【北海道・札幌】濃厚風味に感動！本格的イタリアンジェラート『Gelateria WHITE』

※2024年11月現在こちらのお店は閉業しています。

2018年12月22日に札幌市南19条でオープンしたジェラート店『Gelateria WHITE（ジェラテリア・ホワイト）』。いま札幌で人気の『Café Blue』の姉妹店です。

北海道産の牛乳をベースにしたジェラートは、製法と管理にこだわった本場イタリアの味を目指しています。イタリアのジェラートのように、ジェラートには北海道産の手作り生クリームをのせることができ、濃厚な素材の旨味を楽しむことができます。

今回は、運営会社常務取締役の土肥大介さんと、同店店長の土肥愛望さんに取材にご協力いただき、こだわりのジェラートについてお聞きしました！

本場イタリアのジェラートを日本で

ジェラートの作り方や味わいの奥深さに惹かれ、ジェラート店のオープンを決意したお二人。日本各地だけでなく海外のジェラートも食べ歩きしたそう。その中でも特にインパクトがあったのが、ジェラートの本場であるイタリアのジェラートです。

「各地の食材や風土でジェラートの味が全く違うのに驚きました。その中でも、イタリアンジェラートのおいしさに衝撃と感銘を受けたことを今でも覚えています。甘味料や添加物をなるべく使わずに素材の味を最大限に引き出す製法なので、すべて濃厚な味わい。このジェラートを日本にも広めたいと思い、イタリアンジェラートのお店をオープンすることに決めました。」（大介さん）

試行錯誤して開発した濃厚ジェラート

『Gelateria WHITE』では、常時12種類のフレーバーを展開しており、その中で4種類ほどは季節の食材を使った期間限定商品となっています。

全て、愛望さんを中心に試作を重ねて開発した商品ばかり！なんと、一番人気の濃厚ホワイトに関しては80回以上の試作をしたのだとか。道産の牛乳にこだわり、ほとんどのフレーバーは別海町の牛乳、濃厚ホワイトは中標津町の牛乳を使用。この2種類の牛乳を使い分けているそうです。

愛望さんのおすすめのフレーバーをお聞きしました。

「一番のおすすめはフロマージュピスタチオです！イタリアでは酸味の強いものとピスタチオが組み合わされていましたが、フロマージュチーズと合わせたことで日本人でも食べやすい優しい味に仕上げています。」

実際に試食させていただいたのですが、フロマージュチーズの濃厚な旨味を強く感じ、その中に大きめに砕かれたピスタチオの食感と風味を感じて非常においしい一品でした！

ジェラートは蓋ができるショーケースの中で保管されており、空気に触れないため品質を保っていることができます。劣化せずにおいしい状態をキープできる蓋つきのショーケースは、同店で最もこだわった設備だそうです。

ジェラートだけじゃない！パフェやコーヒーもおすすめ

『Gelateria WHITE』では、こだわりのジェラートのほか、ジェラートを使ったパフェやシェイクなどもおすすめです。旬のジェラートを使用した期間限定パフェもあり、ボリューム満点で食べ応えばっちり！なんと常連さんの中には、ジェラートのトリプルとパフェをぺろりと食べてしまう方もいるのだとか。

また、コーヒーは札幌市内では取り扱い店舗の少ないFuglen Tokyoのノルウェー産コーヒー豆を使用しています。フルーティーで酸味が強く、さっぱりしていて飲みやすいのが特徴です。濃厚ジェラートとの相性がとてもいいですよ。

札幌一のジェラート屋さんに！

最後に今後の目標をお聞きしました。

「イタリアでは食後のジェラートが当たり前のように食べられていて、ジェラートの文化が根付いています。日本ではまだまだジェラートはメジャーではないですが、もっとジェラートを当たり前に食べるような文化をつくっていきたいです。当店の商品からジェラート文化が広まるよう、ネット販売も始める予定です。もっとジェラートを日本に広めたいですね。」（大介さん）

「フルーツ系のフレーバーをもっと増やしたいと思っています。寒い季節でもジェラートを食べていただけるよう、秋や冬にはその季節の旬のフルーツを使ったフレーバーをどんどん開発して、一年を通してジェラートを食べていただきたいですね。そして、道内で一番のジェラート店になることが目標です！」（愛望さん）

濃厚なイタリアンジェラートを、北海道を中心にした日本の食材で仕上げる『Gelateria WHITE』。こだわり抜かれた濃厚ジェラートは、何個でも食べたくなるくらいのおいしさです。これからジェラートの文化が『Gelateria WHITE』から全国へ広まるかもしれませんね。