飲食店においては、日々経営の黒字化や集客に頭を悩ませているというオーナー様も多いのではないでしょうか。特に、新型コロナが飲食店にもたらした影響は計り知れず、未だ集客力が戻っていないという店舗も多いでしょう。
そんなときに利用したいのがfreeWi-Fiに接続したお客に向けてダイレクトに飲食店の情報を訴求できる『Wi-Fiチラシ』です。
本記事では、Wi-Fiチラシとは一体何で、Wi-Fiチラシを利用することで飲食店にどんなメリットが与えられるのかという点について解説してまいります。
飲食店でターゲットを絞った集客、また、集客力アップを狙っている方は是非参考にしてみてください。
WiFiチラシとは…?
Wi-Fiチラシとは、簡単に言うと、Wi-Fiを設置している店舗が自店舗の来店を促進するプッシュ通知やメッセージをタウンWi-Fiユーザーに向けて送ることができるものです。
タウンWi-Fiについて解説をしておくと、タウンWi-Fiとは普段バラバラで提供されている、駅の公衆Wi-FiなどのWi-Fiスポットに自動で接続を設定できるアプリのことで、現在600万ダウンロードがされている人気のアプリになります。
例えばタウンWi-Fi利用者が東京駅で公衆Wi-Fiに接続した際、freeWi-Fiを飲食店に設置しているとすでにタウンWi-Fiのなかに位置情報として登録されているので、『東京駅の近くにおすすめの飲食店がありますよ』という風に通知を送ることができるわけです。それが『Wi-Fiチラシ』になります。
リアルタイムで店舗の近くの駅等、公衆Wi-Fiに接続したお客にチラシを流すことができるので、来店意欲を高めることに効果的です。更には、実際に店舗に来店すると自店舗のWi-Fiに接続しますので、来店を検知することもできます。
WiFiチラシを利用するメリット
実際、Wi-Fiチラシを利用するメリットは下記のようなメリットがあげられます。
・ターゲットを決めて訴求ができる
・来店意欲を高められる
・来店者の分析ができる
・低コストで始められる
・デリバリー利用者にも効果的
・観光客にもお店の存在を知ってもらえる
ではここからは、上記のポイントについて詳しく解説していきましょう。
・ターゲットを決めて訴求ができる
1つは、ターゲットを決めて訴求ができるという点です。東京駅であれば東京駅、渋谷であれば渋谷等、お店付近の公衆Wi-Fiに接続した利用者に、プッシュ通知を送ることができるので、ターゲットを決めて訴求をすることができます。
もちろん飲食店の業態によって営業時間なども変わってくるので、営業時間にあわせて配信時間を変更することも可能です。
WebサイトやSNSなどで集客をしても、なかなか足を運んでくれる人がすくないという場合は、まずはターゲットを絞って訴求をすることで高い広告効果が得られる可能性もあります。
・来店意欲を高められる
また、お客からしてみれば近くの駅でWi-Fiに接続した際に、通知が来るわけですので、『近くであれば行ってみようかな』と来店意欲を高めることもできるはずです。
紙媒体のチラシをくばっても見てくれない、捨てられるということは多いですが、スマホに通知が行き、かつ近くにあるとすぐ分かるのであればそのまま足を運んでくれることも増えるでしょう。
・来店者の分析ができる
そもそもタウンWi-Fiを設置している店舗であれば、Wi-Fiに接続したお客の簡単な情報から、来店者の客層などを分析することができます。
ですので、Wi-Fiプッシュ通知を見て来店したお客に関しても、分析をし、どの時間であれば効果的であった、近くの小さい駅よりも、1つ離れた大きい駅からの流入が多かったなどの分析が可能になります。
そうすることで、プッシュ通知を流す時間や、流す場所なども改めて変更したり増やしたりすることができるでしょう。
・低コストで始められる
通常広告を出すとなると、それなりのコストがかかるものです。しかし、Wi-Fiチラシの場合は、広告を出したり、飲食口コミサイトに登録したりするよりも安価にはじめることができます。
飲食店開業時で集客をしたいのはやまやまだがあまりコストをかけられないといった場合、新型コロナの影響で売り上げが落ちていて、これまで登録していた口コミサイトをいくつか解約したといった場合でもコストを気にせず導入が可能です。
・デリバリー利用者にも効果的
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、新しい生活様式が推進されていることもあって、デリバリーサービスの需要が急激に伸びてきました。
出前館やUberEatsの利用者急増はもちろんのこと2020年4月にサービス開始した『menu』というデリバリーサービスも、9月にかけて298%の伸びを見せ、未だ提供地域は東京の一部であるにも関わらず28万人の利用者がいるとされています。
ただし、デリバリーに登録されている店舗が増えれば増えるほど、利用者は一定のお店からしか注文しないといったことになりがちです。しかしWi-Fiチラシで駅近くのデリバリー利用可能なお店としてプッシュ通知を送ることで、これまで知られていなかったユーザーからも、デリバリーを注文してもらえるようになります。
・観光客にもお店の存在を知ってもらえる
更には、最近新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済状況を回復させようと、Gototravelや、GoToEatなどが始まっています。
観光客は、ランチやディナーについてはSNSなどで旅行先のお店を調べていったり、Googleで近くのお店を検索して行ったりするかもしれませんが、駅についてWi-Fiに接続した際、『休憩ができるカフェ』と通知が来ればどうでしょう。旅行でつかれていると、近くなのであれば行ってみようかなという気持ちになりますよね。
Wi-Fiチラシであれば初めて来る観光客にもお店の存在を知ってもらえるので、新規顧客の獲得にもつながります。
WiFiチラシを導入する際の注意点
ただ、Wi-Fiチラシを導入する際は、タウンWi-Fiを導入していることや、お店に光回線などのネット環境が整備されていることが大前提となります。
Wi-Fiチラシの導入を検討されている場合は、光回線やタウンWi-Fiの導入についても、一緒にご案内が可能ですので、お気軽にお申し付けください。
WiFiチラシについてのご相談は開店オンラインへ
コロナ禍で売り上げが落ちている店舗が多い中、飲食店ではターゲットを絞った広告配信が重要になってきます。
WebサイトやSNSなどによる集客ももちろん重要ですが、合わせて近くの駅に降り立ったお客に向けてダイレクトにアプローチすることは、不特定多数の人にアプローチをするよりも来店意欲を高めることにつなげられるのではないでしょうか。
開店オンラインでは、Wi-Fiチラシに関するご相談を承っております。Wi-Fiチラシを導入できる環境が整っていなければ、インフラ整備の部分からしっかりとお手伝いさせていただきますので、ご興味のある方は是非一度開店オンラインのお問い合わせ窓口までお気軽にご相談ください。