【沖縄・島尻郡】種類豊富なパンと本格ランチが評判の『pangcafe Akorino』予約制のディナーは週末のお楽しみ

今回紹介する『pangcafe Akorino（パンカフェ アコリノ）』は、50種類ほどのパンを販売している“パン屋”でありながら、本格的な洋風ランチと予約制のディナーも提供する“ダイニングカフェ”でもあります。

パンを買って帰るもよし、のんびり食事を楽しむもよし…訪れる方のニーズに合わせてさまざまな楽しみ方ができる同店の魅力に迫りました。

パンも食事も楽しめるパンカフェ

国道329号から津嘉山バイパスへとつながる交差点にほど近い場所でお店を構えているのが、『pangcafe Akorino』です。こちらは、2010年にパン屋として産声をあげ、その後ランチとディナーの食事も提供するパンカフェとして再出発を遂げた、地元の人気店です。

看板に書かれたアルファベットの『Akorino』の文字は、よく見ると“象”のような印象です。店内にもアンティーク調の置物から可愛いぬいぐるみまで、たくさんの象さんが飾られています。

アジアンリゾートを思わせる居心地のいい空間には、ゆったりと落ち着いた時間が流れます。カフェスペースにはテーブル席とカウンター席を用意。おひとりさまからグループまで、人数に応じて席が選べますよ。

素材にこだわった種類豊富なパン

麦の芳ばしい香りが漂う店内でまず目を引くのが、ズラリと並んだパンの商品棚です。こちらにはスイーツ系からお惣菜パンまで50種類もの商品が顔を揃えます。中でも売れ筋は“まっちょこもち（100円）”。四角く緑がかった見た目が可愛いこちらのパンは、中にチョコクリームとお餅が入った欲張りな一品。濃厚なチョコの甘さともちもちの食感が老若男女に愛されています。

また、ハード系のパンもおすすめです。こちらは、自家製の天然酵母で作られていて、噛めば噛むほど風味がひろがる豊かな味わいを堪能できますよ。

このほかのパンも、ショートニングやマーガリンではなくバターを使用するなど素材にもこだわっているそうです。小さなお子さまや大切なご家族にも安心して食べさせられますね。

ボリューム満点のランチに大満足

ランチタイムには、カレーやオムライスなどの４つの定番料理と数種類の日替わりパスタを提供しています。
なかでも店主・玉城さんのイチ押しは“ローストビーフ丼（880円）”だといいます。熱々ご飯の上に卵黄と醤油、そしてたっぷりのローストビーフが乗っており、食べ応え十分です。低温でじっくり火を通した牛肉はしっとりと柔らかく、特製のワサビのクリームソースとの相性は抜群。あまりのおいしさにどんどん箸が進んでしまいますよ。

“欧風黒カレー&ビーフラグー（880円）”も人気が高いメニューです。野菜の甘みを引き出したコクのあるカレーは、さらっとしているのに濃厚な味わい。料理名のラグーとは煮込み料理のことで、ほろほろになるまで煮込まれた牛肉がカレーに添えられています。このラグーとカレーを混ぜつついただくのがアコリノ流の食べ方なのだとか。素材のおいしさが口の中で一体となる至福のひと時をご堪能くださいね。

予約制のディナーは週末のお楽しみ

同店では週末の金曜・土曜限定で、予約制のディナーも営業しています。2,500円、3,000円、3,500円の３つのコースがあり、どれも料理は６品ほどで飲み放題がついています。サラダやカルパッチョ、お肉料理、リゾット、パスタ…コースによって料理の内容は異なるので、気になる方はお店までお問い合わせください。４名から予約が可能です。

どんなシーンにも使えるお店

現在は近隣に住む女性のお客さまが多いそうですが、ボリューム満点のランチは男性にもぴったりです。朝食やおやつのためにパンを買っていく方もいれば、ゆったりと食事を楽しむお客さまや、食事をした後にお土産でパンを買って帰る方もいて、利用の仕方は人それぞれです。

玉城さんは「パンを買うことも食事もできるお店です。ぜひ気軽に遊びにきていただければうれしいですね。」と話してくださいました。

素材にこだわった種類豊富なパンに本格的な絶品ランチ、お酒とともにゆったりくつろげるディナーコースまで、たくさんの魅力に満ちている『pangcafe Akorino』。さぁ皆さんはどんなシーンで利用しますか？