【北海道・旭川】初めて出会う魚を食べられる！『casual割烹 周』で珍しい魚料理と日本酒をいただく

今までいろいろな飲食店を食べ歩きしてきた人でも、まだ食べたことのない食材もあるのではないでしょうか？今回ご紹介する『casual割烹 周』は、あまり知られていない種類の魚を、お刺身で食べることのできるお店です。珍しい魚を多く扱っているので、食べ歩きが趣味という方でも、きっと今までに食べたことのないような魚に出会えるはず。
　「お客様との会話を大事にして、その人に合わせたお酒や料理を提案します」と言う店主の江口さんに、詳しいお話を伺いました。

ずっと応援してくれた祖母

以前から自分のお店を持ちたいと思っていた江口さん。高校を卒業してから洋食店と和食店で修業をし、5年後の2017年11月11日に同店をオープンしました。“師匠”と呼ぶ前店の店主の影響で珍しい魚に興味を持ち、珍しいだけでなく鮮度が良くておいしい魚を提供することをコンセプトとしたそうです。
　同店オープンの時、一番喜んでくれたのが江口さんの祖母。以前から飲食店を経営したいという話をしていたので、ずっと応援してくれていたのだとか。「前から応援してくれていた祖母が元気なうちに、夢を実現した姿を見せることができて良かったです。」と話します。

温かみのある店作り

　同店は厨房から全ての席が見える作りとなっているので、江口さんは料理を作りながらもお客様の表情を見ることができます。あえて個室や席ごとの仕切りは作らず、お客様同士で会話がうまれるような空間づくりをしているとのこと。
　隠れ家的な同店は、“温かみ”を大事にしているため、メニュー表も全て手書きです。日替わりのメニュー表も手書きにこだわっているので、毎日江口さん自身が書いているのだそうです。

おすすめは、その日ごとに仕入れる珍しい魚！

　おすすめは、冒頭でも触れた通り珍しい魚のお刺身！四国や九州などから空輸で仕入れており、選別した業者さん経由の時もあれば直送してもらうこともあるそうです。北海道民にとっては特に聞き慣れない魚の名前がメニュー表に並んでいます。
　「あまり知られていなくても、おいしい魚というものはたくさんあります。それをお客様に食べていただきたい。ただし鮮度が良くないとおいしくないので、釣りあげたらすぐに活絞めや神経締めをしてもらって、空輸で届いても釣ったばかりに近い状態の魚を提供しています。」

ほかにも自慢の逸品料理がたくさん

　魚は一匹まるごと仕入れているので、頭や骨などのアラが出ます。そのアラを昆布と一緒に煮た出汁を使っているのが、特製のだし巻き卵。驚くほどふわふわで、海の出汁が口いっぱいに広がる絶品です！
　また、旭川名物のいかげそ丼も提供しています。それに使われているお米にもこだわっていて、お米の風味や味わいが強い“ゆきのつや”を使用。お米の甘さが格段に強いので、何も乗せずに食べてもおいしいお米です。同店では“白いごはん”というメニューもご用意しています。気になる方はぜひオーダーしてみてくださいね。
　このほか、同店はデザート類も自慢！奥さまがホテルの厨房で働いていた経験を活かして作ります。甘すぎないのでお酒のシメとしても好評だそうですよ。食べてもらえる味付け。

自慢の魚料理に舌鼓を！

　「魚を食べるなら、ぜひ当店で！日本酒や焼酎なども豊富に揃えているので、お酒と魚を楽しんでいただけると思います。また、アルバイトの男性スタッフがとてもイケメンなので、会いに来てみてください(笑)。」北海道に住んでいたらなかなか味わえない魚を、次々と提供してくれる同店。

　「明日来てくれる魚好きのお客様のために、明日はどんな良い魚を仕入れようか。そんなことを常に考えています」と言う江口さん自慢の魚料理、ぜひ味わってみてください！