【福岡・篠栗】『Bar SONORA』で大人の社交場デビューをしてみませんか？

　福岡市内から電車で約15分の篠栗町は、緑が豊かで通勤にも便利な住みやすいエリアです。篠栗駅から県道607号線に沿って10分ほどのところにある『Bar SONORA（バーソノラ）』は、大人の雰囲気が漂うおしゃれなバーです。店長の阿高正法さんに、お話をうかがいました。

ウイスキーの品ぞろえは地元No.1

――棚にたくさんのボトルが並んでますね。これは…みんなウイスキーですか？

　「こちらの棚は全部ウイスキーで、だいたい80～90種類はあるんじゃないでしょうか。こっちはリキュールで60～70種類はあると思います。他にもラムとかブランデーもありますね。」

――圧巻の品ぞろえですね！ウイスキーにこれほど種類があるとは知りませんでした。私はお酒が弱いので、ウイスキーにチャレンジしたことがないんです。でもハイボールを飲むようになってから、ちょっと興味はあるんですよね～。そもそもウイスキーってどんなお酒なんですか？

　「ウイスキーは大麦やトウモロコシを原料とした蒸留酒です。スコッチやアメリカン、カナディアン、アイリッシュ、ジャパニーズっていうのが世界五大ウイスキーと言われていて、作ってる量が多いんですよ。中でもスコッチとバーボンは圧倒的に種類が多いです。ジャパニーズはまだ100年足らずの歴史ですけど、世界五大ウイスキーに数えられるくらいに評価が高くて、海外にどんどん輸出するために日本で手に入りにくい状況が続いています。」

大人がたしなむウイスキーの魅力

――一時期マッサンってドラマでブームにもなりましたよね。安髙さんはウイスキーの何にハマったんですか？

　「最初はカッコつけで飲んだんですよね、大人っぽいから。もともとはサークルの罰ゲームで一気飲みさせられるお酒っていうマイナスのイメージだったんですけど。大学の時にバーでバイトしていて、そこの常連さんに「お前も大人になったら、いいウイスキー飲まねばいかんばい。」って言われて、「ウイスキーってあんまりおいしくないじゃないですか。」っていう話をしたら、シーバスリーガルの12年を水割りで飲ませてくれたんですよ。そしたらすごく甘くて飲みやすくて、「これがウイスキーか！」っていう体験があって、それがきっかけで。」

――甘いんですか？

　「甘かったですねぇ、おいしくて。今までのウイスキーのイメージが覆がえされたというか。まあでも、やっぱり大人のお酒で憧れますよね。ボトルを眺めてるだけでも満足できるというか…それだけで格好いいじゃないですか。」

――渋いですよね、大人の男性がたしなむイメージで。

　「ちょっとこう、今までとは違う世界に踏み込むような、ゆっくりと落ち着いた空間で飲むようなところが格好いいですよね。1人でも飲めるし、ちょっと考え事したり、息抜きにピッタリのお酒だと思うんです。」

マスターの熱いウイスキー愛

――人気のウイスキーってありますか？

　「うーん、人気のウイスキーかぁ。難しいですね。甘いとか辛いとかクセがあるとか、いろいろ好みもあるからですねぇ。飲み方によっても変わるから、また難しいんですよね…。」

――ハイボールで飲むとしたらどれが良いですか？

　「スコッチウイスキーのブレンデットタイプがいいかもしれませんね。…フェイマスグラウスはコクがあって飲みやすくてバランスが良いですね。甘みもあって。すっきり飲みたい方には青リンゴの風味が出るようなブラック＆ホワイトは、フルーティですね。ラベルのスコットランド原産の犬もかわいいですよね。あとはデュワーズ…これも結構有名なんですけど、バーテンダーという漫画に出てくるウイスキーで、初心者の方でも取っつきやすくて飲みやすいですね。ハイボールにすると風味が際立つというか。」

――ウイスキーをそのままだと、どんな飲み方される方が多いですか？

　「そうだなぁ、ロックの人が多いですかねぇ。ロックだとバーボンが多いかな。初心者で初めてロックで飲みますっていう方にはウッドフォードリザーブがいいですね。バーボン特有の男くさいというか、ちょっとクセがあるんですけど、それでもまろやかで飲みやすい、ガツンと来ないバーボンウイスキーです。」

――これはどこのウイスキーですか？

　「アメリカのウイスキーですね。アメリカンウイスキーの中にバーボンがあるんですよ。アメリカのは全部コーンが原料で、大麦を使うスコッチとはまた風味が違ってきますね。逆にアメリカとカナダは近いので、カナディアンもコーンの割合が多いです。ライ麦も使いますけど。」

――スコッチはどこの国ですか？

　「イギリスです。北の方のスコットランドでウイスキーを作っているからスコッチウイスキーと言います。たるや醸造、蒸留機の違い、それから熟成年数でも全然味が変わるんですよ。12年より15年、21年と年数が増すにつれてカドが取れて。」

――そんなに違うものなんですか？

　「ちがいますね～。飲み比べて見ると面白いですよ。一応飲み比べメニューも用意しているんです。熟成年数や樽の違いで比べてられます。バーっていうとちょっと高そうだったり、堅苦しいイメージをお持ちの方も多いと思うんですが、実はゆったりと落ち着いてお酒を楽しむ場所なんです。居酒屋さんでワイワイやるのも楽しいですけど、また違った雰囲気でお酒を飲むのもいいものですよ。」

――私もマスターのガイドを聞きながら、ウイスキーデビューしてみたくなりました！

【開店ポータル特典！！】
　開店ポータルサイトを提示するとテーブルチャージ料が無料になります。

　新鮮なフルーツを使ったカクテルやピザなどの軽食も楽しめる『Bar SONORA』。ぜひ一度訪れて、ウイスキー談議に花を咲かせてみてください！