【京都・東山区】京都旅行の思い出に抹茶体験!日本文化に触れるなら『祇園抹茶café』
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多くの観光客で賑わう古都・京都。四季に合わせて様々な表情を見せる街の景色に、日本国内外から訪れるたくさんの観光客が魅了されています。古き良き日本の姿を楽しめるこの場所に、着物屋さんをリノベーションした『祇園抹茶café』が2017年7月9日にオープンしました。着物屋さんからがらりと業態を変えて飲食店を経営することに決めたのは、オーナーであり店長の前田さんです。同店について、お話を伺いました。
“日本文化を継承する場所は、着物屋さんでなくてもいい”
京都市内にて着物屋さんを二店舗経営していた前田さん。『祇園抹茶café』も、もともとは着物屋さんとして看板を上げていました。
「この場所で10年間着物屋を経営していましたが、自分が倒れたときどうするのか…と考えるようになりました。着物屋だと、若い人が継いでくれるのは難しいかもしれない。お店を継いでもらうためには、どうしたらいいだろうか。そう考えたとき、飲食店だったら若い人材でも継いでくれるのではないか、と考えたんです。」着物を通して日本の文化を継承していきたいと考えていた前田さんですが、着物だけでなく飲食でも日本文化を広めることはできると思ったそうです。こうして、着物屋さんだった同店は日本の代表的食文化である抹茶をメインとしたカフェとなりました。
前田さんは、NPO法人京都SEINEN団の一員でもあります。そのため、『祇園抹茶cafe』は同団体で運営されており、地域や社会の活性化の場としても利用されています。
自分で点てたお茶は美味しい!気軽に抹茶体験♪
『祇園抹茶café』では、食事や飲み物だけでなく、お茶を点てる“抹茶体験”もできます。店内の畳ブースにて、所作から作法までを体験することができるのです。“ちょっとだけ体験コース”は15分程度で気軽に体験できることから、留学生や外国からのお客様をもてなす際にご利用されるお客様も多いのだとか。
抹茶を飲めるお店や、抹茶を使ったスイーツを食べられるお店は多いですが、抹茶を点てる体験ができる場所はなかなかありません。京都旅行の思い出にはぴったりのこちら、足を運ぶ価値がありますよね。
豊かな地域社会を、『祇園抹茶café』で作り出す
抹茶体験ができる畳スペース。実はこちらのスペースは、貸し切って利用することも可能とのこと。有段者限定の囲碁教室も定期的に開催されており、レベルの高い指導を受けられると評判です。趣味のサークルでご利用されるお客様もいるのだとか。ほかにも、落語会や三味線の発表会などのイベントも企画中とのことです。
また、店内では“棚フリマ”も。棚に自身の作品を展示しておくと、それを気に入ったお客様に購入いただける、という仕組みです。海外からのお客様が、京都土産として購入されることも多いそうです。
このように、地域や社会の豊かな文化活動や経済活動を同店が担っています。
抹茶尽くしのこだわりメニュー
同店のメニューは、食事も飲み物も抹茶をベースにしています。抹茶パンを使用したサンドウィッチランチは、抹茶パンとサーモンの味わいが意外なほどベストマッチ。
スイーツも抹茶ベースで作られており、人気の抹茶プリンや抹茶フレンチトーストは、甘味と抹茶本来の渋みのバランスがよく好評なのだとか。夏は宇治抹茶金時のかき氷が大人気だそうです。
ドリンクメニューで一際目を引くのが、抹茶ビール!ビールと抹茶の苦みと渋みの相性が抜群です。見た目のインパクトから、インスタ映えもしますね。
日本文化と日本の心を感じてもらいたい
「日本の方には日本文化の継承を、外国の方には日本文化との触れ合いを、当店でしていただきたいと思っています。日本ならではの“おもてなしの心”を大事にした接客で、食事だけでなく肌で“日本”を感じていただければ嬉しいですね。」と前田さん。
日本に住んでいながらも、日本ならではの文化を体験する機会はなかなかありません。貴重な体験を提供してくれる『祇園抹茶café』。京都を訪れた際には、京都の思い出にぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 祇園抹茶Cafe |
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住所 | 京都府京都市東山区常盤町158-2 |
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電話番号 | 075-531-1200 |
アクセス | 京阪祇園四条駅の7番出口から徒歩5分 |
営業時間 | 14:00~18:00(ラストオーダー17:30) |
定休日 | 水曜日、木曜日 |
ホームページ | https://gionmaccha.com/ |
SNS | |
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