【北海道・倶知安町】ニセコ 泉郷にあるビストロ『Bistro Re Arbor』道産食材にこだわったここでしか食べられない一皿を

　日本百名山のひとつ、羊蹄山(ようていざん)のある北海道・虻田郡。そこから少し離れた自然あふれる倶知安町（くっちゃんちょう）に、『Bistro Re Arbor（ビストロ リ・アルボー）』があります。

　2018年12月30日に開店した同店で楽しめるのは、和とフレンチ、そしてイタリアンをあわせた新感覚の料理の数々です。北海道産の食材や新鮮な湧き水にこだわり、ここでしか食べられない一皿を提供しています。
　同店を運営する株式会社 泉郷の宿泊営業課・松本さんと、料飲部の部長・橋本さんが取材に応じて下さいました。

レンタルコテージ内に生まれたレストラン

　2018年の12月にオープンした『Bistro Re Arbor』を運営する株式会社 泉郷は、倶知安町でレンタルコテージ『ニセコひらふ 泉郷レンタルコテージ』を運営しています。2016年頃から、絶好のロケーションの中で食事を楽しめる場所を作りたいと、開店に向けて計画を進めていたのだそう。

　お店があるのは、『泉郷レンタルコテージ』の敷地内。宿泊とあわせての利用はもちろん、食事のみでの利用も可能です。
　店名は、ラテン語で森や木を意味する“アルボー”と、生まれ変わりを意味する“リ”にちなんだもの。日々、成長を繰り返していけるようにとの願いを込めて、『Bistro Re Arbor』という名前にしたのだそうです。

　もとはコテージだった建物を改装して、店舗にしたという同店。“和モダン”をテーマに作られた店内は、シンプルでとにかく落ち着いた雰囲気です。開放感があり居心地の良さもバツグン。お客さまからも好評です。

北海道産食材と羊蹄山の湧き水…厳選食材を活かしたメニューの数々

　そんな同店の料理は、北海道産食材だけでなく、ミネラルがたっぷり含まれたニセコアンヌプリから湧き出る敷地内の湧き水を浄水して使用しているのも大きな特徴です。さまざまな食材をイタリアンとフレンチの要素を加えて贅沢にアレンジし、同店でしか味わえないおいしさを生み出しています。

　人気の“伊達地鶏のプロシェット”は、ブランド鶏・伊達地鶏を使用した西洋の串焼き料理。こだわりの旬野菜とあわせて、地鶏のジューシーな旨みを堪能できる一品です。

　続いて、留寿都村産のブランド豚・ルスツ豚を使った“ルスツ豚ロースのカツレツ”もファンの多い一皿。さっぱりした脂の旨みと赤身のやわらかな食感、そして衣のサクサク感がやみつきになると好評です。

　“ワンプレートランチ”は、選べるメイン料理に、スープ、サラダ、惣菜が付いてくる贅沢なセット。メインはその時期の旬な食材を使用した同店こだわりのアラカルトからお好きな一品を選べます。

　そして、適度な脂身が生み出す繊細で柔らかな食感を楽しめる“道産黒毛和牛の霜降りカルビステーキ”も外せません。噛めば噛むほど肉の味があふれ出して、口にした誰もが幸せに浸れるおいしさです。

　ディナーのコースメニュー(5,000円、6,000円)では、ビストロでは珍しい“旬のお刺身3点盛”も味わえます。メニューは、昼、夜ともに、魚料理や肉料理のほか旬野菜の料理、パスタ、ピザまで豊富なラインナップからチョイスできます。家族や友達と違う料理を頼んでシェアするのも楽しそうですね。

お客さまの“心からの笑顔”のために

　「お客さまのなかには、海外から来て下さる方も多いです。彼らは感情表現がとても素直で、帰るときにハグや握手をしてくれることもあって。“ナイスシェフ！”とお褒めの言葉をいただくこともあるんですよ。真っ直ぐに喜びの感情を表してくれると、私自身もうれしいですね。」と、橋本さん。

　今後は、より気軽に利用していただけるお店となるように、店外にバーベキュー設備の設置も考えているのだそう。日々成長を続ける同店に、ますます期待が高まります。北海道産食材を使い、和と洋を組み合わせた料理の数々を堪能できる『Bistro Re Arbor』。倶知安町に訪れさいには、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。