【長野・下伊那郡】「けーきやペパン」が紡ぐ、地元の恵みをそのままケーキに
 
              松川町の穏やかな風景の中に、果物の香りと甘さが漂う小さな洋菓子店があります。
2016年創業の「けーきやペパン」は、地元農家の果実を中心に素材の鮮度と風味を最大限に生かしたスイーツで地域に根を下ろしてきました。
此処でしか味わえない「地産地消」のケーキの魅力を、三つの視点からお届けします。
旬のフルーツを農園からダイレクトに

けーきやペパンでは、松川町の果樹園で育ったりんご、梨、ぶどうなどを主役にケーキを構成。
特に“りんご”は、店主の妻の実家で収穫されたものを使い、その採れたて感が生地やクリームにまで伝わります。
地元ならではの完熟した果実を使うことで、甘み・酸味・香りのバランスが自然でありながら印象深く、他では味わえぬフレッシュさを感じさせるのです。
豊かな自然と職人の手仕事が合わさり、一切れのケーキが小さな果樹園の物語を伝えてくれます。
素材の声を聴く、丁寧な製法と革新

素材のよさを引き出すため、けーきやペパンでは手間を惜しまず、伝統の製法を大切にします。
例えば「タルトタタン」は甘さ・火入れ・柔らかさとサクサク感の対比を追求し、煮たりんごの風味を閉じ込めています。
焼き菓子「ポンム」は松川町産のりんごをワインで煮込んだり、隣村の山塩をアクセントに使うなど、地元の素材を掛け合わせる発想も豊かです。
こうした細やかな工夫により、一口ごとに“作り手の誠実さ”が伝わります。
全国発送にも対応し、遠方からもリピーターが増えているのは、その真摯な姿勢が評価されている証拠です。
地域と共に歩む店としての存在感

けーきやペパンはただのお菓子屋ではなく、松川町の文化と暮らしに溶け込む存在です。
家族での農業の繋がり、子育てを経てのUターン、地域の農家との協力…。
それらが商品に込められ、地元の方も旅の途中の人も同じようにあたたかく迎えられます。
店内にはイートインスペースやキッズチェアがあり、誰もがほっとできる雰囲気。
贈り物やお土産に選ばれる焼き菓子の種類も豊富で、地域への誇りが感じられるお店です。

地元の風景と果実と匠の技がひとつ屋根の下で重なり合うところに、けーきやペパンの魅力があります。
松川町で育てられた果実の輝きを感じたい、甘さの奥にある自然の力を味わいたい、そんな瞬間をこの小さなケーキ屋で手に入れてみませんか。
きっと、あなたの大切なひとときに寄り添える一品に出会えるはずです。
季節が変わるたびに新しい表情を見せてくれるケーキは、訪れる人の心を優しく包み込みます。
| 店舗名 | けーきやペパン | 
|---|---|
| 住所 | 〒399-3303 長野県下伊那郡松川町元大島1776−7 | 
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| 電話番号 | 0265-48-5603 | 
| 営業時間 | 平日 10:00 ~ 18:30 / 土日祝 10:00~18:00 | 
| 定休日 | 月曜日 火曜日 | 
| ホームページ | https://cakeyapepin.com/ | 
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