【東京・池袋】爽やかな南国の味と“ALOHA”の精神『麺屋Hulu-lu』は唯一無二のハワイアンラーメン
東京都豊島区。池袋駅西口から徒歩10分ほどのところに、お洒落なラーメン店があります。ハワイとラーメンを融合させた唯一無二の“南国ラーメン”が味わえる『麺屋Hulu-lu(フルル)』です。斬新な世界観のラーメンを打ち出した同店は、まもなく6周年を迎えます。オーナーの古川さんにお話を伺ってきました。
惚れ込んだ店で10年修業し独立
古川さんはお寿司屋さんの家庭で育ち、将来は料理人となるべく調理学校に進学し専門知識を学んできました。当時、世は空前のラーメンブーム。古川さんも自然とラーメンに興味を持つようになり、全国各地のラーメン店を食べ歩きました。そしてついに一軒のラーメン店と運命的な出会いを果たします。その後は、惚れ込んだ師匠の下で10年間ラーメン道を学びんだそうです。
ついに独立となった時、勝負の舞台として敢えてラーメン激戦区の池袋に決めたそうです。池袋で自分の力を試したかった古川さんは、独自のラーメン世界を作り出すために、大好きなハワイと融合したオリジナルラーメンを生み出しました。最初はその洗練されたお洒落な外観から、ラーメン店ではなくカフェか美容室だと思われてなかなか認知されなかったと振り返ります。それから6年、今や全国でカップラーメンが発売されるほどの有名店となりました。
“A・L・O・H・A”の精神を大切におもてなし
『麺屋Hulu-lu』の名前は、古川さんの“古”から名付けたとのこと。同店のコンセプトはハワイの精神“A・L・O・H・A”。その意味するところは“思いやり・調和・喜び・謙虚・忍耐”をハワイ語で書いた頭文字を集めた言葉なのだそうです。この約6年の間に起ったことは、メニューの変化と進化。コンセプトは変えずに、味を追求して常に進化していることこそが、同店が長い年月愛されている理由だといいます。
のんびりゆったり南国気分を演出
同店ではハワイのゆっくりのんびり過ごす、“ハワイアンタイム”をお客様に過ごしてもらうべく、BGMや内装など、気持ちが明るくなる空間づくりを意識しているのだとか。元は築50年の中華料理店だったという店舗をスケルトンにし、一から作り上げたという店内はハワイで集めた可愛い小物で溢れています。自身で作り上げた看板や棚がお気に入りとのこと。確かに一見するとカフェか美容室に思えるようなお洒落な店舗ですが、そのラーメン店らしくないところが同店の魅力です。
是非食べてほしい“スパムおにぎり”
気になるおすすめメニューですが、一番人気は“醤油SOBAスパムセット”です。ハワイ名物“スパムむすび”がセットになった“醤油SOBA”のセットは、同店の看板メニューです。
次いで人気なのは“曜日限定メニュー”。常連さんはこの曜日ごとに変わる限定メニューを目当てにやってくるのだとか。他にも月2回限定の幻のラーメン“Hawaiian冷製ロミロミサーモンのバジルSOBA”(880円)や、今年の夏も大人気だった夏季限定の冷たいラーメン“イタリアン風フルルの冷しSOBA”など、常連さんの心を掴んで離さない限定メニューが目白押しです。
ラーメン以外の単品メニューでは“オニオンチャーシュー丼”も人気。いずれも他では味わえない古川さんのオリジナリティーが光るメニューばかりです。ドリンクメニューはハワイのビールがおススメ。メニューはもちろん、店内も外観もインスタ映えばっちりのお店です。
ラーメン店が乱立する現代、年間3,000軒のラーメン店ができては消えていくと言われているラーメン戦国時代に、池袋の有名店と肩を並べる『麺屋Hulu-lu』はその中で確かな地位を築き上げています。ラーメン好きなら一度は食べたいところですね。まだ味わったことのない方は、是非一度食べに来てみてはいかがでしょうか。ラーメンの可能性の広がりを感じられる味が、ここにあります。
店舗名 | 麺屋Hulu-lu |
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住所 | 東京都豊島区池袋2-60-7 |
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電話番号 | 03-3983-6455 |
アクセス | JRほか池袋駅西口から徒歩10分 |
営業時間 | 月・水・木・金・土11:30~15:00/18:00~21:00、日・祝11:30~15:30 |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | http://www.hulu-lu.com/index.html |