【北海道・旭川】あっさり“煮干しラーメン”と野菜たっぷり“ベジソバ”が人気！『虹のむこう』がOPEN

北海道・旭川に今年７月に開店したラーメン店『虹のむこう』。
あっさり系“煮干しラーメン”と野菜がたっぷり入った“ベジソバ”が人気のラーメン店です。“今まで旭川にないラーメンを”と作り出された渾身の一杯は、食材の宝庫・北海道の美味しさがたっぷり詰まった、ここでしか味わえない美味しさ。女性にも男性にもおすすめの『虹のむこう』のラーメンを詳しくご紹介します。

居心地のいいラーメン屋

皆さんは、虹を見てどんな印象を受けますか？小説のタイトルを思わせる素敵な店名『虹のむこう』は、虹がでるとみんなに教えたくなるように、誰かに教えたくなる“虹”のような存在のラーメンを目指していきたいという願いが込められているそうです。虹のイラストが描かれた看板をくぐった先にある店内は、どこか懐かしい、落ち着いた空間。野菜モチーフの写真や間接照明、木のテーブルがカフェのような雰囲気で、女性でも気軽に入りやすいお店です。

自慢の煮干しラーメン

旭川のラーメンはラードがたっぶりのこってり系が多いという印象を持っていた店長の後藤さん。女性やご高齢の方でも食べやすいラーメンのお店を作りたいと、このお店を開店したのだそうです。そのため、『虹のむこう』で提供しているのは煮干し系のあっさりとした味わいのラーメン。化学調味料を一切使っていない、体に優しい安心のラーメンだといいます。麺は、旭川の製麺所から国産小麦のみを使用した細麺の平打ち麺を仕入れているそうです。煮干しの旨味と香りが引き立つスープと、喉ごしのいい細麺との相性は抜群です。

北海道の野菜をラーメンに

他では味わえない、珍しいメニューが“ベジソバ”です。旬の野菜がたっぷり300gほど乗った、１日分の野菜が食べられるラーメンだそう。野菜の種類は季節によって変わるといいますが、取材したこの日は、トマトにサツマイモ、豆苗、ブロッコリー、キャベツ、ズッキーニなどが入っていました。スープも人参がたっぷり入っているので、鮮やかなオレンジ色。食べるときには、柚子胡椒とトマトピューレをお好みでスープに加えて食べるのが“虹のむこう流”だそうです。野菜不足の現代人に嬉しい、野菜の食感と旨味を存分に味わえるラーメンです。

このラーメンの開発のヒントになったのは、道外に住む後藤店長の友人の“北海道の野菜は本当に美味しいね”という一言だったといいます。日本の中でも、農地面積が全国の４分の１、収穫量も全体の１割を占める野菜大国・北海道。その北海道の野菜をたっぷり食べられるようにと、このメニューを考えたのだそうです。天候不順の野菜の高騰にも負けないよう、価格の安い仕入れ先を探して日々奮闘しているとのこと。後藤店長自身も思い入れの深いメニューのようですね。

なお、夏季限定で煮干しラーメンもベジソバも、冷たいものが食べられるそうです。冷やし塩煮干しは、塩ベースが煮干し本来の味を引き立てます。また冷やしベジソバには、酢が隠し味で入っているそうなので、よりさっぱりとした味わいが楽しめるのだとか。

今後は、『虹のむこう』の煮干し系ラーメンを旭川に広めていくことが目標だといいます。後藤店長は「旭川には、まだ他にはない煮干しラーメンや、ベジソバの新しい味わいを皆さんに味わってほしいですね。まずは気軽にお店を訪れてくだされば嬉しいです。」と話していました。
野菜とラーメンの織り成す新しい味わい、皆さんも是非『虹のむこう』でお店自慢のラーメンを味わってみてくださいね。