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北海道

【北海道・札幌】小さなコーヒー店『Cafe home』は、あなたにぴったりの1杯を心を込めて作ります

 札幌市西区、地下鉄琴似駅から徒歩2分のところに今年8月25日、小さなコーヒー店『Cafe home(カフェ ホーム)』がオープンしました。店主の尾崎さんは、普段は個人向けのコーヒー教室を開いており、金・土曜日のみこちらのお店を営業しています。もともと、東区で経営していたお店をこちらに移転してきたそうで、こだわりの仕入れ先から豆を買い付けし、淹れ方によって全く違った味わいが楽しめる飲み比べセットがおすすめなのだとか。

東区からやってきた小さなコーヒー店

 こちらでは、尾崎さんは金・土曜の営業日だけ店舗を借りているそうです。「移転前は月曜日と第2・第4火曜日だけお休みで、あとは普通に営業していたんです。だから、やりたかったコーヒー教室がなかなかできなくて…。悩んだ末、一度お店を閉めることにしたんです。」
 それからは西区に拠点を移し、個人向けのコーヒー教室やイベント出店などの活動を行ってきた尾崎さん。そんな中、こちらのオーナーから店舗を借りることができ、晴れて『Cafe home』の営業再開が決定したのです。

週2回の営業で夢を実現

 『Cafe home』の営業日以外は、こちらの場所やご自宅などで、コーヒーの楽しさを体験できるイベントを開いているという尾崎さん。週2回のゆったりした営業スタイルのなかで、コーヒー教室の開催と、店舗経営の仕事を両立でき、毎日がとても充実しているそうです。
 先日は地元の小学校にお邪魔し、お母さん向けにデザインカプチーノ教室を開催したのだとか。“カプチーノに好きなキャラクターを描いて、子どもに喜んでもらえました!”とお母さんたちも大喜びだったそうですよ。

温もりでいっぱいのナチュラルな店内

 店内は北欧のお家に遊びに来たかのような、温もり溢れるナチュラルな空間です。キッチンにはコーヒーの器具やポット、可愛いカップがたくさん並び、眺めているだけで心が落ち着く雰囲気です。

 大きな窓からは優しく外の光が差し込み、小鳥の歌声や木々のざわめきが聞こえてきます。コーヒーの湯気に包まれながらじっと目を閉じていると、いつの間にかうたた寝してしまいそうですね。一人でも、そして仲間とおしゃべりしながらでも、時間を忘れて過ごせそうな空間です。

 また、店内にはオーナーの好きなものが詰まっており、味わいのある備品が飾られています。カフェのナチュラルな雰囲気に安らぐ一方、壁に飾られたパネル、スピーカーやピアノが、スタジオのようなわくわく感を味わわせてくれます。コーヒーを飲んで一息ついたら、店内をゆっくり眺めるのも楽しいですね。

淹れ方、焙煎…さまざまな味わいを見せるコーヒー

 コーヒーの世界はとても奥深く、同じ豆でも、淹れ方を変えることでさまざまな味わいが生まれるのだそうです。尾崎さんのオリジナルブレンド“nanakoブレンド”(600円)は、味わい深く、前の店舗から多くのファンを抱えるメニューです。苦味はあるけれど飲みやすく、コーヒーを飲み慣れていない方にもおすすめなのだとか。

 2種類のコーヒーが楽しめる飲み比べセットも、人気のメニューです。内容は週替わりで、フレンチプレスとペーパードリップの飲み比べ、2つのお店から取り寄せる同じ豆の飲み比べなど、色々な組み合わせで楽しめます。「同じ種類でも、お店によって焙煎の深さが違うので、決して同じ味わいにはならないんです。淹れ方によってもまた雰囲気が変わりますね。そんな奥深さが、コーヒーの面白いところだと思っています。」その週の飲み比べの内容はFacebookでお知らせしているので、チェックしてみてくださいね。

優しい甘さにほっと一息

 コーヒー以外のドリンクも、ぜひ飲んでほしいものばかりです。こちらの“はちみつココア”(500円)は、アイスとホットから選ぶことができ、それぞれ北海道産のクローバーはちみつ、ナタネの花のはちみつの2種類を使っています。ホットとアイス、そして2種類のはちみつで雰囲気の違う、すっきりした甘さをお試しください。

 寒い日が続く今の季節に、マサラチャイはいかがでしょうか。こちらはインドのお母さんが、子どもの身体を思って作ったといわれているドリンクです。甘く煮出したミルクティーに、スパイスのピリッとした風味が加わり、身体が温まります。
 他にも、お好みの甘さで作る“メープルオレ”(650円)、水出しアイスコーヒーと牛乳を使ったほんのり甘い“アイスカフェオレ”(650円)なども用意しています。現在はドリンクメニューのみですが、今後は焼き菓子の提供も検討しているそうですよ。

こだわりのコーヒー豆

 「コーヒー豆は、市内のお店を廻って自分で“いいな”と思ったものを4店舗から買い付けしています。中でも東区の『豆蔵』さんには、前のお店からずっとお世話になっています。お店ごとに違った美味しさがあるので、皆さんにもぜひ味わっていただきたいですね。」これからもコーヒー豆の仕入れ先を増やし、なかなか豆を買いに来られない方のために通信販売も始める予定だそうです。

お好みの味を教えてください!

 お客さまには、一人で来店する女性が多いのだとか。集客や認知には苦労したけれど、自分のコーヒーを飲んで“やっぱりこの味ね!”と喜んでもらえた時は、心から嬉しかったと尾崎さんは話します。「ドリンクを提供する時は、基本的にミルクや砂糖をお付けしていません。できる限りお客さまのお好みに沿った味でお作りしますので、お気軽にご希望をお申し付けください。」と笑顔の尾崎さん。あなただけの一杯をお伴に、素敵なくつろぎの時間をお過ごしください。

“おかえりなさい”が溢れるカフェ

 温かくて笑顔でいっぱいの“おかえりなさい”が溢れる、家のようなお店になりますように…。『Cafe home』という店名には、そんな願いが込められています。「コーヒーが大好きな方も、普段あまりコーヒーを飲まない方も、一緒に色々な楽しみ方を見つけていけたら嬉しいです。ぜひお気軽にいらしてくださいね。」尾崎さんは笑顔でお客さまへの思いを語ってくれました。

あなたも『Cafe home』で午後の光に包まれながら、美味しいコーヒーで素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
 

店舗名 Cafe home(カフェ ホーム)
住所 北海道札幌市西区二十四軒4条5-10-12 hayashiBA 2F
電話番号 080-3294-8637
営業時間 13:30~22:00
定休日 日~木曜日(金・土曜日のみ営業)
ホームページ https://ja-jp.facebook.com/home.nanacoffee/