【東京・東神田】他では滅多に食べられない魚メニューが自慢！『居酒屋いち』で大人の呑み時間♪

　大衆居酒屋かと思い暖簾をくぐると、昭和モダンな雰囲気の明るくほっこりと落ち着ける空間が広がります。銘酒から地方の地酒まで豊富に取り揃えられた日本酒のラインナップと、その日本酒に合う料理のクオリティーには、思わず「この値段でいいの？」と言ってしまうほど。そんなお店が、今回ご紹介する『居酒屋いち』です。
　同店は2016年11月25日にオープンしました。馬喰町駅、馬喰横山駅、浅草橋駅からそれぞれ徒歩5分の好立地で、近隣の企業に勤めている方だけでなく、旅行や出張で同店付近のホテルに宿泊している方など、多くのお客様がやってきます。今回はオーナー・野澤さんと店長・関澤さんにお話を伺いました。

「いつか一緒に店をやろう」という約束を果たして

　お二人の出会いは約10年前。関澤さんがアルバイトで入った飲食店に、野澤さんも勤めていたことがきっかけです。一緒に働くうち意気投合したお二人。「いつか独立したい」と思っていた野澤さんは、関澤さんに「独立したら一緒にやろう」と声を掛け、飲食店をやることを約束していたそうです。それからお二人は別々の道を歩んでいましたが、野澤さんが独立を決めたことをきっかけに再度関澤さんに声を掛け、ついに二人のお店がオープン。約10年前の約束を果たしたのです。

右往左往の開店

　オフィス街であることと駅から近いことでこの場所に決めたそうですが、開店当初はお客様が来なくて焦ったそうです。オープン時はポスティングやビラ配りなどで地道に宣伝し、それを機に来店してくれたお客様がリピーターになってくれたり口コミで新しいお客様を呼んでくれたりと、どんどん成果に繋がったそうです。開店当初を振り返り「飲食業は長いけれど、自分で店をやるのは初めて。だから、“こうしたほうがよかったな”と思うことは今になってたくさん思い当たります。でもその時は一生懸命だったから、そんなことには気づかなくて。毎日、右往左往しながら失敗ばかりして、そこから新しく学んでいくという日々を繰り返していました。」と野澤さん。お二人でコツコツと積み上げてきて、お店を作り上げてきました。

こだわりのお酒と料理

　『居酒屋いち』のコンセプトは“日本酒と鮮魚と創作和食”。日本酒は、久保田や田酒などの銘酒だけでなく、地方の地酒もずらり。豊富に揃えられた日本酒は関澤さんのセレクトです。「美味しいお酒があれば、銘柄にはこだわらずに仕入れています。飲みやすい価格帯で美味しいお酒を揃えたいと思って、休日は地方の酒蔵巡りなどをして美味しいお酒を自分の足で見つけに行っています。」とのこと。
　そんなこだわって仕入れた日本酒に合うのが、自慢の鮮魚。青森・愛媛・沼津を中心に、海外からも仕入れています。「煮付けが定番の銀だらですが、当店では刺身で食べることができます。刺身で食べられる銀だらは珍しいので、当店でしか食べられないのではないかと思いますよ。」と野澤さん。ほかにもエリザベスサーモンや、タコの白子、かすぺ(えいひれ)の唐揚げや煮付けなど、珍しい魚料理が提供されています。

おすすめは“もろこしの串揚げ”

　同店人気ナンバーワンのメニューが“もろこしの串揚げ”。とうもろこしをそのまま串揚げにした料理で、おかわりするお客様続出なのだとか。ジュワッとしたとうもろこしの甘味と、ボリビア産のローズソルトの塩気がマッチした逸品！甘じょっぱさが、ピリッとした日本酒ととても相性が良いそうです。自家製のタルタルソースもついているので、味の変化も楽しめます。一本150円とリーズナブルなのも魅力です。

平日限定のランチメニュー

　オフィス街にあるため、近隣の企業に勤めるビジネスマンたちでお昼時は大盛況！ランチメニューは平日のみの提供です。税込1,000円の刺身定食は、同店自慢の鮮魚をランチでも食べることができます。唐揚げ定食屋ポークジンジャー定食もあるので、肉食派にも嬉しいですよね。日替わりの煮魚定食もあり、毎日通っても飽きません。しかも、ご飯と汁物はおかわり自由！外回りでお腹がペコペコの時も、『居酒屋いち』のランチでお腹いっぱいになれますよ。

『居酒屋いち』で昼も夜も素敵な時間を

　“チェーン居酒屋よりも美味しくお酒を飲めるところに行きたい”と考えている人には、同店がおすすめです。ほかではあまりお目にかかれない料理と、こだわりのお酒で、落ち着いた大人の時間を過ごすことができます。会社の飲み会だけでなく、デートや女子会で使っているお客様も多いそうです。
　お昼はボリューム満点のランチでお腹を満たし、夜は美味しい日本酒と料理で仕事の疲れを癒すことができる『居酒屋いち』。昼も夜も同店で素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。