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東京

【東京・亀戸】ジャパンクリエイティブが生み出す新スタイルの『亀七旅館』これまでにないオンリーワン旅館の秘密とは?

東京の下町情緒が感じられる亀戸。由緒ある神社仏閣が多く点在し、古くから江戸の人々に愛されてきた風情あるエリア。近年では歴史だけでなく、商店街グルメなどでも注目を浴び、多くの観光客が訪れる町としても人気をはくしています。そんな亀戸の地に今年6月にオープンしたのが、江東区亀戸七丁目に立つその名も『亀七旅館』。
その風情ある名前に反して、外観はタイルとうちっ放しのコンクリート、ガラスブロックが用いられたモダンな建物。一見旅館とは思えないその外観に先ずは固定概念を崩されながらも、入口からすでにワクワク感が止まらない。そんな亀七旅館の女将、國本鹿乃子(くにもとかのこ)さんにお話を伺いました。

デザイン性と機能性、細部にわたるこだわりの設計から生み出される空間演出

入口からすでに驚かされてばかりいる亀七旅館。

―――「私達はまずこの建物の外観とデザインに注目し、和モダンの宿泊施設を構想し始めました。」

亀七旅館の建物は、某有名な建築家が設計され、個人宅として使われていたものを買い取り、コンバージョン(内装リノベーション+旅館業適法化)されている。そのほとんどのベースは手をつけず、元のデザインや素材を活かして、新しい機能を追加し作り替えられたそうです。

エントランスから階段全面に使われているガラスブロックも元からのもので、光が共用部にしっかりといきわたるように設計されていている。また、明るさを取る機能性だけでなく、ガラスブロックならではの屈折による光の演出がとても美しく、時間ごとに違う顔を見せてくれる。他にも、階段やバルコニー、圧迫感を感じさせない空間演出は、建築家のこだわりが随所に光るデザイン性の高い建物になっています。

「初!」にこだわり、これまでにないものを取り入れた、これまでにない旅館

―――「初」ものにとにかくこだわりました。

そうおっしゃる國本さんが一番こだわられた部分は、お客さまが一番触れる時間の長い床材。
『桐と禅の間(当館旗艦客室)』に使われている床材は、なんと箪笥でしか見たことが無い、『桐』の木を使ったフローリング。國本さんは桐のベッドや椅子の販売を行っており、その素材の魅力を一番熟知されていらっしゃるからこそ『桐』という素材を選ばれたそう。

―――「桐」の床材は世界の都心部の宿泊施設でここだけのはずです。当館の一部の客室のように、床材・椅子・小物等、全面的に採用している施設を私は他所には知りません。

その「初」で触れた桐の床材は、すべてが新鮮でこれまでに感じた事のない感触。
先ず驚いたのは足を踏み入れた時の<温かさ>。通常フローリングに触れると冷たさを感じますが、『桐』のフローリングは冷たさがまったくない。むしろ温かく床に触れている感覚が薄らいでいくよう。これは、『桐』が持つ空気を含む層が肌の温度を取り込み保温し『桐』と体温が一体化されることにより、冷たさを感じなくなるのだとか。冬場はエアコンの温風を取り込んで保温されるので、まさに天然の床暖房。いつまでも温かさが持続します。

そして二つ目が<柔らかさ>。木材特有の硬さが無く、ふんわりと沈むような感覚でとても肌に優しく柔らかい。床に直接正座で座ってみても、骨が当たる面の痛さも気にならない感触です。お子様が転ばれても怪我をされません。
また、それ以外にも『桐』はとても万能。通気性がいいため、湿気をいい具合に取り込んだり出したりができるので湿度調整もばっちり。
汚れを弾く力もあるので、色が付いた飲み物をこぼしてもさっと拭けば、水も吸い込まず、汚れも残さない。

―――「桐の良さを言い出したら取材が終わりませんね。(笑) 写真では伝わりませんが、桐は人に暖かさを与えます。ご家族でその暖かさに触れていただきたいです。」

そうおっしゃるほど『桐』に惚れ込まれ、その良さに
多くの人に触れてもらいたいという想いで國本さん達は旅館という形を選ばれました。
お部屋では座布団をあえて敷かず、直接床に座ってもらいたいとおっしゃるように、この『桐』のフローリングを肌で感じないことには、亀七旅館を楽しんだ事にならないほどです。
(電話予約にて「開店ポータルを見た」で桐のお部屋を優待価格にてご案内していただけるそうです。)

まるでギャラリー 随所にちりばめられたアートを楽しむのも、この旅館の魅力

亀七旅館でくつろぎの時を過ごす魅力のもう一つがアート。
日本を代表する写真家として有名な、「横浪修」氏のアート作品の一つ「Assembly」シリーズが各お部屋から共有スペースまで館内のいたるところに、ギャラリーのように贅沢にちりばめられていて、宿泊客はその作品を誰でも楽しむことができます。
作品一つひとつの特徴に沿ってその作品が一番生きる場所を選んで展示しているこだわり。
エレベーターを使わず、最上階から1階まで、ゆっくりとアートを楽しみながら階段を下ってみるのがおすすめです。
もちろん横浪修氏のアート作品を展示している宿泊施設も、亀七旅館が初!
そんな横浪修氏のアート作品をお部屋で一人占めしてみては?

下町人情があふれる亀戸を拠点に日本を楽しむ

亀七旅館がある亀戸はアクセスも便利。駅までは事前にご連絡をいただければ送迎も可(2017年8月サービス開始)。
亀戸駅から東京駅まで約15分。スカイツリーも近く、亀戸駅界隈には、にぎやかな商店街もあり安くて美味しい食事処も多数あります。
旅館の建物は5階建てで、一階大小の2部屋ずつの部屋割りは、思い切ってワンフロアを大人数で貸し切るもよし。海外からの観光客も多い亀戸だからこそ異文化交流も楽しめる。くつろぎの空間と笑顔で迎えてくれる女将のこまやかなおもてなしを是非楽しみに来てください。

―――最後に。
亀七旅館には日本の高い建築技術、日本古来の素晴らしい床材、日本の近代アート、日本伝来のこまやかな気配りなど、あらゆる日本の良さが詰まっています。
まさにジャパンクリエイティブの融合!!
そんな亀七旅館。実はまだまだ言い尽くせない秘密の魅力が!
その秘密は!?・・・ぜひここにきて発見していただきたい!

【OPEN特典】

電話予約にて「開店ポータルを見た」で桐のお部屋を優待価格にてご案内

店舗名 亀七旅館
住所 東京都江東区亀戸7丁目61-10
電話番号 03-3636-3663
営業時間 チェックイン16:00(最終チェックイン:22:00)チェックアウト10:00
ホームページ http://kame7.jp/

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