【北海道・小樽】和風居酒屋『和バル TAKU』で和食の魅力を♪

北海道小樽市に地元の方から観光客の方まで訪れる人気スポット、“おたる屋台村ろまん横丁”が2017年4月にオープンしました。その中にある隠れ家のような雰囲気の和風居酒屋『和バル TAKU』。串揚げ、お刺身、一品料理をリーズナブルに楽しんでいただけるお店です。今回は、店主の菊地さんにお話を伺いました。

新聞で見た、店舗募集からのめぐり逢い

　――今回、和食居酒屋『和バルTAKU』を開店したきっかけを教えていただけますか？
　「ちょうど独立を考えていた頃に、新聞で店舗募集の広告を見たことがきっかけです。長年飲食に携わってきて、寿司や揚げものを作り続けてきたので、その経験を生かせるお店を持ちたいと思っていたんです。一人で切り盛りできるような屋台が持てたらなと思っていたので、広告を見た時は絶好のチャンスだって思いましたね。」
　
　――こちらのお店はまさに屋台のような店構えですね。出入り口の暖簾も大きくて外からの目線を気にせずに落ち着いて食事が楽しめそうです。内装でとくにこだわったのはどのようなところですか？
　「店内は6席と狭いのですが、厨房のフライヤーやガス台は、この規模のお店には置かないような本格的なものを揃えています。厨房にこだわりすぎてしまったのでプレオープンの前日まで、内装工事が終わらなくてオープンはギリギリになってしまいました(笑)。」
　

趣向を凝らしたメニューの数々

　――お勧めはやはり串揚げですか？
　「そうですね。当店では、他の串揚げ屋ではなかなか見られないような変わり種のメニューもお出ししているんです。お客様が想像つかないような食材を串揚げにしているので、初めてメニューを見て驚かれる方も多くいらっしゃいます。例えば新鮮な素材を使用したさんまの串揚げやたらこの串揚げ、デザート感覚で食べられるバナナの串揚げも珍しいですね。旬のものでいいものがあった時だけ、刺身や天ぷらなどで提供しています。なので、今が旬のタチ(真鱈の白子)に衣をまぶして揚げた一品も他ではなかなか出会えないと思います。お任せセットはおすすめの串揚げを提供しているので、迷った場合はそちらがおすすめです。」

　――どのメニューも珍しいものばかりで美味しそうですね。揚げ物以外には、どのような料理を提供されているのでしょう？
　「今は、タチポンやお刺身ですね。小樽は海鮮物の町としても知られているので、ぜひ美味しい魚介を食べていただきたいです！」

串揚げの素晴らしさを広げるために

　
　――『和バルTAKU』を開店して、どのようなことにやりがいを感じられますか？
　「一番嬉しかったのは、人との出会いが増えたことですね。以前の店舗に来ていたお客様も顔を出してくださいますし、新規のお客様もたくさん来てくださいます。最近は、海外から来られるお客様も多いので、翻訳アプリを駆使しながら頑張っています！普段の生活をしているだけでは出会えない人との出会いが経験できるので、お店を開店して良かったなって感じてますね。」

　――それでは、最後に今後のお店のビジョンと開店ポータルをご覧になった方へ、メッセージをお願いします！
　「今はこの店舗を安定させて、地盤を固めていきたいと思っているので店舗展開はとくに考えていないんです。小樽には、串揚げを扱うお店自体が少ないので、これから少しずつ皆様に知ってもらえたらなと思っています。皆様、是非当店でしか食べられない美味しい串揚げを楽しみに、お気軽にご来店ください！」

　串揚げをメインに自慢の料理を提供する和風居酒屋『和バルTAKU』。皆さんもその魅力に、是非触れてみてください。