【東京・蒲田】ちょっと大人なスペインバル『ワイン&パエリアBlanco(ブランコ)』でワンランク上のスペイン体験を

スペイン料理のエキスパートが独立し、オープンしたお店『ワイン&パエリアBlanco』。落ち着いた空間で本格的なスペイン料理とワインが楽しめる同店は、ぜひ大人の方に知っていただきたいワンランク上のバルです。生米から仕上げる特製のパエリアは、具材の出汁がしっかり米の中まで染み込んだ珠玉の一品！旬の食材で作る季節限定のパエリアも魅力的です。お一人様からグループでの貸し切りまで、幅広いニーズに応えてくれる『ワイン&パエリアBlanco』のこだわりと強みを詳しくご紹介します。

落ち着いた雰囲気のバル

『ワイン&パエリアBlanco』は、JR京浜東北線・蒲田駅から徒歩３分ほどの場所に店を構えています。オーナーシェフの宮崎龍太さんが2018年４月に開店しました。宮崎シェフは、20歳の頃に飲食業界へ就職して以来、スペイン料理の奥深さに魅了され、その後も複数のスペイン料理店で腕を磨いてきました。その中で“こういった雰囲気のお店をやってみたい”と、自然と独立を考えるようになっていったといいます。

店名のBlancoとは、スペイン語で白色の意味。シンプルなエッセンスがお好きな宮崎シェフは、店名や内装でもシンプルさを取り入れたそうです。ごちゃごちゃした雰囲気ではないので、ゆったりと過ごすのに最適です。お一人様も入りやすいカウンター席や、デートや親しいご友人との会食にもぴったりの半個室のテーブル席も設けられています。14人以上から店内を全て貸し切ることもできるため、会社での宴会やちょっとしたパーティーにもおすすめですよ。

本格的なパエリアに感動

自慢の料理は、“パエリア”です。スペイン・バレンシア地方で生まれたパエリアは、もともとはあの特徴的な平べったい調理器具を示す言葉だったそう。具材とスープ、生米を一緒に炊き上げるパエリア、現在ではスペインを代表する料理の一つになっています。定番メニューは、魚介の出汁が米の芯まで行き届いている“海老だし魚介のパエリア”、チーズとチキンの旨味とピリッとした辛さが癖になる“モッツァレラチーズとチキンのスパイシーパエリア”、さっぱりと爽やかな大葉がアクセントになった日本人に馴染みのある“しらすと大葉のパエリア”の３種類です。お店では、これらの定番パエリアのほか、毎月変わる季節のパエリアも。これまでに、６月には新生姜が香るタコのパエリア、７月は北海道産モッツァレラチーズとチキンのトウモロコシパエリア、8月は梅干し・穴子・ゴーダチーズの個性派食材が上手く調和したパエリアが登場し、どれも人気を博しました。

芳醇なスペインワイン

もう一つの看板が“ワイン”です。スペイン産ワインを直輸入で仕入れており、常時13種類ほどの選りすぐりの美酒が並びます。スペイン有数のワイン産地リオハにある伝統的なワインメーカーのラモン・ビルバオの“モンテ･ジャーノ”の赤ワインは、テンプラリーニョという品種を100%使用したもの。控え目なテンプラリーニョ種はワイン樽の香りが移りやすいため、熟成樽のアロマを堪能できる飽きのこない一杯に仕上がっています。また、ラマンチャ産の“ユゴ”の白ワインは、デイリーに楽しめると評判の銘柄。すっきりとした辛口で、梨やりんごを思わせるフルーティーな香りは魚介料理との相性も抜群です。このほか、スペインの特定地域で作られるスパークリングワインの“カヴァ”もいただけますよ。豊富な銘柄の中から、ぜひお気に入りのスペインワインを見つけてくださいね。

“のんびり過ごしてほしい”

開店当初は、全く宣伝をしていなかったため、なかなか客足が伸びずに苦労した経験もあったそうです。しかし、地道に営業を続けていくうちに、一度お越しくださった方が常連となってくれるケースが増えていき、現在ではほぼ満席の日も多いといいます。そのおよそ半数が常連さんで、中には３〜４時間ほどゆったりと過ごす方もいらっしゃるとか。「肩肘はらずにのんびりと、気持ちよく飲んでいただけたら、嬉しいです。」と宮崎シェフは話してくださいました。

同店には、400円、500円、600円のお手頃なおつまみも充実しています。ワイン片手にさまざまな小皿をつまめるのがいいですね。みなさんも、『ワイン&パエリアBlanco』で、出来立てパエリアとスペインワインの贅沢なひと時をお過ごしください。