【宮城・泉】『Salon de Cafe MANNE』で季節の移ろいに身を任せて紅茶の香りに癒されるひと時を

　四季の移ろいがうつくしいお庭を眺めながら、上質な紅茶をいただく…とっておきのひと時が過ごせる『Salon de Cafe MANNE（サロンド・カフェ・マンナ）』をご存知ですか？
　2002年のオープン以来、多くのお客さまの心を惹きつけているのが、癒しの雰囲気が漂う空間と、上質な香りの紅茶です。日常を忘れてホッと一息つける同店の魅力とこだわりを取材しました。

泉区で親しまれてきた癒しの喫茶店

　東北自動車道・泉インターチェンジから車で５、６分の場所にあるのが、『Salon de Cafe MANNE』です。仙台市地下鉄南北線・泉中央駅からは徒歩30分ほど、宮城交通バスならバス停・将監西保育所前から徒歩３分です。

　こちらは、2002年に同所で開店して以来、ゆったりくつろげると地域の方に好評で、現在では３つの姉妹店を構える人気店となっています。今回お話を伺ったのは、オーナーの小野さん。物腰の柔らかいお人柄が印象的です。

　「もともとお菓子作りが好きだったんです。子育てがひと段落したタイミングで、この場所で友人と一緒に手作りの小物を売る様になったのですが、やっぱりお菓子も提供できる喫茶店にしたいと、必要な準備を整えてからオープンさせました。」と小野さんは当時を振り返ります。

日常を忘れさせてくれる癒しの空間

　お店を訪れるとまず迎えてくれるイングリッシュガーデンは、小野オーナーが自らお手入れしているといいます。四季折々の移ろいを感じさせてくれるこの庭は、中に足を踏み入れると空気感がガラリと変わり、日々の忙しさを忘れさせてくれると評判です。

　さらに、店内も隅々にまでオーナーのこだわりが行き届いています。アンティーク調の家具に、暖炉、赤いベロアのカーテン…欧風な内装はおしゃれでありながら居心地のいいくつろげる空間に仕上がっています。店内の装飾も季節に合わせて変えているそうで、いつ訪れても一味違う雰囲気でお客さまを迎え入れてくれますよ。

上質な紅茶が日々に彩りをくれる

　目を見張るのが、紅茶の種類。ドイツの老舗紅茶メーカーの“ロンネフェルト”を取り扱っているのが特徴です。ロンネフェルトは、“高級ホテルに見合う紅茶を”という考えのもと1823年ドイツ・フランクリンで誕生しました。香り高く上質な味わいを追求するとともに、お客さまの要望に応えるためフレーバーの多様性にも力を注ぎ、現在ではクラシックな紅茶からフルーツなどのハーブティまで、バリエーション豊富なお茶を展開しています。
　この茶葉は世界的にも高く評価されていて、ドバイの７つ星ホテルや日本国内の高級ホテルで扱われていますが、飲食店で提供されるのは珍しく、同店で飲めるのはとても貴重なことなのです。

　お店では、このロンネフェルトの茶葉を豊富に揃えていて、定番の味わいに加えて、リラックスできる香り、デトックスが期待できるもの、期間限定のフレーバー…迷ってしまうほどのバリエーションです。知識豊富な小野オーナーに相談しながら、そのときの気分に合わせた一杯を選んでみてくださいね。

手作りの焼き菓子でホッと一息

　紅茶に合わせたいのが、オーナー手作りのお菓子です。金柑、ラフランス、アプリコットといった季節のフルーツが入ったタルト、シフォンケーキ、デコレーションケーキなど、そのときどきのおすすめのスイーツを提供しています。優しい甘さのスイーツと香りの楽しい紅茶の組み合わせは、言わずと知れたベストコンピです。
　１週間前までに予約すれば、アフタヌーンティーセットもオーダーできますよ。本場イギリスの王室を思わせるような贅沢なセットは、ちょっとした記念や自分へのご褒美にもぴったりです。

紅茶教室やイベント、ランチも

　「紅茶の世界を広げたい。」と微笑む小野オーナー。紅茶を知る教室も開催しています。また、地域のイベントではお菓子の販売も。気になる方はお店までお問い合わせくださいね。

　さらに、ランチメニューも充実している同店。ココナッツカレーやシェフのおすすめプレート、ランチコースもあります。満足感溢れる料理ばかりですよ。

　ぜひみなさんも、『Salon de Cafe MANNE』へ足を運んでみてはいかがでしょうか。落ち着いた空間と紅茶の香りに癒されること、間違いなしです。