【大阪・谷町四丁目】本場九州の味を完全再現！博多仕込みのとんこつラーメンが自慢の『九州とんこつラーメン ひろ』

　谷町線・谷町四丁目駅から徒歩5分のビル街の一角に、九州のとんこつラーメンを楽しめるお店があります。それが『九州とんこつラーメン ひろ』です。独立を目指し、実際に九州での修業経験もある店主・片岡さんが2017年12月に開店しました。

　同店の豚骨ラーメンは、より本格的なものにするため、あらゆる素材を九州・博多から直接仕入れています。独自の製法で18時間かけて炊き込んだスープは臭みがなくとてもまろやかで、そのクオリティは博多ラーメン以上とまで言われています。

『九州とんこつラーメン ひろ』の店主・片岡さんにお話をうかがってきました。

入りやすい雰囲気のラーメン店

　片岡さんは以前より、独立開業を目指してラーメン店での経験を積まれていました。そんな片岡さんが2017年にオープンしたのが『九州とんこつラーメン ひろ』。
　内装は、椅子や机は木を基調としていて、とても清潔感があります。
　席はカウンターのみで、全１２席。ひとりで訪れる女性客も多く、小さなお子さまも大歓迎です。

福岡県人会が太鼓判を押すとんこつラーメン

　看板メニューは“九州とんこつラーメン(750円)”。本場仕立ての豚骨スープと醤油タレを使用して仕上げた一杯です。タレの甘味と豚骨出汁の旨みが、まろやかでコク深い味わいに仕上がっています。麺は細麺ながら食べごたえがあり、スープとの絡みも抜群です。具材のチャーシューも程よく味が付いており、柔らかくてとろけるような食感。
　福岡出身の方が訪れることも多く、「懐かしい」と言われたこともあるのだとか。福岡出身の方で結成された会・福岡県人会の方々からも認められている本格的な九州のとんこつラーメンです。

　“NEOとんこつラーメン(800円)”は通常の豚骨ラーメンに、ぶつ切りチャーシューと背油を加えた濃厚なテイスト。特別な手法で作り上げた背油はクサみがなくスープにコクをプラスしてくれます。濃い味が好きな方に特におすすめです。

　“コク醤油ラーメン(750円)”は、食欲をそそる真っ黒な見た目が特徴。片岡さん曰く「見た目と味のギャップに驚かされる一品」なのだとか。どんな味なのかは、食べてみてのお楽しみです。
　あっさり系が好みの方には、すっきりキレのある“キレしょうゆラーメン(750円)”をどうぞ。

　トッピングも豊富で、自家製の“トッピングチャーシュー(200円)”をはじめとした全6種類のほか、無料で食べられる“高菜”も好評です。なんでも芸能人のガリガリガリクソンさんがこの高菜の大ファンで、ひそかに話題を集めているのだとか。

あわせてオーダーしたいご飯もの

　セットのご飯ものにも注目です。特に人気なのは、特製たれとまろやかな温玉との相性が抜群な“温玉ご飯(180円)”。辛い物好きの方には、ピリ辛カレー風味の“そぼろカレー飯(200円)”がおすすめです。

　ラーメン店ではわき役になりがちなご飯ものですが、どちらも主役級の味わいです。お好きなラーメンとあわせて、自由な組み合わせを楽しんでみてくださいね。

SNSでイベントの出店情報をチェック！

　イベントへの出店も積極的におこなっています。2018年の11月には県人会の方に気に入ってもらえたことから、堺市で行われた“ふるさと祭り”にも招待されました。イベントブースで営業している間は、写真のような行列が途切れることなく続いたのだそう。

　さらに5月には、毎年15万人ほどが来場すると言われている高槻市で開かれる大きな音楽イベント“高槻ジャズストリート”にも出店しています。イベントへの出店は月に2回ほど行っているそうなので、興味のある方は遊びに行ってみてはいかがでしょうか。出店情報は公式Instagramをチェックしてみてくださいね。

目標は夜営業、夢は店舗展開！

　現在目標にしていることをうかがうと、「営業時間を増やして、より多くの人にラーメンを食べていただくこと」とのこと。現在はお昼の営業のみですが、ゆくゆくは夜営業もおこない、お客さまが来られる機会を増やしていきたいのだそうです。

　「お店が軌道に乗ってきたら、２号店も出したいなと思っています。働いてくれる仲間を増やしたりして、どんどんお店を繁盛させて行きたいですね。」と片岡さん。
　　
　大阪でおいしいとんこつラーメンが食べたいときには、『九州とんこつラーメン ひろ』に足を運んで、“本物の味”を体験してみてはいかがでしょうか。