【北海道・札幌】店主の“食と農業への想い”を心行くまで堪能出来る『おんちゃんの野菜畑』

 札幌のとある街中にある『おんちゃんの野菜畑』は、店主の五十嵐さんが農業の良さをより多くの方に伝えるべく開店した“農家の野菜とメニュー”を味わえるカフェです。ただ野菜を味わうだけでなく、野菜を作る農家の“こだわりの料理と味”も同時に感じられるお店です。

“脱OL”からの就農!北の大地で奮闘した3年間

 店主の五十嵐さんは、元々は一般企業のOLとして、ごく普通の社会人生活を送っていました。
「私、トマトが大好きなんです。でも、最近売られているトマトからは、昔ながらの良さを感じることが出来ないなって。」そう感じた五十嵐さんは、“昔ながらの良さ”を感じられる野菜を作ってみたい!と思い立ち、勤めていた会社を退職して大学に入学、勉強をし直したのだといいます。
 大学卒業後は更に農業を学ぶべくハワイ留学を経験し、その後も3年間寝る間も惜しむほど就農に取り組み、農業に関する研究をされていました。

経験と研究を形に!『おんちゃんの野菜畑』遂にオープン

 農業に関する数々の経験をつんだ五十嵐さんは、ある日偶然玉ねぎ畑があるのを見つけ、そこに『おんちゃんの野菜畑』を2013年6月にオープンしました。地元の人に、自身が体験してきた農業の魅力や食の大切さを伝え続け、2017年で4年目を迎えます。開店の際には、先輩や友人知人などから、お店の備品の提供などを受けて助けられたそうです。
 店名にある“おんちゃん”というのは五十嵐さんのニックネーム。連日、同店には五十嵐さんの手料理を食べにたくさんの常連客が訪れています。

心と想いのたっぷり詰まった料理の数々

 木の椅子やテーブルが置かれた、アットホームな雰囲気の店内では、心温まる手料理の数々が食べられます。“農家ごはん”は、農家の方々に教えていただいたレシピから作られるメニュー。定期的にメインが変わり、その時に一番美味しく食べられる野菜を使用したメニューを楽しむことができます。


▲玉ねぎたっぷり生姜焼き

 こちらの“玉ねぎたっぷり生姜焼き”は、寒い時期にお客様のからだあたためたいとの思いから提供されている一品です。また、料理以外にも、お店で使われているカレールウや、トマトジュースの販売も行っています。

お客様に幸せな時間を。

 『おんちゃんの野菜畑』は、開店してから店舗運営に至るまで、実に多くの人々と共に活動をしてきました。一人でも多くの方に農業や美味しい野菜の良さを知ってもらいたいという一心だったそうです。
 「お店を訪れた人に、“ホッコリ・ニッコリ”してもらいたいですね。」と五十嵐さん。大好きが高じて研究し続けた農業だからこそ、その農業を通じて、お客様に幸せな時間を提供したいというあたたかい想いが伝わってきます。

人と人の繋がりを大切に

 『おんちゃんの野菜畑』は、心を豊かにしてくれるカフェです。豊富な野菜・そしてその野菜を使った料理の数々。いずれも、関わっている多くの“人”がいてこそ成り立っているのです。
 皆さんも、是非一度、同店を訪れてみてください。“人と人との繋がり”や野菜の美味しさを強く感じることが出来ますよ。

店舗名 café おんちゃんの野菜畑
住所 北海道札幌市東区北46条東17丁目1-17
電話番号 011-782-3388
アクセス 地下鉄東豊線栄町駅から徒歩約6分
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日
ホームページ https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010202/1042585/
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