【東京・秋葉原】もうひとつの居場所『ねこ・ＪａＬａＬａ』で推し猫とほっと一息

秋葉原駅から電気街を抜けて歩くこと６分。ビル街の中に『ねこ・ＪａＬａＬａ』はあります。猫人気は万国共通。国内だけでなく、海外からの観光客もここの猫達に会いにやってきます。海外でも日本の猫カフェは人気があるようです。今回は、『ねこ・ＪａＬａＬａ』のスタッフ新屋敷さんにお話を伺いました。猫たちも出迎えてくれましたよ。

猫とのんびり過ごすなら『ねこ・ＪａＬａＬａ』

猫と触れ合いながらお茶が飲める猫カフェは、全国に300店舗以上あります。一言で猫カフェといっても、猫にあまり触れられない飲食メインのお店や、他の動物もいるお店など形態は様々です。『ねこ・ＪａＬａＬａ』は、おもわず「ただいま！」と言ってしまいそうになるほど、アットホームな雰囲気が特徴のお店です。店内はほどよい広さで、まるで家にいるような気分です。お客様の「癒やされます。来てよかった。」という言葉に喜びを感じながら仕事をしているスタッフの新屋敷さん。ここは、猫との距離がとても近い、猫とじゃれあえる “猫好き”による“猫好きのため”の猫カフェです。

巨大猫に美人猫、表情豊かな猫が29匹

現在、『ねこ・ＪａＬａＬａ』には、総勢29匹の猫スタッフがいます。そして、同店の猫達は、それぞれに、メールアドレスを持っています。会員登録は、店の会員ではなく、好きな猫のメールアドレスに登録して、好きな猫の会員になるというシステムなのです。これは珍しいですね。

なかでも1番人気は、2007年生まれのメインクーンの男の子、クウちゃんです。メインクーンは、大型猫種で知られる品種です。クウちゃんはオーナーをはじめ、訪れる人々に愛されてすくすく成長。今や体重は10ｋｇに…。メディアでも紹介され、海外からきた人も「DOG?!」と驚くほど大きくなりました。大きな体でありながら、性格はとっても穏やか。握手もしてくれるサービス精神旺盛なところが登録数NO１の秘密です。クウちゃんの愛くるしさに一目惚れするお客様が後を絶ちません。

２位はアビシニアンの女の子・アンちゃんです。美人さんで食欲旺盛。他にもぶさかわ部門として密かな人気のペルちゃんなど、個性的な猫たちが勢揃いです。

会員登録をすると、大好きな猫に缶詰をあげられたり、お気に入りの猫ちゃんの写真がもらえたり。様々なイベントに参加できます。また、誕生日イベントもあり、おやつ、おもちゃをプレゼントできますよ。

かわいさは子猫以上？愛くるしい大人猫たち

『ねこ・ＪａＬａＬａ』は、もともと猫が好きだったオーナーが、子猫だけではなく大人猫の魅力も広めていきたいとオープンしたお店です。開店当初は、１歳くらいまでの猫が中心でしたが、店は10週年を迎え、その子猫たちもいまや大人猫になっています。ですから、店の猫たちの平均年齢は９歳前後なのだそうです。のんびりと寝ている猫も多いようですが、みんなとても人懐っこく、気がつけば、ひざの上にちょこんと座っていたり擦り寄ってきてくれたりと、その愛くるしさは猫好きにはたまりません。

今後は、シニア猫の健康管理や、海外からの観光客向けサービスなどに力を入れていきたいと語る新屋敷さん。店内のオレンジ色の照明がそっと、猫と訪れる人を包みこみます。時間はまたたく間に過ぎ去り、店を出る頃には心がじんわりとあたたまっているような気がしました。子連れママをはじめ、カップルにお年寄り。世代や国も関係なく猫好き達が自然にこの店には集まります。

新屋敷さんによれば「猫たちは、きちんと名前を理解しているので、名前を呼んであげると仲良くなれますよ。」とのこと。事前に、ホームページでお気に入りの猫（推し猫）を探しておくとより楽しめそうですね。
皆さんも、アットホームな猫カフェ『ねこ・ＪａＬａＬａ』に、足を運んでみてはいかがでしょうか。