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【北海道・札幌】ストリートカルチャーをアイスに乗せて世界へ『CANDY SHOP produce by ICETACHE.MFG』

 スケートボードの練習場から生まれた、ストリートカルチャーが染み付いた“アイスキャンディー”が今回の主役!2017年11月、札幌市内にいま全国的に注目を集めている『CANDY SHOP produce by ICETACHE.MFG』が開店しました。北海道産のハチミツとミルクを使用した同店のアイスキャンディーは、可愛いだけでなく味も一級品。アイスキャンディーに込められた想いや商品の開発秘話などを、オーナーの堤さんに伺いました。

スケートボード場発祥のアイス

 札幌市西区福井に開店した『CANDY SHOP produce by ICETACHE.MFG』は、堤さんがオーナーを務めるアイスキャンディーの専門店です。もともとアイスが好きだった堤さんは、5年ほど前からご自身の経営するスケートボードの練習場で、手作りのアイスキャンディーを販売していたそうです。練習にきていたスケーターからそのアイスが大好評だったことがきっかけとなり、アイスキャンディーの専用工場をつくり、オリジナルの商品を飲食店などに卸すようになったのだと言います。可愛らしい見た目や北海道産の食材を使用した本物志向の味わいで人気に火がつき、現在では北海道から沖縄まで全国約50ヶ所のお店で取り扱いがあるまでに成長しました。

 ブランド名の“ICETACHE(アイスタッシュ)”とは、英語で“口髭”という意味のmustacheとアイスを合わせた造語なのだそうです。子ども達が夢中になってアイスを食べている時に、アイスが口髭のように口の周りについているのを見て、この名前にしたのだとか。

外国のようなポップなお店

 アイスタッシュのアイスキャンディーを扱っているお店の中でも、唯一の直営店である同店。“冷凍庫”をイメージしたという外観は、異国情緒溢れる雰囲気です。店内へと足を踏み入れると、木彫のあたたかな中にもポップな色合いが楽しいアクセントになっていて、思わず心が弾むような空間が広がっています。

 お店では、看板のアイスキャンディーのほか、お酒とともに楽しめるメニューやドリンクなどを提供しています。店内でゆったりと過ごすのもよし、テイクアウトするもよし、目的に合わせて利用することができますよ。

看板アイスは10種類のフレーバー

 看板商品のアイスキャンディーには、10種類のフレーバーがあります。オーソドックスな味わいの“フローズンバニラヨーグルト”や、カラフルなフルーツが可愛い“フルーツミックス”、子どもも大好きな組み合わせ“ストロベリーチョコレート”など、個性豊かなラインナップです。いずれのアイスキャンディーにも、北海道産のハチミツとミルクが使われているのが、お店のこだわり。どれもヨーグルトベースの味わいなので、程よい甘さでさっぱりといただくことができます。なかでも隠れファンが多いのが、“ブラックセサミ”なのだとか。お団子屋さんで働いていた知人のおばあさんが「美味しい!」と喜んでくれたため商品化したというこのフレーバーは、黒ごまの香りと甘すぎない味わいが好評です。

 一般的なアイスキャンディーは、持ち手のスティックがまっすぐついていますが、同店のアイスキャンディーは斜めについているという点も個性的。“普通じゃつまらないから”と現在のスタイルにしたのだそうです。見た目のインパクトだけでなく食べやすさも抜群ですよ。さらに、スティックにはオリジナルの印字があり、中には“当たり”のものも隠されているのだとか。当たりがでたときは、お店の人に見せてみましょう!何か嬉しいサプライズがあるかもしれませんね。

商品それぞれにキャラクター!

 もう一つ、このお店ならではのユニークな特徴が、10種類のフレーバーそれぞれにイメージキャラクターがいるということ。例えば、“パイナップル”のアイスキャンディーには、“zigzag pine(ジグザグパイン)”というキャラクターが。
 このジグザクパインは、能天気な性格でいつもお酒を飲んでフラフラ歩いていますが、実は伝説のサーファーという設定。また、“ミックスベリー”のキャラクター“Purple brothers(パープルブラザーズ)”は、ずる賢い3兄弟なのだそう。個性豊かなキャラクター達、ぜひお店で10種類全てをチェックしてくださいね。

お酒で楽しむ大人のアイス

 
 また、お店ではアイスキャンディーをお酒につけて溶かしながら味わう“ドロップインカクテル”という大人の楽しみ方も。アイスが溶けてお酒の味わいが徐々に変化していく、とっておきの味わい方です。そのほか、ビールやカクテルを単品で頼むこともできます。ポップコーンなどのおつまみもあるので、アフターファイブにも良さそうですね。

“ストリートカルチャー広げたい”

 開発当時は、すべての行程を手作りで行っていたため時間が掛かるなどの苦労も多く、“もうアイスは作りたくない”と思うほど多忙だったそうです。しかし、“アイスキャンディーをきっかけに札幌のストリートカルチャーを知ってもらいたい”という強い思いに突き動かされ、現在の商品を完成させることができたのだといいます。
 堤オーナーは「アイスのスティックの印字や店内の装飾などは、札幌のアーティストさん達に協力してもらっているんです。僕の運営しているスケートボードの練習場に来てくれるスケーターの皆さんもそうですし、“若い世代を応援できるようなお店”になっていきたいですね。そのためにも、もっとお店のアイスをいろんな方に知っていただいて、ブランド力をあげていくのが目標です!」と話してくださいました。

皆さんも是非同店を訪れて、ストリートカルチャーに触れてみてくださいね。

店舗名 CANDY SHOP produce by ICETACHE.MFG
住所 北海道札幌市西区福井1丁目20-38
電話番号 011-213-8900
アクセス JR北海道バス・福井2丁目停留所
営業時間 11:00〜20:00
定休日 火曜
ホームページ http://icetache.jp/