【神奈川・横浜】凪のような時間を、本格自家焙煎コーヒーと共に。『NAGI COFFEE』で安らぎの喫茶タイム
“凪”とは、海面の波がなくなって穏やかになった状態。その凪の状態のような時間を過ごしてほしいという想いから『NAGI COFFEE』をオープンした店主の中村さん。自家焙煎で抽出しているコーヒーや、具だくさんのサンドウィッチなど、こだわりが詰まったメニューがお客様のお腹を満たしています。また、あえてレトロなヨーロピアンテイストと現代風のカジュアルさを融合させたという店内も、中村さんのセンスが光る安らぎの空間です。
「売り物はドリンクやフードではない。店内に流れている空気感や時間です。」と話す中村さんに、詳しいお話を伺いました。
なぜ横浜で出店を?
千葉県で生まれ、東京都の喫茶店で修業を積んできた中村さん。当人にとって横浜は異郷の地であるにも関わらず、なぜ出店を決めたのでしょうか。そこには、コーヒーの歴史が関係しています。
日本にコーヒーが伝来したのは、江戸時代に貿易の拠点であった長崎と言われています。しかし、日本全土にコーヒーが広まったのは、同店のある横浜市。明治時代に横浜市に外国人居留地が作られたことで、コーヒー文化が一気に広まりました。
中村さんは、この地についてこのように語ります。「反町は横浜から一駅隣ですが、横浜ほどせわしくなく下町のような雰囲気のある土地だと感じました。しかし、ベッドタウンとして発展も続いています。下町感を残しつつ変化していくこの街は、“昔ながらの喫茶店の空気感を残したお店にしたい”という私の理想にぴったりだと思いました。」
店内で自家焙煎されたコーヒー
同店の顔ともいえるコーヒーは、本格自家焙煎。豆の処理から焙煎、豆の管理や抽出など、全てのプロセスを中村さんが行っています。なんと、毎朝4時に起きて作業しているのだとか。
そのように手間を惜しまず抽出されたコーヒーは、豊かな香りとクリアな味わいが特徴です。芳醇さと透明感は相反するようにも思えますが、それは丁寧な作業だからこそ出せるものだと言います。
「コーヒーカップに顔を近づけると、ふわっとコーヒーの濃厚な香りが鼻をつきます。一口飲むと、すっきりとして身体に染みわたるような味わいなんですよ。」と中村さんは話します。
フードは、コーヒーと一緒に楽しんで
ランチメニューやテイクアウトメニューとしても提供している具だくさんのサンドウィッチは、同店の人気メニューです。人目を気にせず、大きな口でパクリと噛みつきたくなります。ランチの時間帯にはポタージュスープもついていて、定期的に味が変わるのも嬉しいポイント。定番のかぼちゃやじゃがいもなどの他に、季節に合わせた小松菜やキャベツのポタージュも提供されることもあるのだとか。
ほかにも、トーストメニューやスイーツメニューもあります。充実したフードメニューの裏側には「食事やスイーツが加わることで、コーヒーももっと豊かに楽しんでいただけると思います。コーヒーを飲む時間を更に素敵な時間にするために、フードも揃えているんですよ。」という想いがありました。
内装のこだわりとは
「日本の喫茶文化を絶やさず、日本の人たちに素敵な時間を提供したい」と言う中村さんのこだわりは、内装にも活かされています。ヨーロピアンアンティークのシャンデリアやヌーボーのランプなど洋風レトロな雰囲気のインテリアがあるかと思えば、木のカウンターやカジュアルなソファーも。
「あえてアンバランスなように見せかけていますが、実はちょうどいいバランスにまとまるように計算しているんです。」テイストが異なるインテリアなのにも関わらず、計算しつくされた配置でまとまっています。
『NAGI COFFEE』の空気感の中でくつろぎタイム
最後に、開店ポータルをごらんの方へ、中村さんからメッセージをいただきました。
「ここに来ることで、スイッチが切りかわったり、自分を見つめ直したり、人に優しくなれたりするはずです。自分自身に変化をもたらす時間を提供しているのが喫茶店だと思っているので、当店も誰かにとってそのような場になりたいと思っています。ぜひ、当店に流れている空気感や時間をキャッチして楽しんでください。」
ちなみに、ネット通販にて焙煎した豆を販売中。気になる方はぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
店舗名 | NAGI COFFEE(凪コーヒー) |
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住所 | 横浜市神奈川区松本町3-22-8 ロイヤルドレイク103 |
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電話番号 | 045-548-9175 |
アクセス | 東急東横線反町駅から徒歩5分 |
営業時間 | 7:30~19:00 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は営業) |
ホームページ | https://www.nagicoffee.com/ |
SNS | |
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