開店情報

【北海道・札幌】地元のみなさんと作り上げた素敵なお店『和氣藍々』に行ってきた

JR札沼線「篠路駅(しのろえき)」の出口から真っすぐ歩き8分ほどにあるお店。篠路まちづくりテラス『篠路まちづくりテラス和氣藍々(わきあいあい)』が5月16日にオープンしました。今後、中心になって運営を行っていくNPO法人の石本さんにお話を伺いました。

<3つの欲しい>を叶えたお店

『和氣藍々』は3年前に始まった地元の方への<地域調査>がきっかけで作られました。たくさんのアンケートを集めてみたところ<3つの欲しい>があったのです。
①ごはんが食べられるお店が欲しい
②みんなが気軽に集まれる場所が欲しい
③篠路のまちの歴史を伝えられる拠点が欲しい

これら地域住民の想いを形にしたのが『和氣藍々』なのです。

地域住民の方々からの、たくさんの支援や協力のもとオープンした『和氣藍々』
すでに、みなさんが気軽に集まれる大切な場所になっています。

<いつでも誰かに会える場所>

約50坪ある店内は、大きなカウンター席やテーブル席で広々としています。「あえて相席になるように作っている」と笑顔の石本さん。いつでも誰かに会えて、いつでも話ができる作りにしたそうです。『和氣藍々』は地元の方たちの愛情がたっぷりとこもった素敵なお店ですね。

手打ちうどんと和風のデザート

『和氣藍々』に来たら是非食べてもらいたいのが、こちら!
篠路にある製粉会社の粉を使った手打ちうどんは自慢の一品です。

うどんを揚げたおつまみも、新感覚でとても美味しいですよ!

締めのデザートにはうどんにも合う『ほうじ茶プリン』や醤油味の生クリームが添えられたカツオ節の『シフォンケーキ』もどうぞ!地域の特産を生かした食事の数々に、最後まで幸せな気持ちになりますね♪


(シフォンケーキ)

(ほうじ茶プリン)

また地元の農家さんが毎朝提供してくれる野菜の販売スペースもあります。篠路は農業が盛んな地域でもあり、おいしくて新鮮な野菜を低価格でいただけるので、とても嬉しいですね。

地元の歴史を伝えていきたい

もうひとつ、注目して欲しいのがインテリアです。<篠路の歴史を伝える拠点が欲しい>という想いから、店内には地元の方が持っていた古いものを集め、インテリアとして飾られています。中には明治時代の下駄箱や黒電話などもあり、篠路という街の歴史を感じられる空間となっています。

そんな店内を照らしている照明は、篠路市在住の折紙作家さんが作ったもの。折紙を使った温かみのある照明が、とても落ち着く雰囲気を演出しています。

(地元の方が作られたものも販売されています)

「篠路はもっと大きく変わっていくだろう」という想いを込めて地元の方々が立ち上がり、力を合わせて作った『和氣藍々』地域のお困りごとも、ここで出会った人たちとの繋がりで解決できる場所でもあり、たくさんの方が幸せになってもらえるようなお店です。

スタッフは地域の方がボランティアで行っています。「みなさんがそれぞれ役割を持って働ける場にしていきたい。みんなで街を元気にしましょう!」と石本さんはおっしゃいます。地元愛が生んだ『和氣藍々』地元の方はもちろん、篠路に遊びにきた際はぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。

店舗名 和氣藍々
住所 北海道札幌市北区篠路4条9丁目15-10
電話番号 011-788-3146
アクセス JR北海道「篠路駅」から徒歩8分
営業時間 10:00~18:00
定休日 日・月・祝日
ホームページ https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010201/1055811/
店舗詳細はこちら