【北海道・札幌】道産食材とトルコ料理の相性は抜群！『トルコカフェ＆レストランLALE（ラーレ）』でトルコの魅力を再発見♪

札幌市電・西線６条駅のすぐ目の前に開店したのが、『トルコカフェ＆レストランLALE（ラーレ）』です。こちらのお店では、トルコ出身のシェフが作る本場のトルコ料理を楽しむことができます。実は、トルコ料理には野菜や乳製品が多く使われていて、北海道産の食材との相性がとてもいいそうです。札幌にいながらトルコの風を感じることができる同店で、トルコの魅力を再発見していきましょう！

北海道の食材とトルコ料理はベストマッチ

『トルコカフェ＆レストランLALE』は、今年７月に開店しました。こちらのお店は、トルコ出身のオーナー兼シェフのキサレさんが、日本人の奥様と一緒に経営している、トルコ料理の専門店です。キサレオーナーは、中国料理・フランス料理と並ぶ世界三大料理の一つでもある“トルコ料理”を多くの人に知ってもらいたいと、このお店を開店したそうです。

日本でも有名なトルコ料理“ケバブ”の印象から、トルコ料理=お肉というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際は、トルコ料理には野菜や乳製品を多く使われていて、ヘルシーなメニューがたくさん揃っているそうです。北海道は、国内でも有数の野菜と乳製品の産地なので、同店では道産食材をふんだんに使ったトルコ料理を提供しています。ちなみに、店名のラーレとは、トルコ語でチューリップのことを指します。チューリップはトルコ発祥で、現在は国花なのだそうですよ。

定番のトルコ料理で舌鼓

トルコは、ヨーロッパや中東などに囲まれた場所にあるため、料理も様々な国の文化が混ざり合っています。同店で提供しているトルコ料理は、前菜・サラダ・メイン料理・ピザなど、本場でよく食べられているポピュラーなものが豊富に並びます。前菜は冷たいものと温かいものの２種類があり、冷たい前菜には豆や野菜をペースト状にしたものをパンにつけて食べる料理などがあります。一方の温かい前菜は、中にチーズが入った生地を油で揚げたトルコ風の春巻きやスープ、魚料理などを食べることができます。中でも同店の一押しは“パトルジャン べエンディ”という料理だそう。網焼きにしたナスを生クリームとチーズとともにペースト状にしたものの上に、トマトソースでじっくり煮込まれたお肉が乗っている一皿です。滑らかなナスのペーストは舌触りもよく、子供から大人まで親しみやすい、まろやかな味わいです。

このほか、船の形をしたトルコのピザ“ピデ”や、北海道産の小麦粉を使った手作りの“ピタパン”もおすすめです。このピタパンにケバブを挟んだ“ケバブサンド”はテイクアウトすることもできるので、ランチにもぴったりです。

トルコのお酒も外せない！

また、ドリンクも、トルコならではのメニューが並びます。アプリコットとチェリーのジュースは、トルコから輸入していて、お子様でも飲むことができます。お酒は、トルコの代表的なビールが２種類、“トルコ ラク”という地中海原産の植物と葡萄の蒸留酒、トルコワインなどが揃います。また、オリジナルのカクテルもあり、見た目も鮮やかで女性に人気のようです。ドリンクはこの他、サッポロビールなども置いていて、産地に関わらずオーナーが気に入ったお酒を提供しています。

トルコスタイルのおもてなし

『LALE』は、トルコ流の“おもてなし”も魅力の一つです。トルコでは、レストランはもちろん、市場などで買い物をする際にもお店から無料でチャイをサービスする風習があるそうです。“ゆっくりとお店で過ごして欲しい”というトルコ流のおもてなしの心を示したいと、同店でも無料でチャイを提供しています。さらに同店では、お代わりもOKだそう。日本ではトルコ料理の専門店でもチャイは商品として提供されることが多いので、無料でいただけるとはお客様には嬉しいサービスです。

“家族みんなで楽しんで欲しい”

キサレオーナーは、トルコでの中でも、有名な料理人を何人も輩出している“料理人の産地”とも呼ばれる地域の出身で、ご家族も全てシェフだという、トルコ料理のサラブレッドです。20年以上前に来日してからも東京都内のトルコ料理店などで腕を磨いていたといいます。
「美味しいトルコ料理を味わうとともに、店内でトルコにいるような雰囲気を感じてもらえれば嬉しいです。これからも、イスラム教徒の方も、小さいお子様からお年寄りまで、どんな方でも安心して食べられるような料理を、心を込めて作っていきたいです。」と笑顔で話してくださいました。

オリエンタルな雰囲気のタイルが張り巡らされた店内では、トルコの雑貨も購入することができます。
　札幌にいながら、トルコの料理や文化を楽しめるお店『トルコカフェ＆レストランLALE（ラーレ）』に、ぜひ足を運んでみてくださいね。