【沖縄・糸満】『Pain de 515』ハード系からスイーツ系まで多種多彩なパンでお出迎え!
今回スポットを当てるのは、沖縄県糸満市で2014年にオープンしたパン屋『Pain de 515』です。こちらには、フランスパンなどのハード系から、クリームパンやあんぱんなどのスイーツ系まで、さまざまなパンが並んでいます。豊富な種類の中からお気に入りを選ぶ楽しみに、大人も子どもも訪れる方はどなたもニコニコ、店内は笑顔で溢れています。地域に密着したパン屋として人気の同店が、多くの方に親しまれている理由に迫りました。
“糸満の皆さんに美味しいパンを”
糸満市の中でも小中学校や高校、幼稚園などが集まるエリアにあるのが、今回紹介する『Pain de 515』です。
同店は、パン職人の友利由美子さんが2014年5月15日にオープンしたパン屋さんで、店名の515は、開店日が由来になっています。お子さまのお誕生日でもある5月15日は友利オーナーにとって思い入れの深い日にち。数字の並びと語呂の良さも気に入ったため、店名に取り入れたと言います。この場所を選んだのは、糸満市が友利オーナーの出身地だったから。「生まれ育った糸満の地域の方に美味しいパンを届けたい」と6年間のパン修業を経て、開店に至りました。
100種類におよぶ充実の商品
白地の壁に赤色の文字で店名が書かれたシンプルな外観を通り抜け、店内へと足を踏み入れると、最初に迎えてくれるのは芳ばしいパンの香りです。オープンキッチンの厨房では、パン生地を伸ばしたり、焼きあがったパンをオープンから取り出したりと…パン作りに奮闘しているスタッフさんの様子を身近に見ることができます。
手前にある商品棚には、豊富なパンたちがところ狭しと並んでいます。いわゆるフランスパンのように外側がパリッとしたハード系のパンだけでも、ガーリックバターや明太子バターで味をつけたもの、ベーコンやウインナーを中に入れた商品、ミルククリームやあんことバターなどの甘い味わい…バリエーションはとても豊かです。
このほかにも、クロワッサンやデニッシュ、惣菜パン、メロンパン、卵不使用のお子様にもぴったりのパン、焼き菓子まで、その数なんと100種類!これだけあれば、毎日通っても飽きませんよね。
こだわりのバケットは購入必須
豊富な商品の中でも、友利オーナーのイチ押しは“バケット”だといいます。同店のバゲットは24時間かけてじっくり発酵して作ります。低温熟成することで、外はパリパリ、中はしっとりふかふかの食感が生まれるのだとか。定休日にも出勤して翌日の販売のためにパン生地を仕込んでいるという友利オーナー。そこまで情熱を傾けるのは、“美味しさ”のため。
「手間も時間もかかりますが、その分美味しいバケットが出来上がるんです。とても作り甲斐のあるパンですね。」
このほか、お年配の方にはあんぱんや紅芋パンが人気です。またショーケースにはプリンやタルトなどの本格的なスイーツも。手土産に買って帰っても喜ばれそうですね。
地域に密着したパン屋さん
開店から約4年半、早朝からパンを作り始めて閉店後も仕込みの作業などをおこなう日々に、体力的な大変さを感じる反面、嬉しい出来事も多かったといいます。特に「食パンはここで買うことにしている」など、お店のパンが地域の方の生活に馴染んでいるのを感じ、励みになっているそうです。時には、小学生ほどのお子様が「お母さんがここのバケットが好きだから」とお小遣いを貯めてバケットを買いにきてくれるといった心温まる出来事も。
今後は、もっと美味しいパンを作るのに力を注ぎたいという同店。スタッフの技術向上も目指したいとしています。
「当店は種類が多いのでお好みのパンがきっと見つかると思います!豊富なパンを“選ぶ楽しさ”や、パン作りの工程を間近で“見る楽しさ”を感じていただけたら嬉しいです。」とメッセージをいただきました。
じっくり発酵させて作るこだわりのバケットをはじめとした多種多様な『Pain de 515』のパンを、みなさんも是非召し上がってみてくださいね。
店舗名 | Pain de 515 |
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住所 | 〒901-0361 沖縄県糸満市糸満1514-5 |
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電話番号 | 098-851-7770 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
定休日 | 日曜日・第1月曜日 |
ホームページ | https://www.facebook.com/Pain-de-515-314458358704944/ |