開店情報

【大阪・北新地】飲んだあとのシメは『てっぱんもんじゃ ぽよ』で決まり!目の前で焼いてくれる絶品もんじゃ♪

 江戸っ子が愛する下町グルメ・もんじゃ焼きのお店が、大阪の繁華街にオープンしました。北新地にある『てっぱんもんじゃ ぽよ』では、もんじゃ焼きの大衆的なイメージを一新するシックな空間で、スタッフが焼いてくれる絶品もんじゃが楽しめます。

 キャベツとお出汁がメインの同店のもんじゃ焼きは、糖質量がたったの11g!ダイエッターでも罪悪感なく食べられます。親子風、琉球風、PIZZA風など、スタッフのアイデアから生まれた個性派もんじゃも見逃せません。

ぽよ夫妻が元気に切り盛りするお店

 西日本を代表する高級飲食店街・北新地は、クラブや料亭などが立ち並び、大人の雰囲気が漂う街です。そんな北新地に、2019年1月にオープンしたのが『てっぱんもんじゃ ぽよ』。オーナー・舩越さんの奥さまが、インタビューに応えてくれました。

 ご主人はこれまで10年以上、飲食関連の仕事をしてきました。それを知る奥さまの知人から、“北新地にいい物件があるんだけど、お店を出してみない?”と声をかけられたのがきっかけだったのだとか。

 「“いずれはお店を出したいね”くらいに思ってたけど、せっかくもらったお話だからやってみようと思って。最初は不安でしたけどね。」
 当時もんじゃ焼きのお店で働いていたご主人は、経験を活かして『株式会社 poyo’s kitchen』を設立。1号店として、『てっぱんもんじゃ ぽよ』をオープンしました。


▲「ぽよ」ことオーナーの舩越さん

 「ぽよっていうのは、主人のニックネームなんです。この辺、かっこいい名前のお店が多いから、変な名前でもいいんじゃないかなって思って(笑)。」と奥さま。“ぽよの嫁”として、元気にお店のSNSを更新しています。

夜の街・北新地にふさわしいシックな店内

 「もんじゃ屋さんって、もっとわちゃわちゃしてたり、床がベタベタするようなお店が多いじゃないですか。そういうのじゃなくて、デートとか接待にも使える、落ち着いたお店がいいなって思ったんです。」

 かわいい店名とは裏腹に、黒のベンチシートが並ぶ店内はシックな雰囲気。みんなでワイワイ鉄板を囲む、もんじゃ焼きの大衆的なイメージが覆ります。

 「お店でインスタをやってるけど、もんじゃって写真映えしないんです。動画だとおいしそうに見えるけど、写真だと“なんかぐちゃぐちゃしたのがある…”ってだけの画面になっちゃって(笑)。結局、お肉メニューに頼っちゃいます。」
 お店は、オープンしてまだ一年足らず。もんじゃ焼きになじみのない大阪の人たちに、おいしさを知ってもらいたい…。そのためには、ここが頑張りどころなのだと奥さまは意気込みます。

ダイエッター歓喜の個性派もんじゃを味わおう

 たこ焼きやお好み焼きなど、なにわっ子は粉もんが大好き。でも、ダイエット中だったり身体を鍛えていたりして、太るからと我慢している方も多いのではないでしょうか。

 『てっぱんもんじゃ ぽよ』のもんじゃ焼きは、1人前あたり15gしか小麦粉が入っていません。ほとんどがお出汁とキャベツで、糖質量はたったの11g!茶わん1杯のご飯の糖質量(約56g)から見ると、びっくりするほど少ないですよね。
 もんじゃ焼きはスタッフが目の前で焼いてくれるので、お客さまはできたてのアツアツを頬張るだけ。もんじゃ焼きの調理に慣れていない、関西の人たちへの心づかいが感じられます。

 ダントツ人気の“明太もちチーズもんじゃ(980円)”は、どんなお客さまも「とりあえずコレ!」でオーダーする王道の味です。

 「もんじゃのレシピは、主人が前のお店の味をアレンジして、いろいろ試行錯誤して考えたみたいです。私はお客さんの視点で厳しく味見してたから、“味がしない”とか“しょっぱくてマズイ”とか、文句ばっかり言ってました(笑)。」と奥さま。


▲濃厚卵の親子風もんじゃ

 鶏もも、卵、玉ねぎで親子丼風に仕上げた“親子風もんじゃ(980円)”は、1人前に卵が2個ついてきます。目玉焼きのようにパリッと焼いても、固まる前に混ぜてとろとろにしても美味。お好みの食べ方で楽しんでくださいね。
 ゴーヤ+卵+スパムでチャンプルー風にした“琉球風もんじゃ(1,500円)”は、沖縄で愛される和風だしの風味を目指したとのこと。トマト+玉ねぎ+アボカド+チーズの“PIZZA風もんじゃ”(1,700円)もおいしそうです。

 「季節限定のもんじゃも出ますよ。旬の食材を組み合わせたり、料理好きの人のインスタからアイデアをもらったりしてます。」と奥さま。
 もんじゃベース(750円)をオーダーすれば、約30種類の中から好きな具材をトッピングして、オリジナルもんじゃをつくれます。テーブルが盛り上がりそうですね。

 もうひとつのイチオシは、“厚切りハラミステーキ(5,000円)”。300gの塊肉をドドンとお客さまのテーブルに運び、切り分けてくれます。
 厨房で表面だけ焼いて提供するので、お肉の内部は生になっています。軽く鉄板で温めてレアで、よく焼いてウェルダンで、と食べ方はお客さま次第です。


▲野菜巻き(130円~)

北新地でシメのもんじゃを食べるなら、ココで決まり!

 もんじゃ焼きは、大阪ではまだまだなじみのない料理。お好み焼きやたこ焼きと同じ粉ものでありながら、食わず嫌いの人も多いのだとか。
 「せっかく関西でお店を出すなら、関西の人においしいと言ってもらえるものをつくりたい」と、オーナーご夫妻はいまでも味の改良を続けています。


▲カレーもんじゃ

 「店舗展開とかは、まだ考えられないかな~。まずはこのお店を軌道にのせて、3~4年がんばってからですね。」
 飲食業界の大手で働いてきたご主人に対し、奥さまはこの道ではまったくの素人だったそう。「若いとき、ファミレスでバイトしてたくらいですもん。」と笑います。
 現在は別の仕事をしながら、忙しい時間帯にお店に入ってご主人を支えているそうですよ。

 新メニューを考えるときはご夫婦いっしょに、アルバイトのスタッフも交えてアイデアを出し合っているのだとか。互いに支え合いながら、いいお店をつくろうと努力する姿に、元気をいただいた取材となりました。
 「大阪ではなかなか食べられない月島のもんじゃを、ぜひ一度食べに来てくださいね!」と、奥さまは笑顔で話してくださいました。

 北新地らしい上質な空間と、ユニークな変わり種もんじゃのギャップが素敵な『てっぱんもんじゃ ぽよ』。大切な人と鉄板を囲んで、朝まで語り明かしましょう!

店舗名 てっぱんもんじゃ ぽよ
住所 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-8-6 北新地山忠ビル一号館 B1F
電話番号 066-136-5422
アクセス JR東西線北新地駅(11-41出口)から徒歩3分
営業時間 月曜〜金曜日 18:00〜5:00(ラストオーダー4:00) / 土曜日 18:00〜24:00
定休日 日曜日
ホームページ https://teppan-monja-poyo.business.site/
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