【大阪・北新地】毎日でも通いたくなる！『美酒嘉肴 せん』の日替わりおばんざいにわくわくしながら食事の時間を楽しもう♪

　大阪きっての夜の街・北新地。居酒屋やバーなど飲食店が立ち並ぶこのエリアに2018年2月、『美酒嘉肴（びしゅかこう） せん』がオープンしました。
　街の喧騒を忘れさせる落ち着いた雰囲気のなかで、日替わりのおばんざいや旬の食材を使ったさまざまな料理が楽しめる日本料理店です。
　店主の野村さんにオープンの経緯やお店への想いについてお話をうかがってきました。

営業マンから飲食店店主に転身

　もともと野村さんは不動産屋で営業マンとして活躍していました。仕事を続けながらも、人と接することや料理が好きだったことから飲食業界に興味を持つように。人生一度きり、思い切ってチャレンジしてみようと飲食の道に飛び込んだのです。
　7年ほど飲食店に勤めて料理の知識や技術を学び、その後独立。一足先に奥さまが営業していた『美酒嘉肴 せん』で、本格的に飲食店の経営をはじめたのです。
　おいしいお酒と食事を味わいながら楽しい時間をすごしてほしいとの思いから名付けられた同店。現在は夫婦で力をあわせて営業しています。

居心地の良い環境づくりから

　“ゆったりした大人の空間”をコンセプトにした店内は、落ち着きのある和テイストにしています。
　日本料理店と聞くと、背筋が伸びるような高級感のある場所をイメージする方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし同店から感じられるのは、どこかあたたかみのある親しみやすさ。おひとりさまでも気軽に来店しやすく、リラックスしながら食事を楽しめます。
　また、周りが気にならないようにゆとりをもった席配置にしたり、積極的にコミュニケーションをとるなどして、お客さまが食事の時間を快適に、楽しく過ごせる環境づくりを心掛けています。

良いものを、リーズナブルに

　同店は、周辺の飲食店に比べてお財布に優しい料金設定となっています。“リーズナブルに良いものを提供する”を実現するため、オープン時には電気やガス、水道といった光熱費からグルメサイトの掲載費など集客面まで、徹底的にコストの見直しをはかりました。
　少しでも余分なコストを削減し、できるだけ質の良い食材やサービスを提供したいという野村さんの熱い思いが感じられます。
　その努力がお客さま満足度の向上に繋がり、現在は、リピーターとなって再来店される方もいらっしゃいます。喜んでもらえた証だと感じられて、とてもうれしくなるそうですよ。
　また、大阪のキタやミナミ、京都、神戸、福岡で通常よりもお得にちょい飲みができるサービスをおこなっている“ちょい飲み手帖”というグルメ本にも掲載されています。それを見て利用される方も多いとのことなので、近郊の方はぜひチェックしてみてください。

美酒佳肴を楽しんで

　同店に、レギュラーメニューはあまりありません。肉や魚、野菜など、常にその季節や時期に応じた旬の食材を仕入れて、一番おいしい時期に一番おいしくなる調理法で提供しています。
　野菜は、ほかではなかなか食べられないレアベジタブルも用意しています。そのまま生で食べたり、こんがり焼いて食べたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
　野村さんのおすすめは日替わりのおばんざい。一番人気のポテトサラダのみレギュラーメニューですが、それ以外になにがあるかは当日のお楽しみ。毎日かわるラインナップに、お店へ行くのが楽しくなりそうですね。
　“美酒嘉肴”とだけあって、お酒も充実。カウンター奥には、ビールをはじめ、ウイスキーや焼酎、ワインなどがずらっと並んでいます。料理と相性の良い銘柄を揃えているので、食事と一緒にお楽しみください。
　日本酒は8～10種類くらいの銘柄を定期的に入れ替えています。日本酒好きは要チェックです。

『美酒嘉肴 せん』の料理をより多くの人に

　「現在は個人営業ですが、今後は法人化して店舗展開していけたらと思っています。大阪府内なら福島や天満、梅田あたりがいいですね。そのためにまずは当店をしっかりと確立して基盤をつくり、お客さまから愛される場所になるよう料理もサービスもレベルアップを目指していきます。どなたでも入りやすい雰囲気づくりを心がけているので、ぜひ気軽にお越しください！」

　開店したての時間帯は予約で埋まり、混雑してしまうことが多いそうです。時間を気にせず過ごしたいなら、比較的落ち着く20:30以降がねらい目。スムーズに入店できるかもしれません。
　店名のとおり、おいしい料理やお酒が存分に楽しめる『美酒嘉肴 せん』。北新地で飲みたくなったときには立ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと素敵な食事の時間が過ごせますよ。