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大阪

【大阪・北新地】新鮮なホルモンをお手軽に味わえるお店『脇田屋』

 JR東西線北新地駅から徒歩5分、大阪の中心地でオフィス街でもあるエリアに、新鮮ホルモン & もつ焼きのお店『脇田屋』があります。オープンは2017年6月6日。北新地という大阪の高級飲食店が軒を連ねるエリアで、驚きの格安料金でホルモン焼きを提供するお店です。
 今回は、オーナーの脇田さんにお話を伺いました。

「30代のうちに独立」が目標だった

 

 『脇田屋』は、約25平米・カウンター12席のお店です。オーナーの脇田さんは長く飲食業界に携わってきた方で、漠然と「30代のうちに自分の店を持ちたい」という目標があったとか。ホルモン焼き、もつ焼きのお店にしたのは、このジャンルは関東が圧倒的に多く、関西では珍しいことが理由でした。

 お店の物件をずっと本町で探していたのですが、なかなか見つからず、たくさん巡った末に現在の物件に出会いました。もとは鉄板焼き屋さんでしたが、脇田さんはほとんどの設備をリニューアルしてご自身のイメージに合うお店に作り上げたそうです。

絶妙な焼き加減が自慢! ホルモン焼き

 ホルモンは、部位によってちょうどいい焼き加減がわからず、焼くのが面倒という方もいるかもしれません。しかし、『脇田屋』ではオーナーがすべて焼いてお皿に盛って提供してくれます。写真は、旨味たっぷりの焼きとんのかしら(左)と牛タン(右)の2種盛り。特製味噌だれとからしがついていますが、何もつけなくても十分ホルモンの味を堪能できます。お値段もそれぞれ480円(税抜)という驚きの安さです。

 こちらは左からレバー450円(税抜)、とろ390円(税込)、ハラミ480円(税抜)。どれも柔らかくホルモンの部位が持つそれぞれの旨味を味わえます。臭みがまったくないため、レバーが苦手な方にもおすすめです。たれはコチュジャン入りの特性だれでホルモンによく合います。

 最後にいただたのは『脇田屋』のイチオシメニュー、「ホルモン辛味噌焼き599円(税抜)」。オーナー自慢のメニューだけあって、お客さんの間でも大人気です。つけダレにもよく合い、口に入れるとホルモンがとろけそうなくらいの柔らかさで、まさに絶品!

 ホルモンはすべて串に刺さずにお皿に盛ってくれるので、数人でいただく時もシェアして食べられます。

おいしさの秘訣は素材と焼き方

 「こんなにおいしくホルモンを提供できる秘訣は?」とオーナーの脇田さんに伺ったところ、素材へのこだわりと焼き方にその秘密がありました。素材のお肉はすべて国産肉を使用。そして炭火で焼くことで、ホルモンがよりおいしく焼けるそうです。炭は紀州産の備長炭を使っているというこだわりも。

ご存知のように、炭焼きはガス焼きに比べてコストがかかるもの。脇田さんに「コスト削減のために、安いお肉やガスで焼こうと思ったことはありませんか?」と伺ったところ、「そこを妥協してはおいしいホルモンは提供できませんから」と仰ったのが印象的でした。

ランチも営業! お得なサービスもアリ◎

 周辺がオフィス街ということもあり、『脇田屋』はランチ営業もしています。「和豚のかるび丼」「すたみな丼」「生姜焼き丼」などのランチメニューは、味噌汁とお漬物がついて700円(税込)。

 ご飯は通常250g。ご飯小(180g)にされた方には、サービスで野菜ジュース、フルーツジュース、缶コーヒーの中から好きなものをひとつもらえるという特典つきです。ランチはテイクアウトもできます。

ふらりと一人で訪れてもくつろげるお店

 絶品ホルモンをリーズナブルに味わえる『脇田屋』は、ふらりと一人で訪れても落ち着けるくつろぎのお店です。オーナーの脇田さんもとても気さくな方で、カウンターに座ると居心地の良さを感じます。「一度来てくださったお客さんが、常連さんになってくれるのが嬉しい」と仰る脇田さん。将来的には、店舗拡大も視野に入れているのだとか。

 お友達や会社の同僚などとはもちろん、“一人ホルモン焼き” も楽しめる『脇田屋』。お肉が好きだという方は、ぜひ一度訪れてみてください。リピーターになること間違いなしです。

■文、写真・熊本 珠美

店舗名 脇田屋
住所 大阪府大阪市北区西天満4-15-1
電話番号 06-6361-5656
アクセス JR東西線北新地駅から徒歩5分
営業時間 ランチ11:30~14:00(LO13:30/ ディナー17:00~0:00(LO23:30)
定休日 日曜日、祝日の月曜日
ホームページ http://japanese-izakaya-restaurant-1025.business.site/