【東京・月島】お箸で食べるスペイン料理!肩ひじ張らない雰囲気が魅力の『月島スペイン食堂TabeLuna』でおいしいひとときを♪
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にんにくやオリーブオイルの豊かな香り、魚介類を大胆に使ったビジュアルが魅力のスペイン料理。でも、“ちょっと敷居が高そう”と感じている方も多いですよね。
そこでおすすめのお店が、2017年2月にオープンした『月島スペイン食堂TabeLuna(タベルナ)』。カジュアルな店内で、スペインの家庭料理を気軽に楽しめます。魚介やお肉の旨味が詰まったパエリアは、人数に応じてオーダーでき、デートにも大人数のパーティーにもぴったり。おいしい香りと笑い声でいっぱいの同店に、さっそくお邪魔してきました。
卒業旅行で訪れたスペインに魅せられて
『月島スペイン食堂TabeLuna』があるのは、大江戸線・月島駅の9番出口からすぐのところ。ビジネス街が近いこともあり、仕事帰りの一杯をたしなむ方や、同僚と賑やかに食事を楽しむ方で賑わっています。
店名の“TabeLuna”とは、スペイン語で“食堂、居酒屋”を意味する言葉。そこに、月島の“月”=スペイン語で“Luna”をかけているのだそうですよ。
「以前は、知人と一緒に3年くらいスペインバルをやっていました。“居酒屋風の気取らないスペイン料理”っていうコンセプトは、そのころから固まっていましたね。」と、代表の佐々木さん。
そんな彼がスペイン料理に目覚めたのは、大学の卒業旅行でスペインを訪れたことがきっかけでした。素材のダシを大切にした味つけや、魚介を多く取り入れる調理法に、和食に通じるものを感じて大好きになったのだとか。
あたたかな憩いの空間で、気取らないスペイン料理を
“スペインの家庭料理のおいしさを、身構えずに味わってほしい”。そんな想いでデザインされた『TabeLuna』の店内は、あたたかな照明が包む憩いの空間です。カジュアルな店構えなので、どんな方も気軽に入ることができますね。
カウンター席で大切な人との時間を紡ぐのもよし、テーブル席で仲間とおしゃべりに花を咲かせるもよし。思い思いのシーンで訪れるお客様が、楽しいひとときを過ごしています。
店内は、テーブルメインの落ち着いた空間です。回転率を上げず、くつろぎながら食べられる雰囲気にこだわったのだとか。
「テレビがあるんですが、ワールドカップの時期は試合を、普段はスペイン料理のクッキング動画なんかを流しています。」
飲んで食べて、異国情緒を味わい、テレビを見て隣の人と盛り上がる…そんな和やかな時間に身を任せられるのも、同店の魅力のひとつです。
魚介やお肉、野菜の旨味がたっぷりのパエリア
『TabeLuna』の看板メニュー・パエリアには、兵庫県産のお米“山田錦”が使われています。本来は酒造用なので、通常のお米よりもっちり感や粘り気が少ないのが特徴です。だからこそ、パラリとした食感を楽しむパエリアにはうってつけのお米なのですね。
同店のメニューを語るなら、こちらの“魚介のパエリア”が外せません。野菜や魚介、香りづけのドライピーマンまですべてスペイン産という、素材へのこだわりが光る逸品です。
口に運ぶと感じるのは、鯛のアラや甘エビの頭からとったダシの味。豊かな香りが、お米の一粒ひとつぶを包み込んでいます。
“鶏と豚のパエリア”、お肉や魚介、野菜の“MIXパエリア”、パスタも入って大満足の“イカスミのパスタパエリア”など、種類も豊富です。
うれしいのが、小(2人前)、中(3人前)、大(4人前)と、人数に合わせてオーダーできること。みんなでいろいろなパエリアをシェアするのも楽しいですよ。
同店が情熱を傾けるのは、パエリアだけではありません。
たとえば、“赤エビと小エビのアヒージョ”。2種類の海老が一度に味わえるこちらは、ソースに使うにんにくをオーダーごとに剥くため、臭みの少ないまろやかな味が楽しめます。“マッシュルームのアヒージョ”、“ベビーホタテとベーコンのアヒージョ”など、気になるメニューが他にもたくさん。バゲットのおかわりしすぎに要注意です。
ぜひ味わいたいのが、“スペイン ギフエロ産イベリコ豚の生ハム”(2,600円、ハーフ1,300円)。“生ハムの聖地”と謳われるギフエロは乾燥した冷涼な地域で、生ハムが甘く香り豊かに仕上がるのだとか。どんぐりを食べて育った豚なので、脂身からはほんのり、ナッツのような芳ばしい香りがしますよ。
希少なスペインビールやシェリー酒もお楽しみ
『TabeLuna』では、都内では10店舗ほどでしか飲めないスペインビール“mahou(マオウ)”や、アンバサダーが選ぶ常時10種類以上のシェリー酒が揃います。お気に入りのメニューとのペアリングを楽しんでくださいね。
特別な日には、全9品の“タベルナコース”(5,000円)がおすすめ。シェフこだわりのタパス3品、生ハムの盛り合わせ、アヒージョ、お好みで選べるパエリアorパスタなど、スペイン料理の基本を味わい尽くせます。
“お箸で食べられるスペイン料理”を味わいに行こう!
「レストランっぽいかしこまった感じじゃなくて、居酒屋みたいに気軽に来れるお店でありたいです。“ドレスコードはジャージでも、パジャマでもOK!”みたいな雰囲気でね(笑)。」とにこやかに話す佐々木さん。現在は、訳あってお休みしていたランチ営業を再開すべく、意欲を燃やしているそうです。
「当店は、敷居が高いお店じゃありません。気軽にお箸で食べられるスペイン料理ばかりです。ぜひTシャツで来て、テレビを見ながらくつろいでいってくださいね!」
近くにお勤めの方の憩いの場として、今宵も賑わう『月島スペイン食堂TabeLuna』。脱力してくつろげる空間と、本格的な味わいのスペイン料理とのギャップが素敵です。
“月島に来たら、まずはもんじゃでしょ!”と即決せず、ぜひ同店に足を運んでみてくださいね。
店舗名 | 月島スペイン食堂TabeLuna |
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住所 | 東京都中央区月島2-10-2 ムーンアイランドタワーB105 |
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電話番号 | 03-6311-1416 |
アクセス | 都営大江戸線月島駅(9番出口)から徒歩1分、勝どき駅(2a出口)から徒歩7分 |
営業時間 | 【月~金】17:00~翌2:00、【土・祝】15:00~24:00 |
定休日 | 日曜日 |
ホームページ | https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13205631/ |