【愛知・名古屋】ピンクの壁の一軒家レストラン『Lupinus』こだわりの欧風料理で素敵なディナーを♪
名駅の街角にたたずむ『Lupinus(ルピナス)』は、ピンク色の壁がかわいい、外国のお家のような一軒家レストランです。
こちらでは、ローストビーフや山形豚のカツレツ、真鯛のポワレなど、シェフが腕によりをかけた欧風料理が楽しめます。全国の海や山の幸をふんだんに使ったひと皿が、語らいの時間を彩ってくれますよ。
結婚式の2次会など、各種パーティーにも欠かせない同店の魅力を、オーナーの有田さんにお聞きしてきました。
笑顔が集まる一軒家レストラン
『Lupinus』は、名古屋駅から徒歩5分ほどのところにあります。ルーセントタワーの向かいにあるレンタカー店を右折すると、ピンク色の壁のかわいいお店が見えてきます。
初夏にピンクや青、紫、白などのお花を咲かせるルピナス。花言葉のひとつ“にぎやかな語らい”にふさわしく、お店はパーティーシーンにぴったりのあたたかい空間です。誕生日や記念日、同窓会、結婚式の2次会など、さまざまな集まりに利用されているのだとか。
イタリア製のシャンデリア、スペイン製の椅子、オーストリア製のカーテンなど、店内には世界中から集めたインテリアが並びます。2019年3月からは、貸切時以外は全面禁煙となり、より過ごしやすくなりました。
「昔は、結婚式の二次会ができるお店が少なかったんです。だからうちがオープンしたときは、すごく喜んでいただけましたね。パーティーの予約が1日3本なんて普通のことで、土日もずっと忙しくて…。まともに休めるのはお盆とお正月くらい、なんて時期もありました。」
「サプライズのシーンで利用するお客さまが多いから、BGM用のCDも1,000枚くらい用意しています。いろんな提案をしながら、お客さまの思い出の1ページをつくるお手伝いができればうれしいですね。」と笑顔の有田オーナー。大人数のパーティーの際は、上階で荷物を預かることもできるそうです。
シェフの腕が光る欧風料理を味わって
『Lupinus』では、シェフこだわりの欧風料理を、コース仕立てで楽しめます。根室のカニなど、全国のおいしい食材を積極的に取り入れているのだとか。
アラカルトメニューも豊富なので、デートやちょっとした女子会など、パーティー以外での利用も大歓迎です。
予算や人数などに応じて自由にメニューを組めるのも、同店のコースの素敵なところ。おすすめの“ルピナスディナー(3,500円)”は、食前酒にはじまり、スープ、パン、シェフのおまかせパスタ、お肉と魚から選べるメインディッシュがいただけるコースです。
デザートは+150円で、名物デザートの紅茶パフェに変更可能。コースのあとは、アフタードリンクでひと息つきましょう。
ディナータイムの一押しは、お肉料理です。ポークカツレツ、牛や豚のステーキ、それから“シェフのおまかせ肉料理”も見逃せません。
いちど食べてほしいのは、最高ランクのアメリカ産牛肉・プライムビーフにこだわったローストビーフ。しっとりやわらかく、ジューシーなおいしさがたまりません。
1,000円以内で食べられる、リーズナブルなランチも提供しています。ラインナップは、日替わりランチ、週替わりのカレーランチとパスタランチ、カツランチの4種類です。
一番人気は、山形のおいしい豚を使ったカツランチ。サクサク、ジューシーなカツを、マイルドおろしポン酢でさっぱりといただきます。
同店では、食材を難しくアレンジする調理は避け、料理の名前もシンプルにしています。
デミソースが苦手な方には、味噌をベースにした和のソースを。ポン酢の酸っぱさが苦手な方には、メレンゲのように泡立てて食べやすく。「おいしく、楽しく食べてほしい」というお客さまへの想いから、小さな気配りが生まれます。
厳しいマーケットの中で開業を決意
2019年5月に24周年を迎えた『Lupinus』。お店の歴史は、どのように始まったのでしょうか。
有田オーナーは昔、あるレストランのオーナーにお店を任されていました。そのレストランは順調にリピーターを増やし、たちまち繁盛店に。オーナーに信頼され、利益の半分を還元してもらえるまでになったそうです。
「経営のノウハウを学ぶことができたから、いつでも自分のお店を出す準備は整っていたんです。結婚してここに来たのをきっかけに、自宅でレストランを開くことを決めました。」
お店をオープンした1995年当時は、このエリアで飲食店を成功させるのは厳しいといわれていました。業界の先輩に「こんなとこでお店を開いたらあかん」と諭されながらも、すでに有田オーナーの心は決まっていたのだとか。
「ケーキ屋さんの協力を得て、“オープンから3日間、通常400円~500円するケーキを100円でデザートに出します”って宣伝したんです。そしたら、初日から200人くらいワーッと来てくれて…びっくりしましたよ。昼間歩いてても5、6人くらいしかおらんエリアだし、本当に大丈夫かなって不安もありましたから。」
あまりの盛況ぶりにケーキはたちまち売り切れ、その日はうれしい悲鳴とともにお店をクローズ。そのときに、“この場所ならきっと、やっていける”と確信したそうです。
いつでもユーザーファーストのお店づくり
有田オーナーは常に、ユーザーファーストの精神でお店を経営しています。「お冷のおかわりが欲しい」「お手洗いの場所がわからない」とお客さまに声をかけられる前に、自分から動くことを心がけているのだとか。
「昔は野心家だったから、店舗展開をしたかったし、なんとか遠方からも足を運んでもらおうと考えていたんです。でも今は、この街に根をはって、地域のお客さまに来てもらうことのほうが大切だと思うようになりました。」
今後も店舗展開はせず、ゆくゆくはお子さんにお店を引き継ぐつもりだといいます。「Lupinusに行くと、安心するよね。」と言われる、街の人の行きつけのレストランであり続けたいと話してくださいました。
24年間愛されてきた、街角の一軒家レストラン『Lupinus』。おめでとうやありがとうの笑顔があふれる空間で、あなたは誰と食事を楽しみますか?
店舗名 | Lupinus(ルピナス) |
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住所 | 愛知県名古屋市西区名駅2-33-17 |
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電話番号 | 052-565-1538 |
アクセス | JR各線・名鉄各線 名古屋駅から徒歩5分 |
営業時間 | ランチ 11:30~14:30(L.O 14:00) / ディナー 18:00~22:00(L.O 21:00) |
定休日 | 日曜日、祝日 |
ホームページ | https://nbf4000.gorp.jp/ |
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