【東京・吉祥寺】ふくろうとの暮らしを体感『武蔵野カフェ&バーふくろうの里吉祥寺店』
もふもふの毛並みにまるい目。かわいらしい見た目とは裏腹に、肉食でクールな一面もあるふくろう。そんなふくろうに魅せられ、一緒に暮らしたいと思っている人も多いのではないでしょうか?今回は、『武蔵野カフェ&バーふくろうの里吉祥寺店』の店長・松田さんにお話を伺いました。
ふくろうにとって良い環境とは?
自然豊かな吉祥寺は、住みたい街NO1に輝いた幅広い世代に人気がある街。『ふくろうの里吉祥寺店』は吉祥寺駅から徒歩2分の場所にあります。最近は、ふくろうを家で飼う人が増えています。ワンルームマンションでも飼えますが、トイレのしつけが難しく、温度変化に敏感なふくろうの飼育はハードルが高いのも事実です。もともと、ふくろうカフェ巡りが趣味だったと語る松田さん。大好きなふくろうのために、ふくろう中心の環境づくりに力を注いでいます。
まず、音に敏感なふくろうに刺激を与えないよう、カフェスペースとふくろうの居住スペースを防音ガラスで仕切っています。電話番号が公開されていないのも、ふくろうが着信音に驚かないようにするためだとか。ですから、入店はWeb予約が推奨です。もちろん、人数に空きがあれば、当日の来店も可能です。防音だけでなく、最適な温度環境にするためにカーテンで光を調節するなど工夫をしています。
一方、カフェスペースには、ふくろう愛を感じるグッズが多数並んでいます。スタッフやオーナーの知り合いが手作りしたものや、ふくろうの保護活動をしているアーティストによるグッズなどです。丸太の椅子などスタッフが手作りしたものも多く、店内はまるで森の中のログハウスのようです。
“ふくろう”らしからぬ「あずき」と“ふくろう”らしい「ノエル&スピカ」
本来ふくろうは、あまり懐かない生き物として知られています。しかし、愛情たっぷりに育てられた『ふくろうの里吉祥寺』のコキンメフクロウ・あずきは、人懐っこくてなでられるのが大好き。他にも、頭だけでなく顔をなでられるのが好きなふくろうもいて、色々な触れ合いが楽しめます。「こんなに触れるとは思わなかった!」と驚く人が多いとか。
一方、メンフクロウのノエルとアフリカワシミミズクのスピカは、とてもマイペースです。一日の3分の2を眠って過ごすというふくろう。眠っている時や、なでられて気持ちが良い時は、下瞼があがり、にっこりした表情になるところがチャームポイントです。起きている時は元気に走り回ったり、じゃれたり、爪でボールをキャッチしたりと活発なようです。
ふくろうを飼いたくて勉強のために来る人、ふくろうを眺めてのんびりしたい人、様々な人々が訪れる『ふくろうの里吉祥寺店』。スタッフ付き添いのもと、お子様でもふくろうに触れられることからファミリー層にも大人気です。
飼育体験に婚活。ふくろうたちが縁結び!?
同店のシステムは、基本的に60分の時間制です。(現在期間限定で平日は時間無制限)カフェでお茶やお酒を飲む時間、ふくろうと遊ぶ時間に分かれています。ふくろうは人とのスキンシップに慣れている生き物ではないため、ふくろうの休憩時間を設けているとか。「時間制ではありますが、常連の方も多く、理解していただけることに感謝したいですね。」と松田さんは語ります。ほっこりした雰囲気の『ふくろうの里吉祥寺店』では、様々なイベントが目白押しです。
例えば、ふくろうとの触れ合いだけでなく、ふくろうをモデルにオリジナルのふくろうガラスを使ったキャンドルを作るイベントです。その他、餌やりや外に出てふくろうと散歩ができる2時間の飼育体験イベントなども楽しめます。ふくろうとの暮らしを体感し、どのような楽しみがあるのか参考になりますね。
また、店内にて婚活イベントも開催しています。ふくろう話で盛り上がり、自然に寄り添うように、カップルが誕生してるそうですよ。
ベンガルワシミミズクをはじめ、ふくろうは、夫婦仲良しです。子育ても協力して夫婦で行います。そんなふくろうだからこそ、縁結びの力を持っているのかもしれませんね。
3年目を迎えた『ふくろうの里吉祥寺』。婚活イベントでカップルになった人が結婚の報告に来る日も近いかもしれません。
店舗名 | 武蔵野カフェ&バーふくろうの里吉祥寺店 |
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住所 | 東京都 武蔵野市 吉祥寺本町1丁目26-1 JK吉祥寺ビル 201 |
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営業時間 | 【平日】12:00~18:00 【土日祝】11:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://owlvillage.jp/ |
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