【北海道・麻生】あっさり派ラーメンファンから絶賛好評中!実力派店主の営む『麺屋 まるきよ』
2018年9月にオープンした『麺屋 まるきよ』は、あっさり系のラーメンを好むお客様から圧倒的な支持を受けている、注目のラーメン店です。イチ押しの醤油ラーメンは、丁寧に煮込まれて旨味が凝縮したスープと中細縮れ麵が相性抜群!この道20年の実力派店主の技と情熱が生み出すラーメンの味わいとは?気になる味の秘訣を取材しました。
経験豊富な店主のラーメン店
今回紹介する『麺屋 まるきよ』があるのは、札幌市北区。札幌市営地下鉄南北線・麻生駅から徒歩4分の場所に店を構えています。駅前にありながら駐車場も完備しているため、電車でも自動車でも訪れやすくなっています。同店は、ラーメン店での勤務経験が20年以上もある野口さんが店主を務めています。野口店主は、専門学校に通いながらアルバイトで飲食の道へと進んだそうです。当時は異なった業種の飲食店も経験しましたが、ラーメン店を選んだのは「やはりラーメンが好きだから」と野口店主。様々な物件を見学した中でたどり着いた、この物件との出会いをきっかけに独立・開業を果たしました。
店名は、店主の名前が由来になっているそう。“きよ”さんと親しまれている愛称をもとに考えたといいます。
女性お一人でも気軽に入れる雰囲気
お店を訪れるとまず迎えてくれるのが、清潔感溢れる白色の外観と印象的な赤色の暖簾です。店主の奥様が描いた可愛いイラストが特徴の暖簾や看板は、女性お一人や家族連れでも入りやすい雰囲気で迎えてくれますよ。
店内には、カウンター席とテーブル席の合計12席が設置されています。テーブルやイスは木材、床も木目調になっていて、初めての方でもリラックスして過ごせるような“温もり”を感じる内装に仕上がっています。
あっさり系スープは珠玉の旨味
お店のイチ押しメニューは、醤油ラーメン(750円)です。野菜や豚の骨をじっくり煮出した旨味の詰まった澄んだ出汁に、鯖節を使用した醤油ダレを合わせたスープは、あっさりとしていながら深い味わいが特徴です。素材の味がダイレクトに感じられるあっさり系のスープは味のごまかしが効かないため、口に入れて初めて、仕込みの丁寧さがじっくりと口の中へと染み渡っていくのがわかります。昔ながらの中華そばを彷彿させる素朴さで、こってり系は苦手というご年配の方からも好評だといいます。
トッピングの中でも人気が高いチャーシューは、独特の製法で作られています。豚肉を煮て作るラーメン店が多い中、“焼いて”作るのが同店流。豚肉に下味を染み込ませること約2時間、その後オーブンでじっくり3時間焼き、さらに余熱でじわじわ火を通し、ようやく完成です。前日から仕込んでも1日2本が限界という手間暇かかった、ありがたい一品なのです。芳ばしい香りとシュージーな肉汁が病みつきになるチャーシューは、あっさり系ラーメンにちょうど良いアクセントになっています。
醤油のほかには、塩と味噌ラーメンも提供しています。いずれも1杯750円、プラス80円で大盛りもできます。餃子などのサイドメニューも充実していますよ。
地域を励ました一杯のラーメン
2018年9月5日に開店した同店。オープン翌日には、最大震度7を記録した北海道胆振東部地震に見舞われました。地震の発生直後、ご自宅から店舗までおよそ6キロを歩いて向かった野口店主。その道中でコンビニに並ぶ人々の行列を目にし、“来てくれる人がいるなら”とお店を開くのを決意。電気はとまっていましたが、店内にあった食材を利用してラーメンを提供したそうです。震災の当日にお店を開けたことは、周囲の人々を励ましました。お客様の中には、“一杯のラーメンに勇気をもらった”とこの日の出来事をSNSなどに投稿した方もいらっしゃったといいます。
「緊急時でも自分の判断ですぐにお店を開けられるのが個人事業主の強みだと感じた出来事でした。暗がりの中でもお客様が来てくれて喜んでくださり、とても嬉しかったです。」と野口店主は話してくださいました。
小さなお子様からご年配の方まで、幅広い方におすすめの『麺屋 まるきよ』で、皆さんもあっさり系ラーメンの真髄を味わってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 麺屋 まるきよ |
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住所 | 〒001-0039 北海道札幌市北区北39条西3丁目1-14 |
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電話番号 | 011-594-8424 |
アクセス | 札幌市営地下鉄南北線・麻生駅から徒歩4分 |
営業時間 | 11:00-21:00(L.O20:30) |
定休日 | 水曜日 |