【東京・世田谷】食事も、お菓子も、お酒まで…“自分好み”に過ごせるお店『メロコトン』

 “気兼ねなく好きな時間を過ごせる行きつけのお店”。世田谷に2017年11月にオープンした『メロコトン』は、自分の時間をゆったり満喫したい方におすすめのお店です。カフェのような雰囲気でありながらも、提供している料理はどれも本格的なものばかり。でもレストランよりも、もっと気軽に入ることができるお店…それが『メロコトン』です。あたたかい人がらの板倉オーナーが作る美味しい料理と焼き菓子をいただける同店の魅力を詳しくご紹介します。

洋食とお菓子が得意なオーナー

 『メロコトン』は、東急世田谷線・世田谷駅から徒歩3分ほどの場所にあります。2017年11月16日に、オーナーの板倉さんが開いたお店です。板倉オーナーは、これまで18年もの間、飲食の道で働いてきた経験豊富な方です。レストランのキッチンや焼き菓子専門店で腕を磨いてきたため、洋食と焼き菓子を得意としています。もともとご自身のお店を開きたいとの夢があった板倉オーナーはお子様が生まれて以来、家族と一緒の時間も大切にできる働き方を考え、“自分の店”への思いが更に強くなっていったといいます。

 響きが可愛い店名“メロコトン”は、スペイン語で“桃”という意味だそう。店名のイメージにもしっくり当てはまる葉っぱがモチーフとなった看板を目印に、いざ中へ。タイル貼りの入り口は、わくわく感を誇張してくれます。2階へ上がり扉を開けると、温かい日差しのナチュラルな雰囲気の空間が広がっています。木のテーブル席は、数人で座れるものからお一人様専用席まで、人数に合わせて利用できます。

食事にも休憩にも便利なお店

 お店の特徴は、カフェでもありレストランでもあることです。11時〜21時まで通して営業していて、訪れる時間によって食事やカフェメニューを楽しめます。

 ランチは、チキンソテーやポークジンジャーなど日替わりで2・3種類を提供。ご飯とお味噌汁、副菜が付いて980円と、どの料理も素材の味わいが活きた優しい味わいが好評です。
 「特に料理にこだわりがある訳ではありませんが、お味噌汁は出汁からとる、お肉は国産など…“美味しいものを”と作っているうちに自然とそうなっていきました。」産地や調理法に強いこだわりを掲げるより、食べる人を思い浮かべて美味しいものを作りたいと話す板倉オーナーの“優しさ”が生み出すメニューは、リピート率が高いのも納得です。

女性に人気の焼き菓子

 午後のカフェタイムのおすすめは、やはり焼き菓子です。入口すぐのカウンターに並ぶマフィンは、ハーブやフルーツ、野菜、チーズ、チョコレートなど、その日によって変わる味のバリエーションが魅力です。見た目も香りも、女性の心をくすぐりますよね。
 このほか、キャラメルナッツのタルト、チーズケーキ、カップケーキもメニューに並びます。暑い季節に向けて、アイスを乗せたカップケーキの新作も登場するとのこと。

 これらの焼き菓子には、コーヒーや紅茶、ハーブティーがぴったり。中でも、板倉オーナーの一押しはハーブティーです。香りが独特で飲みづらい印象のあるハーブティーですが、同店ではフレッシュハーブやフルーツを合わせて紅茶のように飲みやすくしています。夏はハーブのシロップを炭酸水で割った爽やかなアイスハーブティーもおすすめ。ハーブの種類によって、リラックスが肌荒れなど期待できる効能が違いますので、気になる方はスタッフさんまで声をかけてみてくださいね。

夜は本格洋食とクラフトビール

 ディナータイムには、アラカルトの料理とお酒が楽しめる同店。特に洋食メニューは、板倉オーナーの真骨頂を見ることができます。豚肉をホロホロになるまで煮込み、油分を含んだ煮汁と一緒に冷まして固めた“ポークリエット”や、お肉をハーブなどに漬けて網脂で包み型に入れて焼いた“パテ・ド・カンパーニュ”といった本格的な洋風メニューが並びます。なかでも是非食べてほしいのが、“チキンのコンフィ”。低温の油でじっくり火を通し最後にパリッと焼き目をつけるこのメニューは、表面は香ばしく、中はしっとりジューシーに仕上がっています。

 お酒は日本産の“クラフトビール”がずらり。京都初の地ビールで日本酒づくりにも使用される名水で作る“京都麦酒 ケルシュ”や、世界のコンクールで高い評価を受けている“箕面ビール スタウト”など個性的な銘柄を堪能できます。

パーティーやワークショップも

 団体での貸し切りもでき、ちょっとしたパーティーやママ会にも重宝しする『メロコトン』。事前に相談をすれば、ケーキのメッセージプレートも用意してくれますよ。バースデイケーキや焼き菓子はテイクアウトも可能です。
 また、お店では焼き菓子づくりや手芸のワークショップも開催しています。小学生のお子様から大人まで参加可能とのこと。詳しくはHPを確認してみてくださいね。
「一人でぼんやりするのにぴったりな、隠れ家のようなお店です。この場所でひっそりと営業を続けて、常連さんたちに“そうだ、メロコトンへ行こう”と、ふと思っていただけるようなお店になれたら嬉しいですね。」と板倉オーナーは微笑みます。
 ランチにカフェに、ディナーにも…自分好みに利用できる『メロコトン』で、皆さんもゆったりとしたひと時をお過ごしください。

店舗名 メロコトン
住所 〒154-0017 世田谷区世田谷1-15-12 2F
電話番号 03-6413-1116
アクセス 世田谷線世田谷駅より徒歩3分
営業時間 11:00〜21:00
定休日 日曜日
ホームページ https://melocoton.theblog.me
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