地域共通クーポンは飲食店で利用可能!利用方法や受け取り方は
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一部地域におけるGoToトラベルの一時停止や、GoToEatの新規予約受付終了など、10月から本格的に開始された各種GoToキャンペーンも新型コロ可能ナウイルスの感染拡大の影響により未だ波紋を広げている状況です。
しかし、せっかくの機会だからとGoToキャンペーンを利用した旅行にお出かけされる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事ではGoToトラベル利用時に発券される『地域共通クーポン』の利用方法や概要等の説明はもちろん、オトクに旅行を楽しむ方法を徹底解説してまいります。
これから旅行に行かれる方は是非参考にしてください。
地域共通クーポンとは
そもそも、地域共通クーポンとはGoToトラベルキャンペーンの一環として始められた事業です。同じ商品券の類としてGoToEatでも『プレミアム付きお食事券』がありますが、プレミアム付きお食事券と、地域共通クーポンは別物ですので間違えないよう注意しましょう。
ちなみに、簡単に言えば地域共通クーポンはGoToトラベルを利用して旅行をした際に発券される商品券で、飲食店のみならず、アパレルショップやその他小売店など多くの場所で利用できるもの。一方プレミアム付きお食事券とは、GoToEat事業の一貫で、各都道府県ごとに25%のプレミアムをつけたお食事券を購入し、それを利用してお食事が楽しめるというのものです。
旅行代金の15%を還元
地域共通クーポンは、旅行予約サイト等から旅行の予約をした際に、宿泊代金の15%にあたる額の商品券を発行できるものです。
例えば、22,000円分の宿泊・移動の予約をした場合、直接の割引対象となるのは35%にあたる額である8,000円分、15%にあたる額の3,000円分が地域共通クーポンとして発券されるということになります。GoToトラベル事業で、最大50%OFF!と謳われているのは、直接の割引35%と、15%分のクーポンを合わせて50%の割引になると考えることができるからです。ちなみに、クーポンについては、割引後の額の15%ではなく、元値の15%ですので非常にオトク感があるのではないでしょうか。
3334円以下の旅行は発券なし
ただし、旅行代金が3,334円未満の場合、15%にあたる額が499円となるため、地域共通クーポンの発券はありません。対象となる場合は、予約確認メール等に記載があるかと思いますので、確認してみるようにしましょう。
紙クーポンと電子クーポンがある
地域共通クーポンは、紙媒体で発券される紙クーポンと、スマホのQRコードで読み取れる電子クーポンの2種類があります。
紙クーポンは、通常の商品券等と同じように、支払いの際にクーポンを使って清算をすることが可能です。ただ、おつりはもちろんでないので端数は現金等でお支払いをしてください。
電子クーポンの場合は宿泊施設等でスマホを使って発券作業を行います。ネット専用ページにアクセスし、『旅行業者ID,紹介番号,初泊の都道府県』を入力して発行し、スマホの中にクーポンを取り込む作業を行わなければなりません。当然ながら通信ができる環境にあることが条件であるため、クーポン取得においても決済時においても圏外ですと利用することができないので注意しましょう。
利用時は、お店のQRコードをスマホで読み取り、利用する電子クーポンを選択して清算します。ただし、電子クーポンを利用対象にしている店舗は田舎地域ほど少なくなる可能性もありますので、紙クーポンで発券をするほうがより多くの場所で使うことができるかもしれません。仮に、取扱店舗が紙クーポンと電子クーポンの両方に対応している場合、併用は可能です。
地域共通クーポンが利用できる場所
地域共通クーポンは、発券されるとどこでも利用できるわけではありません。宿泊地(日帰りの場合は主な目的地)とその隣接した都道府県で利用することになります。
例えば、東京都で発券をした場合、東京都のほかに、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県、静岡県で利用することができるということです。
隣接の定義については、公式で『陸地で接する、又は道路やてつどうによって接続する都道府県の他、航路(日帰りで往復できる航路にかぎる)』によって接続する都道府県を指すとされています。詳しい利用地域については公式サイト等で確認してみると良いでしょう。使えるかどうか不安という場合は、宿泊の場合は初泊の地域、日帰りの場合は最初に降り立った地域で利用すれば利用ができないということはありませんので、該当の地域で利用すると良いかもしれません。
地域共通クーポンの利用方法
ではここからは地域共通クーポンの詳しい利用方法について解説していきましょう。
地域共通クーポンが利用できないもの
地域共通クーポンは、旅行中に旅行客の消費を促すための対策ですので、飲食店だけでなく小売店等もサービス対象となっています。そのため、当然ながら公共料金や税金、換金性の高いもの(電子マネーのチャージ、商品券の購入)等の支払いについては利用することができません。
地域共通クーポンでおつりはでる?
地域共通クーポンは、一般的な商品券と同様でおつりは出ません。仮に2,999円の支払いの場合、2,000円分の支払いをクーポンで行い、999円分は現金で支払う必要があるということです。
宿泊代金に利用することはできる?
先ほどにも申し上げた通り、地域共通クーポンは旅行中の消費を促すものですので、宿泊代金をはじめ旅行のための移動費等に利用することもできないので注意しましょう。ただし、宿泊施設において別途料金で露天風呂に入る場合や、食事をする場合等については地域共通クーポンの利用対象となる可能性もあります。その場合は、宿泊施設にて担当者に確認をしてみると良いでしょう。
地域共通クーポンの意外な使い方
地域共通クーポンは、旅行地の飲食店はもちろんのこと、宿泊施設に併設しているおしゃれなバーや、レストランでも利用することが可能です。オトクに宿泊することができ、かつ普段行くことのできない飲食店に行くことができれば、日々のコロナストレスも少し軽減されるような気がしませんか?
GoToEat事業におけるポイント付与が終了してしまいましたので、旅行の際は地域共通クーポンを利用してオトクにお食事ができるよう、検討してみましょう。
また、直接的な宿泊代金や移動費に地域共通クーポンを利用することはできないのですが、ガソリンスタンドが地域共通クーポン利用可能店舗である場合、ガソリンの給油時に利用することは可能です。
更には、エステやマッサージ、お土産購入にも利用することができるので、地域共通クーポン利用可能店舗の目印、『青色の看板』をみつけたら、是非利用してみてくださいね!
まとめ
本記事では、GoToトラベルにおける『地域共通クーポン』の概要について解説いたしました。飲食店はもちろんその他小売店やサービス店でも利用することができるので、旅行先で安心してお買い物ができそうです。
現状では各種GoToキャンペーンについて、新型コロナウイルスの感染拡大により継続が危ぶまれている部分もありますが、GoToトラベルの利用については除外地域以外は継続されています。今後の感染状況によっては新規予約停止や、一部地域のみ割引適用無しの方向に転換される可能性もありますので、随時最新情報を把握しておくとよいでしょう。
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