【埼玉・大宮】無限の可能性を秘めた日本酒と料理のペアリング！『賛 SUN』で有意義なひと時を

　想像してみてください。旨味と甘味が詰まった旬の鮮魚を頬張り、余韻が残るうちにキュッと華やかな日本酒を嗜む…お酒好きには堪らないひとときですよね！今回紹介する『賛SUN』は、日本酒エキスパートの資格をもつオーナーが全国の酒蔵からセレクトした豊富な日本酒と、それにぴったりの料理がいただけるお店です。“日本酒は苦手、私は辛口好き”そんな思い込みは一度リセットし、無限の可能性を秘めている日本酒の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

旨い“日本酒と魚”でお出迎え

　JR大宮駅から徒歩５分ほどの場所にある『賛 SUN』。こちらは、オーナーの徳武さんが、2017年10月にオープンしたお店です。お店を訪れると出迎えてくれる大きな看板には、一升瓶をモチーフにした店名と、左右には“盃と魚”が描かれています。このロゴからもわかるように、同店が力を注いでいるのは“日本酒とお魚”。徳武オーナーは、利き酒師よりも難しいと言われる国際的な資格・SAKE EXPERT®を有する、日本酒のプロ。日本酒へと並々ならぬ愛情を注いでいます。

　お店では東北の漁師さんから直接魚介を仕入れています。魚は新鮮なうちにしっかり血抜きをし、低温で数日間寝かせ旨味成分を増幅させてから、お客さまの元へと提供しています。完全に血を抜いて熟成するため、生臭さありません。旨味が濃いこのお刺身を“塩”でいただくのが、同店ならではのスタイルです。塩によって更に際立たされた魚の旨味と甘味が消えないうちに、芳醇な香りの日本酒を一口…。このような日本酒と魚の極上のペアリングを体験できる場所が『賛SUN』なのです。

行く度に楽しめる日本酒の数々

　日本酒党もそうでない方も、ぜひ訪れていただきたい同店。全国各地の蔵元からさまざまな銘柄を入れ替えて仕入れているため“定番”はなく、３日ほどで全く違うメニュー内容になることも珍しくありません。興味深いのが、３種類の日本酒を飲み比べできる“利き酒セット（1,000円）”です。お店では、“同じ都道府県で作られた日本酒”や、“原料のお米の品種が同じ日本酒”などのテーマを設け、毎日異なる３種類を用意しています。時には、仕入れた魚介によって、おすすめのペアリングを提案したセットもあるそうです。

感性が研ぎ澄まされるペアリング

　日本酒と料理の絶妙な組み合わせを選びたくても、どう選んだらいいのか迷ってしまう方もいるかもしれませんね。そんな方のためにも同店では、日本酒を“淡麗・熟成・旨口・フルーティー”の４種類のカテゴリーに分けて、それぞれと相性抜群の料理をメニューに表示しています。たとえば、淡麗の日本酒は、キリリと引き締まった味わいで、料理の魅力を浮き立たせる効果があり、天ぷらと合わせると、油っぽさだけを覆い隠し、素材の味わいが際立つそうです。また、フルーティーな日本酒は酸味があるため、冷やしトマトや酢物といったさっぱりした料理と好相性だといいます。

　「日本酒は割と万能で、どんな料理にも合わせられると思います。だからこそ、味の濃淡を合わせたり、薬味などの香りでつなげたり…組み合わせを気にすることで、日本酒も食事も一段と楽しくなりますよ。」と徳武オーナー。より詳しいペアリングが知りたい方は、徳武オーナーや店員さんにぜひ声をかけてみてくださいね。

気軽に“一寸” じっくりと“縁”

　シックな黒と赤を基調にした雰囲気のいい空間は、１階と２階で異なったコンセプトとなっています。カウンター席がメインの１階は“一寸（いっすん）”がコンセプトで、気軽に日本酒がいただける少人数向けのフロアです。２階のコンセプトは“縁（えにし）”、落ち着いた上質な空間でゆっくりと過ごせますよ。15〜28名までのグループでのご宴会では、２階フロア全体の貸し切りが可能です。

思い込みを捨て“賛”ならではのお酒を

　最後に徳武オーナーから、開店ポータルをご覧の皆さまへメッセージをいただきました。
　「“自分は日本酒が苦手、こういう味わいが好み”と決めつけないで、この店ならではの楽しみ方をしていただきたいです。日本酒はバリエーションが豊かなので、苦手だと思っていらっしゃる方も“日本酒好き”にさせる自信があります！特に、これからの秋のシーズンは日本酒の季節と言っても過言ではありません。いい“ひやおろし”を揃えてお待ちしています。」
　甘美、芳醇、淡麗…個性豊かな日本酒とそれぞれのペアリングを堪能できる『賛 SUN』で、ぜひ皆さまも有意義な日本酒のひと時をお過ごしくださいね。