【北海道・月寒中央】厳選ワインは多種多様！『ワイン&カフェtoco toco』は昼も夜も楽しめる居心地のいいお店

　これからご紹介するお店は、札幌市豊平区に2017年12月に開店した『ワイン&カフェtoco toco（トコトコ）』です。
　こちらでは、世界各国の選りすぐりのワインとともにオーナー手作りの洋風メニューを楽しむことができます。また、昼間はゆったりとコーヒーを堪能できるカフェとしての一面も。落ち着いた雰囲気の店内は、昼も夜も、好みに合わせてくつろぐことができますよ。
　ワインの専門家でもある酒井オーナーに、お店づくりへの思いやこだわりのメニューについて伺ってきました。

レトロな路地裏に佇むお店

　札幌市営地下鉄東豊線・月寒中央駅から徒歩５分ほど、路地裏の一角にレトロなスナック街があります。
　この場所で2017年12月に開店したお店が『ワイン&カフェtoco toco』です。オーナーの酒井さんは、社団法人日本ソムリエ協会が認定するワインエキスパートの資格を持つ、ワインのプロ。出身地の札幌に帰ってきたことを機に、豊富な知識とワインに対する情熱を活かした仕事をしたいと、同店を開店したそうです。

　物件探しのため街を歩いていたときに見つけたこの物件は、酒井オーナーが一目ぼれをしたお気に入りの場所。落ち着いた街の雰囲気が“肌に合う”と感じ、ここでお店を開くことを決めたといいます。

落ち着いた雰囲気でゆったりと

　もともとバーに通ってワインを味わうのが好きだった酒井オーナーは“自分が行きたいお店を作りたい”と、お客様目線でのお店づくりを実践しています。
　猫のシルエットが浮かび上がる看板を目印に店内へと足を踏み入れると、木彫をベースにした温かみがある落ち着いた空間が迎えてくれます。こだわったのは、店内の照明と色調なのだとか。暗すぎず明るすぎない、程よい照明がゆったりとした大人の時間を素敵に演出してくれますよ。

世界各国の多彩なワイン

　こちらのお店の魅力は、世界各国のワインを味わえること。フランス、ドイツ、イタリア、日本、アルゼンチン、南アフリカなど、味わいも香りもそれぞれ個性的な銘柄を種類豊富に取り揃えています。その時々で出合えるワインはさまざまですが、世界の５大陸から必ず一本は提供できるように、仕入れをしているそうです。
　特に、スペインに住んでいた経験もある酒井オーナーはスペインワインに思い入れがあり、インポーターとの直接取引で日本では珍しい銘柄も仕入れているのだとか。また、ドイツワインケナーの資格をお持ちということもあり、ドイツワインの知識にも長けています。ワインに詳しい方でも初心者の方でも、酒井オーナーに相談すれば新しいお気に入りの一杯を見つけられそうですね。

ワインと相性ぴったりの料理

　『ワイン&カフェtoco toco』では、ワインと相性のいい洋風の家庭料理を食べることができます。
　酒井オーナーの一押しは“自家製キッシュ”。さまざまなレシピを試して完成したこのメニューは、芳醇な香りの滑らかな卵生地が癖になる一皿です。味の秘訣は“良質なチーズ”を使用していること。濃厚な味わいはワインと合わせて食べると、さらに魅力が増しますよ。
　お客様から人気が高い“ハンバーグ”も外せません。こちらは、トマトソースで煮込んだ小さめサイズのハンバーグが２つお皿に乗っています。また、“自家製ピクルス”もおすすめの一品です。酒井オーナー行きつけのお店のピクルスを再現したそうで、酸味と甘みのバランスが最高です。いずれもメニューも少量ずつをリーズナブルな価格で楽しめるのが嬉しいですね。

カフェとしても有能

　お昼はカフェとして営業している同店。熟成豆で淹れるコーヒーや、香り豊かな紅茶、体に優しいごぼう茶など、ほっと一息つけるドリンクメニューがズラリ。カフェタイムには、お店自慢のキッシュをオーダーすることもできます。ランチにもぴったりですね。

“気軽にワインを親しんで”

　「ワインは産地や作り手によって全く違った味わいを楽しめます。お店ではワインの選び方のセミナーも開いるんです。ぜひ参加していただいて、ご自宅でも気軽にワインを親しんでもらえれば嬉しいですね。これからは二階のスペースも活用しながら、音楽の生演奏を聴けるようなお店にしていきたいと思っています。」

　ワイン通の方も、ワインの魅力にまだ気がついていない方も、『ワイン&カフェtoco toco』を訪れればお酒の楽しみ方が広がるかもしれませんよ。ぜひ訪れてみてくださいね。