開店情報

【東京・秋葉原】世界一周気分!?『ジャーニー×ジャーニー ボックスラウンド』バックパッカーによる多国籍料理店

 電機、オタク、メイド、高層ビル群…『ジャーニー×ジャーニー ボックスラウンド』は、そんな多くの文化が交わる秋葉原にひっそりと佇む多国籍料理店です。”Journey”は英語で”旅”。かつて食をテーマに世界一周した店主が、自分の舌で世界の料理を感じ、それを表現する場として経営している『ジャーニー×ジャーニー』の2号店として2017年10月にオープンしました。元旅人ならではの工夫がありとあらゆる場所で感じるこのお店の魅力を紹介していきます。

旅人の背中を押したくて

 「旅は究極のエンターテイメントだ」と言うオーナーの山本さん。自分自身も世界中を旅してまわることで、その素晴らしさを体感したそうです。しかし旅に出るということは同時に仕事を辞めたり、 家を引き払ったり、失うものもあるということを覚悟をしないといけない。結果ハードルが高くなり、旅に出られずに悩んでいる人も多い。しかし山本さんは「失うもの以上に得られることの 方が圧倒的に多い」と考え、そんな旅に出るか悩んでいる人たちの脊中を押そうとお店をオープンしました。結果、山本さんの影響を受けて旅立った人も沢山いるようです。
 壁には自ら描いた地球の絵と、学生時代から好きであった世界中の映画のフライヤーがおしゃれに飾られていました。

実際に舌で感じたものをメニューに

 メニューの強みはなんと言っても、オーナーシェフが全世界で体験してきた食が楽しめることです。東京には数多くの多国籍料理店がありますが、実際その全ての国に行き、現地で料理を学んできた人はどれくらいいるでしょうか。その国々は、アジアやヨーロッパだけではなく、アフリカや中南米まで含まれています。よって世界中のメニューを食べて、プチ海外旅行気分も味わえます。最近のオススメのメニューは「PHC」(パンハンバーグケーキ)だそうです。

 ハワイ料理の「ロコモコ」と「パンケーキ」を合わせたオリジナル料理。この様に、ただ世界の 料理を同じ様に作るだけでなく、異なった料理と掛け合わせた「アレンジ料理」が豊富であり、 世界中の異なる料理を知っているシェフだからこそ編み出すことができる計算式なのでしょう。

 半熟卵をカットすると、とろっとろの黄身とシェフ特製Wソースが絡み合い、口の中に幸せが広がります。数量限定ですが、ランチでは750円で食べられます。

夜はふらっと立ち寄れて気軽に飲めるお店に

 1号店との違いは”気軽さ”。ボックスラウンドはレストランというよりはバーやパブといった様に” 気軽に使える”がコンセプトだと言います。気軽に使える様に値段も1号店より抑えてありますが、だからと言って決して妥協はなく、ビールだけでも数十種を常備するこだわり様です。

 旅がコンセプトなだけあって、世界中のビールはもちろん、クラフトビールも常備してありました。

 「仕事帰りに一杯飲んでから帰りたい!」なんていうシチュエーションにもオススメです。お洒落なワイングラスに注がれるクラフトビールは女子の心も掴みます。
 他にも、ニューヨークで人気の「チキンオーバーライス」(750円)や、一度に世界中の料理が楽しめる「世界一周エコノミーコース」(4,000円/2時間飲み放題付)など、バックパッカーならではの気になるメニューが目白押し。秋葉原に来た際は、是非ふらっと『ジャーニー×ジャーニー ボックスラウンド』に寄ってみてはいかがでしょうか。

■文、写真・片岡力也

店舗名 ジャーニー×ジャーニー ボックスラウンド
住所 東京都台東区台東1-33-4 山上ビル 1F
電話番号 080-4096-5577
アクセス JR秋葉原駅から徒歩9分
営業時間 11:30 ~22:00
定休日 不定休
ホームページ https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13212785/
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