【福岡・港】『hub beach cafe(ハブビーチカフェ)』でグローバルな交流体験はいかが?
福岡市中央区港にお好み焼きを食べられるカフェ『hub beach cafe(ハブビーチカフェ)』がオープンしました。爽やかな色合いのスタイリッシュな店内に入ると、まるでアメリカの海岸沿いのカフェに立ち寄ったような気分になります。今回はオーナーにお話をうかがいました。
グローバルな交流ができるカフェ
――カフェのオーナー以外にもお仕事をされているんですよね?
「そうなんです。僕はもともとフリーランスで広告業の仕事をしていたんです。フリーランスだと事務所がないから、カフェで打ち合わせをすることが多いんですよ。でもそれだと結構お金がかかるので、自分でカフェを開いた方がいいと思ったんです。みんなで情報共有して、繋がれる場所になればいいかなと思って、店の名前は、ハブ空港のハブを付けた『hub beach cafe』です。」
――ハブには“ものとものを繋げる中心”って意味もありますもんね!
「この港エリアで、コミュニケーションの中心になるお店にできたらいいなと思っています。この辺りはサーフィンもできるし、遊びの場は結構あるので、「ここに来たら、何かいい情報あるんじゃない?」みたいなお店にしていきたいですね!」
――わー!いいですね!ちなみに店員さんは外国の方が多いですね。
「日本人は僕だけですよ。あとは全員外国人ですけど、日本語も話せます。お客さんも韓国人・中国人・フランス人・アメリカ人など、いろんな国の人が来ますね。メニューも日本語・英語・韓国語・中国語の4カ国語用意してます。」
――最近福岡にも海外からの観光客や移住している方も増えましたよね。
「そうですね。外国の人は意外とコミュニケーションできる場を探しているんで、グローバルな交流ができますよ。それから、レンタル自転車もしてます。僕は韓国で広告の仕事をすることも多いんで、主に韓国人観光客向けですね。観光だとなかなか自転車がないから、レンタルしたら近くの大濠公園とかを周って来れるかなって。」
――広告業とカフェのお仕事がいろんなところで繋がっているんですね!
「はい。最初は僕が一人で作りだした場所に、お店ができて一年経った今はたくさんの仲間が集まって、僕一人じゃできなかったことが今できてる。このお店も一緒に働きたいって子がやって来て、どんどん大きくしていければと思います。」
オーナー手作り!こだわりの内装
――お店の雰囲気もすごい居心地がいいですよね。
「僕がサーフィンするんで港エリアが好きで、海沿いのカモメ広場が風も入るし、夜とか天気がいい日はすごくいいんですよ。で、この辺りの物件を探していたら、たまたまここが見つかったんです。」
――ラグとかソファもすごく可愛いですよね。あ、カウンターのペンキも波をイメージした感じですね!テイストとかデザインのこだわりってありますか?
「テイストはなんて言うんでしょう?強いて言えばカリフォルニアスタイルでしょうね。ちなみにこの家具を選んだのもペンキの色を塗ったのも、全部僕なんです(笑)。もともと内装とか設備とか何もなかったんで、カウンターをちょっと大工さんと考えた以外は自分でやりました。」
――え!すごいですね!建築とかインテリア関係の経験なんかがあったんですか?
「それはないんですが(笑)。もちろん友達とかにも手伝いに来てもらったんですけど、壁とか天井、インテリア、ペイントとかももう、ほとんど全部自分でやりました。一ヶ月半くらいかかりましたね。」
たくさん食べても安心!ヘルシーなお好み焼き
――私はお店の雰囲気もすっごく好きです!ちなみにお好み焼きが食べられるカフェだと聞いたんですが。
「はい、基本的にはお好み焼きとドリンクだけです。お好み焼きの標準のやつにキャベツとネギと豚肉が入ってます。これにキムチ、チーズ、からしマヨネーズなんかをトッピングをしてもらう感じですね。キムチが特に多く出ます。」
――サイズはスモール・レギュラー・ダブルがありますね。量は結構多いですか?
「女性だとスモールがおすすめですね。レギュラーが普通のお好み焼きのサイズなんですけど、18㎝だから結構大きいです。でも、2人分だとちょっと少ないから、2人だとやっぱりダブルかな。」
――なんでお好み焼きを出すようになったんですか?
「月に一回、ここでいろんな人を呼んでパーティをするんですけど、お好み焼きを食べてもらったら結構おいしいって言ってもらえて。それがきっかけですね。僕が山口県の出身で、中国地方の人は広島のお好み焼き文化の流れで、自分のお好み焼きの作り方みたいなのがあるんですよ。」
――へぇー!お好み焼きはどんな特徴があるんですか?
「僕のお好み焼きは基本野菜で作っています。お好み焼きを固める粉と卵は、少ししか使っていません。」
――じゃあ、結構柔らかい感じの?
「そうです、だからスプーンで食べるんですよ。野菜がメインだから、サラダを食べてる感じですね。あと、ドリンクはお持ち帰りOKです。種類はホットコーヒー、カフェオレ、コーラ、HUB BEACHジンジャーエール、HUB BEACHゆず茶、お酒とか。ジンジャーエールとゆず茶は全部、ハンドメイドです。」
――ゆず茶ってどんなものですか?
「ゆずで作ったマーマレードみたいなやつに、お湯を入れて作る飲み物なんですけど、甘くておいしいですよ。お好み焼きは柔らかいっていうのもあって、持ち帰りするのはちょっと厳しいんですよ。そこは今考え中です(笑)。」
――お好み焼きがスモールで400円って、料金もすごく安いですよね!お昼や小腹が空いた時間帯に軽く食べられそうです!
「カフェだけでやっていたら、この値段ではできなかったです。とにかく安いんで、もっと来てほしいですね。外国人の店員ばかりなので最初は入りづらいと思うんですけど、入ってきてもらった人にはなるべく声を掛けるようにしています。よく、日本人はコミュニケーションが苦手って言われるじゃないですか。だからこそ、みんなでワイワイする中で仲間ができていく楽しさを体験してもらいたいんです。入ってみればアットホームですごくコミュニケーションが取れる場所なので、一度来てみてほしいです!」
店舗名 | hub beach cafe(ハブビーチカフェ) |
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住所 | 〒810-0075 福岡県福岡市中央区港2-4-23 イルグラッツィアマリーナⅣ |
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電話番号 | 092-791-9299 |
アクセス | 地下鉄空港線・大濠公園駅4番口から徒歩5分 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40047986/ |
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