを添えてこられました。
完全予約制でお客様をおもてなし
同店は、1日1組のみをおもてなしする完全予約制です。その日ご来店するお客様のことだけを考えた、最高級のおもてなしを堪能することができます。料理は一汁三菜を基本とし、その季節の旬の食材を活かしたシンプルな調理法で仕上げているそうです。常に茶懐石料理をどのように提供すればお客様が満足してくれるかを考え、いただいた時間を特別な時間として過ごしていただけるよう、考えを巡らせているのだとか。
料理は繊細な舌を持つ大野さんたちスタッフが、美味しいと思ったものだけを提供しているとのこと。その中でも特にお客様から好評をいただいているのは、ご飯だそうです。ご飯は最初にお出しし、そして最後にもう一度タイミングを見計らいながら、羽釜で炊いたご飯を提供しています。使っているお米は新潟のコシヒカリを玄米のまま、現地の農家から直接取り寄せています。
また、料理で使用する野菜は大野さんのお母様が有機栽培したものを使用。魚介類は昔からの付き合いがある鮮魚店から新鮮なものを取り寄せており、備長炭を使って焼き上げる焼魚は絶品です。
一汁三菜の料理を味わった後は、大野さんが点てたお茶をゆっくりと味わってみてください。茶懐石料理のお店では、お子様連れのご来店をお断りする場合も多いそうなのですが、同店は老若男女問わず、お気軽に茶懐石料理や雰囲気を楽しめることを目的としたお店です。もちろん、お子様連れのお客様も大歓迎とのこと。日本の伝統文化を楽しみながら学べる絶好の機会でもありますね。
日本の茶の湯の文化をどなたでも楽しめる場所
「日本の茶の湯の文化を、気軽にどなたでも楽しんでもらえるようなお店です。茶懐石料理などは、堅苦しく難しいなどのイメージがあるかもしれません。そのような方でもまずはお茶を飲んで、楽な形で茶懐石料理を楽しんでもらえればと思います。最後にはサービスでお茶もお出ししていますので、是非いらしてください。」と大野さん。今後としては日本の伝統文化である茶懐石料理を後世に繋げていけるお店作りをしていきたいそうです。
どなたでもお気軽に茶懐石料理を楽しむことができる『木挽町 大野』。日本伝統文化の入り口として、一翼を担うお店です。
日本人はもちろん、外国のお客様もご来店なされています。過去にはバレンタインデーに、夫婦2人で過ごしたいとの要望で来られたお客様もいらしたのだとか。
茶懐石料理の味、そして雰囲気を満喫しつつ、ゆったりとした時間を堪能してみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 木挽町 大野 |
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住所 | 東京都新宿区四谷三丁目六番 |
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電話番号 | 03-3353-5455 |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅から徒歩1分 |
営業時間 | 昼 11:30~14:00(要事前電話予約)、 夜 何時でも可(1日1組 要事前電話予約) |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://tyatyatyatya.blogspot.jp/ |
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