【北海道・石狩】自然食カフェ・レストラン『ル・ヴァン ヴェール』で大地の恵みを堪能
四季折々の花や野鳥など。自然豊かな「緑苑台」にある『ル・ヴァン ヴェール』は、玄米リゾットや地元で採れた野菜を提供するカフェ・レストランです。
店主の木村さんに『ル・ヴァン ヴェール』のこだわりについてうかがいました。
『ル・ヴァン ヴェール』でいただく旬の味
『ル・ヴァン ヴェール』は、フランス語で緑の風を意味します。名前の由来は、緑苑台という地名とこの土地の雰囲気からインスピレーションが湧き、フランス語で「緑の風」とつけられたそう。11時から14時までのランチタイムでは、2種類のメニューに、プラス500円でデザートがついたランチを提供しています。
ランチメニューのメインディッシュは魚または肉です。使用する魚は、冬場は“たら”など季節に合わせた旬のもの。四季折々のさまざまな海の幸に出会えます。
そして、肉は、“望来豚(モーライトン)”と呼ばれる北海道石狩産の豚肉を使用。望来豚は、飼料からとことんこだわった豚肉で、豊かな肉汁に加えて、香りがよくあっさりした脂身が特徴です。『ル・ヴァン ヴェール』では、この望来豚を季節の野菜と合わせて調理し提供しています。
魚や肉にとことんこだわっていますが、野菜をふんだんに使用した前菜がメインに思えてしまうほど、野菜を使用した料理にもこだわっています。
「前菜サラダ」は6種類の野菜料理にミニスープがついたセットです。
写真にあるのは、紫キャベツとリンゴを炊いた一品、やわらかく炊いた3種類の豆と玉ねぎ、セロリ、人参を炊いてビネグレットというドレッシングで和えた一品、ヤーコンをレモンとはちみつでマリネした一品、インドの野菜料理などです。一つひとつ丁寧に作る前菜サラダは、旬の野菜を使用するため、季節によって違う野菜がいただけると好評です。
ランチには、前菜サラダと肉または魚料理のほか、玄米リゾットがつきます。玄米リゾットは、白米は使わず、すべて玄米なのだそう。
プラス500円でつけられるスイーツは、ブリュレ、チョコレートムース、ミルフィーユなど。季節のフルーツを使い、四季を感じられるように心がけているのだそうです。
石狩の野菜と調味料にこだわった優しい味
同店で提供する料理は、大阪・正食協会のマクロビオティックの理念をベースに開発されています。私たちの体はもちろん、食生活は心にも影響を与えます。体と土地は結びついており、住んでいる土地で採れたものを味わうことで心も豊かになります。
マクロビオティックには、主食は穀物、食事は季節を感じられる旬のものを取り入れる考えが根底にあります。そして、同店でも、石狩の野菜にこだわり、オーガニック野菜などを使用。調味料の砂糖ひとつをとっても、てんさい糖やきび砂糖のみを使用し、白砂糖などは置いていないのだとか。
フランス料理をカジュアルに楽しむ
60歳で長年勤めていたホテルの定年退職を迎え、緑苑台に『ル・ヴァン ヴェール』をオープンした木村さん。オープンから約3ヵ月。宣伝はしていないため、お客さまは、知り合いからの繋がりが中心です。近頃では、優しい味わいに魅了されたリピーターのお客さまも増えているそう。
「フランス料理だからと身構えず、コーヒー一杯だけでも、カジュアルに楽しんでいただけたらうれしいです。」と木村さん。
もちろん、お子さま連れのお客さまも大歓迎です。ただし、お子さまランチは用意していません。なぜなら、お子さまにも、おいしい野菜の味を知ってもらい、本物の味に触れてほしいから。小さいお子さま連れの場合は、大人のメニューをシェアしていただき、一緒に楽しんでいただいているそうです。
白を基調とし、やわらかな雰囲気漂うスタイリッシュな店内で、カジュアルにフランス料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
店舗名 | ル・ヴァン ヴェール |
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住所 | 北海道石狩市緑苑台東3条3丁目254番地 |
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電話番号 | 0133-77-5909 |
アクセス | 石狩市役所から車で約8分、JR学園都市線篠路駅・拓北駅から徒歩約40分 |
営業時間 | [火〜土]ブランチタイム 9:00〜11:00/ランチタイム 11:00〜14:00/カフェタイム14:00〜17:00 |
定休日 | 日曜日、月曜日(正月) |
ホームページ | https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010702/1060810/ |
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