【大阪・布施】皆様の食事にワクワクをお届け！鯛の旨味たっぷりのスープが自慢のラーメン店『鯛ラーメン 銀次、ぷるっと。』

　今やラーメンは国民食としても人気が高く、全国各地で数多くのお店がしのぎを削っています。そんな中「ワクワクしながら食事をいただいてほしい。」その想いを形にしたラーメン店がオープンしました。その名も『鯛ラーメン 銀次、ぷるっと。』です。こちらのお店は鯛を使ったスープを売りにして、味はもちろん、2度ワクワクしながらラーメンが食べられるお店です。今回は、野菜ソムリエの資格を持ち、栄養価なども考えながらメニューを作り上げたオーナー・長澤さんからお話をうかがいました。

“鍋”をヒントにラーメン研究の日々

　元々はバーの仕事をしていた長澤さん。以前からラーメンが好きで、いつかはラーメン店を開きたいと考えていたそうです。そこで、開店1年前からラーメンの開発・研究を始めることに。さまざまなメニューを考案していく中、鍋料理にヒントを見出します。ふたを開けた時に香りがぶわっと広がり、食欲を刺激される鍋料理。これをラーメンに活かせないかと考えたそうです。
　そこから長澤さんは数多くの鍋を研究し、辿り着いた食材が“鯛”でした。栄養価が高く、香りもよく、アレルギーも少ない鯛ならば、幅広い層に受け、老若男女問わず食べてもらえるのではと思ったそうです。

　そして遂にメニューを完成させ、2017年3月、布施駅より徒歩5分のところに『鯛ラーメン 銀次、ぷるっと。』をオープンすることとなりました。店内は木のぬくもりがある落ち着いた雰囲気です。清潔感もあり女性一人でも気軽に来店することができます。
　席は6席のカウンターと、4人掛けのテーブル席。おひとりさまでゆっくりと食事をしたい方も、グループでわいわいとテーブルを囲みたい方も、素敵な時間が過ごせるお店です。
　そして、研究に研究を重ねた自慢のラーメンは、“２度ワクワクできる”がポイントです。きっとお友達に自慢したくなるラーメンです。ご紹介しましょう！

2度ワクワクできる鯛ラーメン

　こちらが、同店自慢の鯛ラーメンです。これが目の前に運ばれてきたら、初めての方は少し驚かれるかもしれません。蓋が付いたどんぶりと一緒に、鯛の形をした“可愛らしい何か”が運ばれてきます。鯛の形をしたそれは、“ぷるっと”と呼ばれる特製タレです。特製タレは鯛から取ったコラーゲンを鯛の形に固めたもので、醤油・塩の2種類が用意されています。
　この蓋を開ける瞬間が、まず“一度目のワクワク”です。

　鍋からヒントを得たラーメンは蓋を開けると、それまでどんぶりの中に閉じ込められていた香りが広がり、一気に食欲が刺激されます。そしてスープは、愛媛県産の真鯛の中骨から出汁を取った風味豊かな味わいです。そのスープの中に“ぷるっと”を入れ30秒ほど溶かし、どんな味になるか“二度目のワクワク”を感じながらラーメンを完成させます。元のスープと、“ぷるっと”を入れたスープの違いを楽しむこともできますよ。

　また、トッピングにもこだわり、チャーシューの代わりに鯛の炙り身を入れています。こちらの鯛は刺身でもいただけるようなもので、手で骨を取りながら、ほぐし身にしている手間暇をかけたものです。
　また、野菜ソムリエの資格を持つ長澤さんが栄養価を考えた野菜のトッピングにも注目です。小松菜は軽く炒め、こぼうは揚げて、赤タマネギは食感と味をそのまま楽しんでもらうため生のまま、野菜の特徴に合わせた調理をしています。栄養価も高く、体に優しいラーメンです。そのため小さなお子さまでもいただくことができます。食材にもこだわっているからこそ自信を持って出せる一杯です。

一回のお食事で二度のワクワクを楽しんで♪

　オープンする前は、鯛の下処理ができる場所がなくて研究にとても苦労したそうです。その甲斐あってか、今ではリピーターさんも増えてきているとのこと。中にはオープン初日に昼・夕と2回来てくださったお客さままでいらっしゃるそうです。

　今後としては、現店舗の基盤を作り上げたうえで、多店舗展開をできればと考えているのだとか。魚介の生臭さもなく、鯛の味が濃厚に溶け込んだスープは味わい深く絶品です。また鯛には、健康に効く成分が多く含まれ、疲労回復や血行促進なども期待できるそう。
　「一回のお食事で、ちょっとでもワクワクして欲しいというのがコンセプトです。皆さまの食事をちょっとでもワクワクさせられたらいいなと思います。蓋を開ける時のワクワク、“ぷるっと”を溶かしている時のワクワク。普通に美味しいものを食べるだけじゃなく、ちょっとワクワクしながらいただける物を出しています。」と話す長澤さん。
　体にも優しく、ワクワクできるラーメンを提供している『鯛ラーメン 銀次、ぷるっと。』。ワクワクと、鯛の旨味がたっぷり詰まったどんぶりが、蓋を開けてもらうのを待っていますよ。