【福岡・柚須】おもてなしの心で異国の味を届ける『Asian Dining&Cafe Nepalaya(ネパール屋)』
福岡南バイパスの新二又瀬橋の近くにオープンした『Asian Dining&Cafe Nepalaya(ネパール屋)』はネパールでよく食べられている料理を中心に、中華料理や創作料理などバラエティに富んだメニューが特徴のお店です。早速オーナーのナラヤンさんにお話をうかがいました。
学業との二足のわらじで準備したお店
――ナラヤンさんは日本語がお上手ですね。来日はいつ頃ですか?
「日本に来たのは2011年ぐらいです。最初は福岡の日本語学校に通いながら飲食店でバイトをして、それで飲食業に興味を持ちました。日本語学校を卒業してから高知大学で勉強しながら別の業種で起業して。」
――大学に行きながらですか?
「はい。でもずっと飲食店もやりたいと思っていたんですけど、なかなか実現できなかったので、福岡にまた戻ってきてビジネススクールに通いながらビジネスコンテストで優勝したりして。」
――優勝?それはむちゃくちゃスゴイですね!
「ありがとうございます。とても自信がついたので、2018年の5月ごろに共同経営という形で1つお店を出して、今回は自分のコンセプトで8月にこのお店をオープンしました。」
――念願叶って、完全に独立した自分のお店を出したのが8月。ハイスピードですね。
「いろいろバタバタで、学業もすごく忙しくて、本当に間に合うか不安だったんですけど、いろんな方の力を借りて予定通りオープンできたことがすごい良かったです。何事も自分1人の力じゃ難しいってことに気付かされました。」
――オープンしてからはいかがですか?
「飲食って、やっぱり自分がどれだけいいサービスをしてると思っていても、その評価はお客さまがしてくれるから、リピーターのお客さまがいることが本当に嬉しい。それがモチベーションになって、やって行けるなと。」
――何度も通ってくれるということは、つまり美味しかったと思ってもらえたことですから、本当にうれしいことですよね。このお店はネパール屋という名前なので、もっと異国の雰囲気が強いのかなと思って来たんですが、日本人に違和感のない内装ですね。すごく入りやすいなと思います。
「誰でもなじみやすく、入ってゆったりできる空間と、どんな方でも普通に声かけていただいて話ができたりするような雰囲気を目指しました。だからオープンキッチンにして、私たちとコミュニケーションを取りながらお食事してもらえるようにしています。その場でフィードバックを得たりとか、お客さんに喜んでもらえるってのがいいなと思っています。」
人気はネパール定食
――お店は11時から休憩なしで夜の11時までずっとオープンしているんですね。開店するとランチのお客さまがいらっしゃると思うんですが、一番人気はどのメニューですか?
「このネパール定食ですね。ネパールで一般的に毎日食べるようなものを1つのお皿にまとめて。カレーとお豆のスープ、それからダールって言うんですけど、ほうれん草を炒めておひたしみたいにしたもの。あとは漬物とかサラダがついています。いろんなもの入ってるから、ランチにはちょうどいいようで一番人気ですね。」
――カレーの具は決まっているんですか?
「カレーはですね、5種類から選べるようになってまして、当店で扱ってるのがチキンカレー、ポークカレー、マトンカレー、あとキーマカレーと野菜カレーがあります。その中からカレーを1つ選んでいただいて、辛さも自由に選べるようになっています。」
――ネパール屋さんのカレーにはどんな特徴がありますか?
「カレーって色々あると思うんですよ。そのスパイスの分量や調理によって、辛さとか香りとかお店によってもまちまちだと思うんですけど、うちのカレーは具材とスパイスがしっかりなじんでる感じで、こう、口の中に入れても優しいっていうか。そんなにこう辛くても美味しいし、何にでも合う感じですね。」
――インドカレーは結構パンチが効いてるイメージがあるんですけど、ネパール屋さんのカレーはもっと具材となじんでいるんですね。
「そうですね。インドカレーは事前にルーを作って、後から具材をつけるんで、ルーと具材が別ものみたいな感じなんですよね。でもそれはもったいないなと思って、お肉と具材とスパイスを一斉に煮込むことによって、具材の味も良く出るので、しっかりなじむんですよね。」
――具材と煮込んでるところが、大きな違いなんですね。こういうセットメニューは夜のメニューにもありますか?
「はい、あります。ネパール定食の他にもタンドリーやグリルも。ナンのセットもご用意しています。」
――ネパールのナンはいろんな種類がありますよね。私、個人的にチーズナンがすっごい好きなんですけど、こちらのお店にもありますか?
「チーズはものすごいたっぷり入ってます。丸くて大きなナンで、カレーがなくても食べれるので、レーが余っちゃうみたいな(笑)。フワフワしてるから、皆さんつい単品で食べちゃうみたいです。」
ディナータイムもリーズナブルに!
――ランチメニューのお値段が安いなあと思ってたんですが、ディナーもかなりお手頃ですね。生ビールの中ジョッキが390円ってホントですか?
「はい。ネパールビールも多分他店より安く提供し照ると思います。地域の方が来て楽しめるように価格設定は安くしています。エベレストビールやネパールアイスビールの2つ。あと、ノンアルコールビールもあります。あとウイスキーはジョニーウォーカーですね。ボトルキープもできるので、ご家族やご友人と一緒に頼まれる方もいます。」
――ボトルキープ!いいですね。
「コークハイボールとかジンジャーハイボールとか、お好きなスタイルで楽しめます。サワーはレモン味、カシス味、グレープフルーツ味など6種類くらいありますね。あとラム酒はネパールのククリラムっていうラムを扱ってるんですけど、これも非常に歴史のある美味しいラムで。」
――へえ。ラム酒。
「ラムって甘いんですよね。そして非常に度数が強いんですが、飲みやすくて。ネパールは寒いところも多いので、寒い時期にはぴったりです。もちろん暑い時も飲めないことはなくて、ハイボールにしたりして飲まれてますね。」
――ネパールの人はラム酒を良く飲まれるんですか?
「ビールの次にラム酒ぐらいですかね。特に軍隊の方が昔から飲んでたようなので。軍隊ってのは持ち運んでるんですよ、お酒を。」
――それを夜になるとみんなで飲んで?
「そういうので有名です。温まりますし、風邪を引いてもこれを1杯飲んだら治るっていうぐらい、すごい効果があります。」
――そうなんですね。タンドリーチキンやモモといったネパール料理だけじゃなくて、エビチリみたいな中華とかネパール風ラーメンみたいな創作料理もあって、おつまみを選ぶのも楽しそうです。
「メニューも季節ごとに変えながら、お客さまとしっかりコネクトしていって、地域の皆さんに愛されるお店にしたいです。特に僕は異国から入ってきた者なので、こういう場を通じて、ネパールの文化も知ってもらいたいなあと思っています。ぜひ気軽に来ていただければと思います。」
【開店ポータル特典】
開店ポータルの読者のみなさんにお得な特典をいただきました!注文のさいに開店ポータルサイトを提示してください。お好みのドリンク1杯(一部除く)をサービスしていただけます。
店舗名 | Asian Dining&Cafe Nepalaya(ネパール屋) |
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住所 | 福岡県福岡市東区二又瀬4-15 マサキビル1F-2号 |
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電話番号 | 092-292-9042 |
アクセス | JR篠栗線・柚須駅から徒歩10分 |
営業時間 | ランチ 11:00~15:00 / ティータイム 15:00~17:00 / ディナー 17:00~23:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://foodplace.jp/nepalaya/ |
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